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気象台に勤務する美晴は、息子の楓大と二人暮し。ある日、自分たちが天気を「よむ」能力を持つ一族の末裔であることを知る。美晴にも天気を予知する不思議な能力が出現し、特別研究チームへの参加を任命される。それは、代々“空の一族”が担ってきた「外番」の仕事をすることを意味していた。「外番」とは、そして一族の「役割」とは一体何なのか? かつてない気象エンタメ小説、ここに開幕!
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Posted by ブクログ
気象を肉眼で観る能力を持った雲の一族ある美晴が、様々な出来事に出会い能力を開花させて行く。 ただそれは素晴らしいことでもない。 能力持ってより感じた気象の偉大差。人間なんかが敵うわけがない大きさ、強さが表現されている。 最近多いゲリラ豪雨や台風被害などが気象の知識とともに説明されている部分もあり、身...続きを読む近に感じることが出来た。
のっけから「空の一族」が出てきてありゃりゃ?と思ったんだけど、ゲリラ豪雨とダウンバーストの場面で一気に引き込まれた。アジア編は中だるみの感があるけど、ラストは映像を見るような迫力があった。 登場人物の中では、ベテランの高橋技官がいいねぇ。でも本書の主役は雲だね。 改めて、ちゃんと雲を見なくては、と思...続きを読むいました。
途中まですごくわくわくしたけど、気象の話が難しくて、結局よくわからんかった(´・_・`) でもまだまだ気になる謎がいっぱいやから、続きも読みたい!
大気中の温度や湿度、気流を読むことができる能力を持った女性が主人公の気象ファンタジー。 台風などの気象現象の推移を予測し災害をへらしたり、台風自体を制御しようとする科学もののお話しでもある。 主人公の女性が母親のこともあり、少し後ろ向きなところがあって、もう一つ物語に乗れなかった。 あと、物語とし...続きを読むて結局なにが書きたかったのか良く分からない印象。人の力の無力さなのか、それでも努力することの大切さなのか、単純に気象現象の壮大さなのか、はっきりしない。それもあって、最後は無理に明るく終わらせたような印象を持った。 ちょっと残念。
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空の一族シリーズ
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川端裕人
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