ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
電子書籍ストア 累計 685,790タイトル 1,402,526冊配信! 漫画やラノベが毎日更新!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください
試し読みの方法はこちら
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。 その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。 血の繋がらない親の間をリレーされながらも、 出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。 大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。 解説・上白石萌音 ※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
続きを読む
閉じる
「そして、バトンは渡された」
2021年10月29日公開 出演:永野芽郁、田中圭、石原さとみ
新刊やセール情報をお知らせします。
そして、バトンは渡された
新刊情報をお知らせします。
瀬尾まいこ
フォロー機能について
Posted by ブクログ 2022年05月15日
7回も家族形態が変わることに関して、当事者である子供からしたら不幸や苦痛を感じたりするものだと思い込んでいました。 しかし、父母となった5人とも、優子に対する思いは変わらず、我が子として変わらない愛情を注いでいました。様々な理由で離れ離れになっていった家族たちですが、優子への思いは変わりません。...続きを読む 優子が就職する前の学生時代を描いた第1章。結婚を目前とした第2章。 長きに渡って、多くの人々に愛情を注がれ、バトンを繋いでもらった優子。最後に出会いと別れの真実を知った時、きっと温かい気持ちになれるはずです。
大好きな瀬尾まいこさんの本、面白かった。 ニコニコしながら一気に読めました。 主人公の高校生優子は3人の父と2人の母がいる。 ややこしそうな境遇に聞こえるがどの両親も愛情深く、優子を大切に育てる。 37歳のとぼけた新米パパ森宮さんと優子の食卓でのやりとりが大好きです。 心に残ったセリフ 森宮さん...続きを読むが優子に言った、 • 母親になってから明日が二つになった。 親になるって、未来が二倍以上になることだよ。 梨花さん(上白石萌音さんも解説で書いてました) • 楽しい時は思いっきり、しんどい時もそれなりに笑っておかなきゃ。
Posted by ブクログ 2022年05月14日
評判の良い本だったので、どうかな〜と思いながら手に取った。 うーん…掴みどころのない話…と思いながら読み進めたが、いつのまにか全てのバトンがつながってみんなと同様に感動してしまったのであった。
Posted by ブクログ 2022年05月10日
瀬尾まいこさんの本を初めて読んだ。 きっかけは私も本当の親とは別に里親さんに育てられたから。 子の気持ち、親の気持ちそれぞれ私の心に深く突き刺さる。 血縁関係とは何か。 親とは何か。 決して悲観的に描かれてなく幸せな気持ちに慣れたのは作家さんの素晴らしさを感じる。 作品に描かれる料理達も美味しそうな...続きを読むのも良かったです。
Posted by ブクログ 2022年05月07日
そしてバトンは渡された(0507) 親の気持ちの深さ、子供ができることで新しい明日が二倍になると。自分の子供ではなくてもその人のために、誰かのために生きる、尽くすということが自分の人生をより充実させるということをしった 主人公のどのおやに対しても感謝を忘れずに生きる姿勢がすばらしい。どんな環境にあっ...続きを読むても自分は自分だし、周りの環境人に支えられていることは変わらない そして自分の父母への感謝・自分のことよりも子供達のことを一番に考えて支えてきてくれたこと。父母への感謝がつきません。自分も自分の子供にそれを返していけるような親になりたい。 人を思う気持ち、愛の深さを感じる、自分も目の前の人、自分の身の回りの人を心から大切にできる人になりたい。
わたし自身親が離婚しており、なんとなく通じるものがありました。 最初と最後だけ森宮さん視点で描かれており読み終わった後に最初のページを読み返すと鼻の奥がジーンとなりました。 出てくる料理やデザート、食べ物が全ておいしそうでご飯を丁寧に書くのは著者のこだわりだったのかな? 一人暮らしをしてわかりま...続きを読むしたが手作りご飯の大変さ、愛情の深さはとても大きいです 家族の愛、無償の愛、慈愛、みたいな言葉にするのが難しいというか言葉では表せないような深く広い愛情が詰まった本でした。
Posted by ブクログ 2022年05月06日
朝になると明日が2つ来るの。という表現に心を奪われました。 血の繋がりに関係なく、登場人物全ての人に温かさと強い愛を感じました。とても幸せな気持ちになれる作品です☺︎
Posted by ブクログ 2022年05月05日
「私には父親が3人、母親が2人いる。 家族の形態は、17年間で7回も変わった。 でも、全然不幸ではない。」 血の繋がりに関わらず、深い愛情が家族をつくる。 愛情も家族もカタチは様々。 読後は温かい幸福感に包まれました。 上白石萌音さんの解説が素敵で、作品をより鮮やかにする。
Posted by ブクログ 2022年05月01日
映画化が決まった時から、原作読んでから映像を観たいと決めていた作品。 梨花さんは結局、深い愛を優子に対して抱いていて、優子のために自分を犠牲にしながらも幸せを与えて、それだけ深い愛を母親になったら私も持てるのだろうかと思った。親子の絆は、血縁だけじゃない。してもらったことかけてもらった言葉、その大...続きを読むきさが関係性を大きく変えていく。血縁関係があっても歪んでしまう家族もいるもので、血縁が全てではないなあと本当に心から思った。 . 親になると明日が2つ来るの。素敵な表現。 自分の明日と、もっともっと先の輝かしい未来がある明日と、2つ。 私も教育者である限り、明日は自分の分と生徒たちの分があって。母親と同じとまではいかないかもしれないけど、深い愛情を注いであげたい。 . .
Posted by ブクログ 2022年04月27日
複雑なはずな親子関係が、きれいに紡がれている。 子供は愛情を受けて育つ、親になる、どれも口で言うのは簡単だけど実践するのはとても難しくて覚悟がいることだと感じた。 子連れの人と結婚してきちんと親になることが出来る人は何人いるだろうか。
レビューをもっと見る
関連作品一覧へ
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
その扉をたたく音
夏の体温
あと少し、もう少し
卵の緒
試し読み
幸福な食卓
ありがとう、さようなら
君が夏を走らせる(新潮文庫)
僕の明日を照らして
「瀬尾まいこ」のこれもおすすめ一覧へ
▲そして、バトンは渡された ページトップヘ