君が夏を走らせる(新潮文庫)

君が夏を走らせる(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて――。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。(解説・あさのあつこ)

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君が夏を走らせる(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「あと少し、もう少し」の続編と言えるのかな?あの時の駅伝メンバーの一人に焦点を当てた物語。

    前作で自分を取り戻したかのように見えたが、、やっぱり環境は大事というか、高校入学後3ヵ月でがんばることをやめてしまった大田君。

    ズルズルと元のダメだった自分に戻ってしまった、そんな高校2年の夏、なんと先輩

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    「もうすぐ2才になる子を、一ヶ月間日中預かってくれない?」
    16才の自分だったら、そんな頼みを受け入れることが出来るだろうか。
    ちょっとお人好しの太田くんは、鈴香ちゃんと忘れられない特別な夏を過ごすことになる。
    誰かの笑顔の為に、料理や掃除、一緒に遊んだりすることを苦もなくコツコツ出来るのは、本当に

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    読んでいると「あと少し、もう少し」の太田くんだと気がついて驚いた

    育児に関して何も知らない高校生が奮闘しているのが面白い

    中学校の時に変わった想いが高校に入って諦めてしまった主人公
    そんな簡単に変わらせてくれないんだと人生の厳しさを痛感会いました

    育児に関わっていくうちに、また走り出せるように

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    大田くんと鈴香のやり取りの丁寧な描写に妊娠中である自分にこれから待ち受ける子育てのリアルを垣間見るとともに、その子供と過ごす瞬間瞬間の喜びや感動がじんわり伝わってきてとてもよかった。
    最後の鈴香との別れのシーンは本当に胸がギューっとなって切なかった。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    あと少し、もう少しの続編とは知らなかった。読んで大分たつので、細かい話は覚えてなかった。
    大田は先輩から一歳十ヶ月の娘鈴香の面倒をみるというアルバイトを頼まれる。鈴香と大田の一ヶ月の話。
    一日一日成長する子供と何もなさない自分、親になり日々新しいことを学び、新しいことを見つける喜び、そんなことを思い

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    登場人物がみんな温かくて、とても心癒やされる作品でした。子育てをこんな風に前向きに描いた作品も、リアリティは薄いのかもしれませんがありだと思います。
    なにより主人公の大田君の成長から目が離せませんでした。私は未読ですが前作の駅伝を通して変わって、でもそこから上手くいかなくて燻っていた大田君。そんな背

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    「あと少し、もう少し」も好きな作品だけど、この本を読んでさらに好きになった。
    大田くんがすごく良くて、うるうるジーンとしながら読んだ。
    やり直そうとしてるのに、上手くいかない歯痒さがなんとも言えず応援したくなる。

    鈴香も可愛くて小さい子ってこうだったなと懐かしかった。大田くんが戸惑いながらもちゃん

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    目標や楽しみを見失った主人公の高校生が、ひょんなことから一歳の子供の面倒を見ることになり、人を愛しく思う気持ちや自分を大切にする気持ちを取り戻していく話。
    ヤンキー高校生だけど、他人を大切にするし、行動力もある。家事能力も高い!きっかけがあればこんなに前向きに変われるんだなと清々しい気持ちになれまし

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    2歳になったばかりの娘を育てている身としては、鈴香ちゃんの言葉や行動が娘と重なる部分が多く、クスッとしながら読み進めました。
    あと少し、もう少しに出ていた不良少年が鈴香ちゃんと向きあい自分自身にも向き合う様子に胸を打たれました。最後は号泣。笑

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    とてつもなく癒された作品。
    さすが瀬尾まいこさんだなと思いました!

    16歳の高校生、大田くんはある日
    先輩の子守りをお願いされる。
    ご飯を作ったり、あやしたり、オムツを変えたり
    初めは慣れないことばかりでバタバタしていたが、
    徐々に鈴香ちゃんも慣れてきて
    公園へでも一緒に遊ぶことになる。

    この作

    0
    2025年10月10日

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