ありがとう、さようなら

ありがとう、さようなら

616円 (税込)

3pt

作家・瀬尾まいこのもう一つの顔。それは中学校の「せんせい」でした。

本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。
給食で苦手な料理と格闘したり、生徒たちからの厳しいおしゃれチェックをなんとか切り抜けたと思えば、生徒会のやる気に感化されたり、合唱コンクールで胸がいっぱいになったり……。
奮闘する瀬尾せんせいと生徒たちのあたたかくてにぎやかな日常の合間に見える、それぞれの成長。「ありがとう」と「さようなら」がめまぐるしく襲ってくる学校という場所で過ごす日々は、瀬尾さんの作品世界すべてにつながる愛にあふれていた。
解説/北村浩子

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ありがとう、さようなら のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年03月24日

    ポジティブな著者の姿勢から元気をもらえるエッセイでした。確かに実際は苦しい出来事も多い仕事なのでしょうが、それを前向きに捉えて行動することが素晴らしく、この様な先生の元で学校生活を送れる子どもたちを羨ましく思いました。次は教師を辞めた後で振り返って書いたエッセイを読んでみたいと思いました。

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    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    疲れた時に読みたい。笑って泣いて癒されました。
    都内の区立中学に子どもを通わせる身としては、地域、学校全体の雰囲気が羨ましくて、子どもを育てるには最高の環境なんだろうなとただただ羨ましかった。素敵な先生に出会えて彼等は幸せだし、ここで素晴らしい先生に育てて貰った瀬尾さんも幸せ者だなって。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月24日

    読みやすかった。
    瀬尾まいこさんが先生だった時代に出会えた生徒も
    きっと良い先生だったなあと思っているだろうな…。

    解説で北村浩子さんが書かれているように
    『きれいな水を飲んだときのような爽快感』
    本当にその通り。
    あたたかさもあり、
    さっぱりとした気持ちにもなれる1冊です。

    瀬尾まいこさんの作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月19日

    著者の中学教師時代を描いたほっこりエッセイ。
    エッセイと言うものは初めて読んだ気がするが、大好きな瀬尾さんの筆致ということもあり全く退屈せずにひとつひとつのエピソードを心地よく読んだ。
    特に「N君のこと」と「サプライズ部」のエピソードがじんわりと心に来て好きだった。

    瀬尾さんは文中で頻繁に、「2組...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月13日

    同じ中学教員という立場から
    自分は仕事が辛くなったり、子供たちに悩むことが多いけれど
    この本を読んで、教員の仕事って素敵なんだな、と再確認することができた。はやくクラスの子達に会いたくなった。子供たちから学ぶことのほうがたくさんある。これからも頑張ろう。と思えるような前向きな本になった。

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    Posted by ブクログ 2021年08月22日

    瀬尾まいこさんに憧れて
    教師になりたいなぁって漠然と思ってた時。
    そんなときに読んだ本。
    一見、なんでもないふつうの日常。
    そんな日常の中に、覚えておきたいと思う大切な瞬間があって、それが丁寧に描かれている。生徒のそのままを受け入れて、尊敬して。出会えてよかった、ありがとうという気持ちを常に持って、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月17日

    中学校の教師をしていた瀬尾さんの生徒さんのと物語。
    教育の現場に立つ人間として、教育という仕事の素晴らしさを実感するとともに、子どもたちの豊かな人間性に心打たれる作品

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    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    2021/08/13
    瀬尾さん自身が中学校で国語の教員をやりながら小説を書いていたときの勤務校での中学生の様子を瀬尾さんなりにまとめたエッセイ。
    すごく読みやすくてそれぞれの話がすーっと入ってくる感じがとても不思議であっという間に読んでしまいました。
    中学校で瀬尾さんが担任として(教科の担当として?...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月06日

    瀬尾まいこさんは小説家でありながら、中学校の教員として勤務していた。

    中学生の日常には、たまに奇跡のような瞬間が訪れる。
    日常はきっと激務で、様々な事件が起こり、流れるように過ぎていくのだろう。
    ただ、一年に何度かご褒美のような瞬間がやってきて、瀬尾さんはその瞬間に立ち止まれる感性があるのだ。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月17日

    作者が中学校教師をしていた頃の、中学生たちとの日々を綴ったエッセイ。
    先生が等身大で生徒と向き合うからこそ、素敵な3年2組が出来上がったのだろうなと感じさせる、1冊でした。

    いつの時代でも、こんな素敵な先生と生徒と保護者の関係が創れるといいな。

    読後は、表題の歌を口ずさんでしましました。

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