その扉をたたく音

その扉をたたく音

小説・文芸
616円 (税込)

3pt

ミュージシャンの夢を捨てきれず、親からの仕送りで怠惰に暮らす、29歳無職の宮路。ある日、余興の時間にギターの弾き語りをするために訪れた老人ホーム・そよかぜ荘で、神がかったサックスの音色を耳にする。演奏していたのは年下の介護士・渡部だった。「いた、天才が。あの音はきっと、俺を今いる場所から引っ張り出してくれる」――神様に出会った興奮に突き動かされ、ホームに通うようになった宮路は「ぼんくら」と呼ばれながらも、入居者たちと親しくなっていく。人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と、人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    その扉をたたく音
  • タイトルID
    :
    1499459
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年01月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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その扉をたたく音 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人と関わることでしか得られない希望がある。それぞれがそれぞれの場所で人生の進め方や終わり方があって、全部思い通りには行かなくても納得できて楽しかったらいいなぁ。

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    「あと少し、もう少し」で登場した渡部君の経験はこう活きるのかと
    すごく納得しました。
    はたから見たらダメ男の再生物語です。
    音楽で食べていく!絵をかいて食べていく!
    わからなくもないです。そういう時期は私にもありました。
    でもどうその時期を卒業していくのは人それぞれのきっかけがある。
    夢と現実のはざまで難航している人にそっと手渡してあげたい一冊です。

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    とても、清々しく明るく希望をもてる作品でした。
    「あと少し、もう少し」を読んだ後、サックスが上手な渡部くんが出てくる「その扉をたたく音」を勧められて読んでみた。
    介護士として働いている渡部くんと、ミュージシャンの夢をだらだらと追い求めている宮路くんの話。

    夢を少しあきらめているような青年がしっかりと信念をもつ青年と出会い、心を動かされていく。
    また、老人ホームで出会った老人たちと関わりあい自分の夢に向かっていくような気持ちになり、老人たちにも希望をあたえる存在として成長していった。

    最近になって、私は、これをやっていこうとすることに出会い挑戦することにした。この主人公のように前向きに夢や希望を持って生きていこうと思う。まだまだ、これからです。

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの小説にハマり、読んでみることに。他の小説にも登場する人物が出てくることに親近感。後半は泣きながら読んだ。人と関わることは面倒で大変なことも多いが、人と関わる中でしか得られない気持ちもあるなと実感した。

    0
    2026年01月14日

    Posted by ブクログ

    ぼんくらに生きてきた主人公の宮路。音楽を職業として生きていきたいと考えているがなかなか芽は出ず29歳無職という状態。そんな中ボランティアでそよかぜ荘でギターをひくが、老人たちは興味なさそうな様子。一方で渡部のサックスの音色が宮路や老人たちの心を掴む。

    そよかぜ荘に通う日々を通してそして音楽を通して人を動かすものは何なのかを理解していく。老人たちの死を通して自分が嫌なものには目を背け好むものだけに目を向け続けていたことにも気づく。生きていくとは光だけでなく影も見ていかなければならないと。

    そういうことに気づくのに少し人より遅れただけだと思う。なんとなく働き出すより素直な宮地にとってはそれらをきちんと理解して目覚めてから次へ踏み出すことが必要だったのだと思う。人によって考える時間は変わる。時間をかけてでもそういうことに気づけるって素敵だし大事だと思った!

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    “ぼんくら”に生きてきた主人公が、人との関わりを通して再スタートを切る物語。 瀬尾先生の作品に出てくるキャラクターは毒のある言葉を吐くことも多いけれど、その裏に温かい愛情が透けて見えるから読んでいて心地がいい。不器用な人たちがありのまま不器用に生きる姿にも共感できる。 命や老いといった現実を、綺麗事に逃げず真摯に描いているところも心に残った。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    主人公が個性豊かな登場人物を介して、人生が静かに動き出す感じがとてもよかった。
    読んだ後は、前向きで温かい気持ちになれます!

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    「たぶん、どんな状況の中にいても、明日やその先にすてきなことが待ってることをぼくたちは知ってるからですよ」

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    ※風呂に落としてシワシワになって買い取ったやつ
    感想書いたと思ってたのに忘れちゃった。
    めちゃよかった記憶。4.5くらい

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    たとえ夢を現実にしたところで、あるいは早々に諦めたところで、そこから先もまだ人生は続くのだ。

    運命の出会いを果たした2人が音楽で成功していく話ではなく、小さな日常での成長という見知った世界の話ではあるが、何か温かいものを感じた。

    0
    2026年05月23日

その扉をたたく音 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    その扉をたたく音
  • タイトルID
    :
    1499459
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年01月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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