掬えば手には

掬えば手には

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

平均的な身長体重。勉強も運動もすべてが普通。
何の取り柄もないぼくはある日、人の心を読める力に気がついた。
おかげで口の悪い店長の下でも難なくアルバイトを続けているけれど、
新人の常盤さんだけは心を開いてくれなくて……。
他者の心に寄り添うひたむきな姿をだれもが応援したくなる、究極に優しい物語。

***書店員さんから絶賛の声があふれた傑作***

ロングセラー『幸福な食卓』、
本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』、
映画化『夜明けのすべて』、
日本中の読者から愛される感動作の数々を紡ぐ著者による、優しいエールの物語。

【オムライス店NONNAのメンバー】
梨木匠(19)平凡なことが悩みの大学生。珍しくこの店で長続きしているバイト。
常盤冬香(21)看護学校2年生。なかなか心を開いてくれない。
大竹さん(39)口も態度も悪い困った店長。実は世話好き……?

オムライス店NONNAのその後を描いたアフターデイズ2編を収録!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    掬えば手には
  • タイトルID
    :
    1953542
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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掬えば手には のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本を購入してから
    なんとなくすぐに読まなかった私。

    「何でこの本をもっと早く
    読まなかったんだろう」そう思わされるほどの
    とっても良い本だった。

    主人公の梨木君は
    自分は何の才能もなく
    普通の人だと深く悩んでいるけれど

    梨木君は人のことをよく見ている。
    少しでも相手が
    今よりも幸せになってくれるようにと
    その心の声に耳を傾け続ける。

    そしてなにより失敗を恐れずに
    相手のために行動を起こすことができる。

    なかなかできることではない。
    それはまぎれもない梨木君の才能だ。


    悩みを抱えた人達が
    梨木君と出会い
    大きな一歩を踏み出せたり
    かけがえのないものに気づけたりと

    それぞれの気持ちに触れるたびに

    微笑ましくって くすっと笑ったり
    胸が ジワっと熱くなって涙が出たり


    とってもあったかい気持ちになった。

    強くて優しさあふれる
    あったかい本に出会えたことに感謝。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    きれいだった。
    僕には何もないなんてことはないんだと気付かされる1冊だった。
    人の気持ちや心の声は直接聞くことはできなくても、感じる努力やどれだけその人のことを見ているか、気にしているかが結局影響しているのだ。だから梨木以外の人物達も自分に焦点を当てない梨木の魅力に気づくことができたのだろう。
    店長が絶妙にいい。

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    すごく心があたたまる一冊でした。
    言葉にできない感情や、日常の機微が繊細な筆致で掬い上げられていて、ページをめくるたびに心が静かに揺さぶられます。
    読み終えたあとには、自分の手の中にある大切なものや、誰かと分かち合う温もりに改めて気づかせてくれるような、優しさが残ります。
    また、心が落ち込んだとき読み返したいと思います。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    本当にめちゃくちゃ良かった。

    読んだあと、今を受け入れて進むということの本当の意味に気づかされた。
    今のままで十分だって自分を納得させられるところが、自分にもきっとある。
    それは自分を慰めるような意味じゃなくて、本当に今のままの自分にちゃんと素敵な部分があるんだってこと。

    自分ではなかなか気づけないけど、良い部分がきっとあるんだと、心から思わせてくれる物語だった。
    それを踏まえて、それがあればまたちょっと先に進むこともできるんだと、温かいエネルギーをもらった。

    そして、店長のキャラが最高。
    最初に登場したときは「いくらなんでもこのキャラは好きになれるか不安…」って思っていたのに、読み進めるうちにむしろ一番好きなキャラになってた。
    空回りすぎてユーモラスになるほどの不器用さが愛おしくなるほど。

    だからこそ、その後の掌編『アフターデイズ』がめちゃくちゃご褒美感。
    彼らのちょっと進んだ日常が読めてこれ以上ない幸せな余韻を感じられた。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    ページをめくる手が止まらなかった。
    すっごく読みやすくて、読み終わった後に心が満たされる感じがした。
    私はつい初対面で自分と合わないと感じた人とは距離を置くタイプだけど、梨木くんは一見冷たく見える大竹さんや常磐さんに、梨木くんなりのアプローチで相手のことを知ろうとしていて、私も見習いたいと思った。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    抱きしめたくなるような作品だった。自分にはなんの取り柄もないと思っている主人公が、人の心が読める能力があると信じ、様々な人々の手助けしていく物語。この作品は才能とは特別な技術がある人のことだけではなく、主人公のように人の心に寄り添い、行動できることも立派な才能なのだと思い出させてくれる。個人的には主人公のバイト先の店長が好きだなと思った。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    心がふわっとあったかくなるお話だった!
    登場人物みんな好き!

    梨木くんは相手のためを思って行動できる優しくてよく気が回る子で素敵だし、香山くんも明るくて真剣で行動力のある男の子で素敵、河野さんも昔の感謝を忘れずに今の人生をたのしんでいて素敵、大竹さんも口悪いし嫌味ったらしいけど梨木くんに心開いててちょっとかわいい、常盤さんも分かりにくいけど仕事にも過去にも向き合って偉い!

    大竹さんの更生計画上手くいくといいな、頑張れ梨木くん、北條さん!!

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    自分にとっての「普通」が、当たり前のことではない、むしろそれが強みなんだと教えてもらえる作品だった。
    主人公のような、相手に対して底知れない優しさで行動できる部分は本当に見習わないと行けないと思う。
    「この人の人生が好転するよう手伝いたい」という純粋な気持ちが人や周りを変えるんだな、と強く思った。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    自分自身、人の空気や表情に敏感だと思うことが多いから、この本の主人公に共感をもった。一方で私は、敏感であることに疲れてしまうことが多いので、主人公がこの力を持ってお節介にも人のために何かしたいと動いている姿は、勇気付けられた。相手の気持ちを読めていると思って動いたけど、それは思い違いの時もあった。読めるなんて力は嘘かもしれないけど、自分の信念を持って動ける彼は確かに皆のヒーローだった。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    星4

    あらすじを見ると、主人公が心を読めるような事が書いてあったので、超能力的で面白そうと読み始めました。
    ただ、読んでみると、超能力ではなくて、人の考えてる事を察する能力に長けている、という感じのようです。
    結末も良かったのですが、それより良かったのが店長さんのキャラクター。
    口が悪かったりするのですが、根は優しいのかな?って所が垣間見えて良きです。

    0
    2026年09月12日

掬えば手には の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    掬えば手には
  • タイトルID
    :
    1953542
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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