あらすじ
青春は、気まずさでできた密室だ。今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。始発の電車で遭遇したのは普段あまり話さない女子。二人は互いに早起きの理由を探り始め……(表題作)。部活の引退日、男同士で観覧車に乗り込んだ先輩と後輩。後輩には何か目的があるようだが(「夢の国には観覧車がない」)。不器用な高校生たちの関係が小さな謎と会話を通じて少しずつ変わってゆく。ワンシチュエーション(場面転換なし)&リアルタイムで進行する五つの青春密室劇。登場人物総出演、読んでのお楽しみのエピローグ付き。
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Posted by ブクログ
なんと素敵な短編集。
表題作ははっきり言って最高、青崎有吾と書いて天才と読むのかと思った。
ラストは不穏で、続きが気になる余韻がこれまたよい。
最後のお話だけは、その嘘を嘘だと指摘する必要があったかな?と思ったけど最終的にいいお話に落ち着いた。
エピローグでそれぞれのお話の登場人物が少しずつ出てくるのもよかった。
これはいろんな人におすすめしたいかも。
Posted by ブクログ
メロンソーダの話、油断していたら最後に絶妙な百合をくらった。ノギちゃんの立場で真田と詩子を見ていたい。
作者は百合小説アンソロジー『彼女。』にも書き下ろしているので、百合を感じたのは気のせいではなかった。
高校生たちのありそうでなさそうな空気感が懐かしく、ミステリー要素もあり、おもしろかった!
エピローグで各々のその後が見れたのもよかった!