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Posted by ブクログ
「若作りしようとしてはいけない」ということを面白おかしくつづったエッセイ。
私はバブル世代ではないので、ブランド物をバンバン買ったという経験はない。それでも著者の記述を読むと、バブル世代は楽しい時代を生きたのだなと思う。著者と同世代なら、共感しながらもっと面白く読めるに違いない。
バブル時代にいろいろ買ってきたから「高いもの、いいものを見分けられる」能力=、「バブル・フォース」を使って、安くても高く見えるものを選べという。
提案としては面白い。だが、時代が変わってもうまくいくものだろうか。バブル時代とは、服の素材も形もデザインも変わってきている。時代に合わせて知識をアップデートできていればいいが。時代に合わせることの大切さは、ほかの本でも本書でも繰り返し書かれている。ひとつ例を示そう。
結局、老けて見えるか、若く見えるかというのは”センス”の問題なんです。
というと、元も子もないように聞こえますが、私たちが今まで使ってきた“センス”とは意味がちょっと違います。
私が考える“センス”は、今の時代とシンクロしているかどうか。
”センスのいい人”は、ちゃんと時代にシンクロしてアップデートしている。
(p65)
著者の、『服を買うなら、捨てなさい』(2015年、宝島社)や、『着かた、生きかた』 (2016年、宝島社)のように実用的な指南ではない。実用度は低いが、エッセイとしては面白い。
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