【感想・ネタバレ】ありがとう、さようならのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年03月24日

ポジティブな著者の姿勢から元気をもらえるエッセイでした。確かに実際は苦しい出来事も多い仕事なのでしょうが、それを前向きに捉えて行動することが素晴らしく、この様な先生の元で学校生活を送れる子どもたちを羨ましく思いました。次は教師を辞めた後で振り返って書いたエッセイを読んでみたいと思いました。

0

Posted by ブクログ 2023年02月11日

疲れた時に読みたい。笑って泣いて癒されました。
都内の区立中学に子どもを通わせる身としては、地域、学校全体の雰囲気が羨ましくて、子どもを育てるには最高の環境なんだろうなとただただ羨ましかった。素敵な先生に出会えて彼等は幸せだし、ここで素晴らしい先生に育てて貰った瀬尾さんも幸せ者だなって。

0

Posted by ブクログ 2022年05月24日

読みやすかった。
瀬尾まいこさんが先生だった時代に出会えた生徒も
きっと良い先生だったなあと思っているだろうな…。

解説で北村浩子さんが書かれているように
『きれいな水を飲んだときのような爽快感』
本当にその通り。
あたたかさもあり、
さっぱりとした気持ちにもなれる1冊です。

瀬尾まいこさんの作...続きを読む品を通して 
様々な先生に出会ってみたくなりました。

0

Posted by ブクログ 2022年01月19日

著者の中学教師時代を描いたほっこりエッセイ。
エッセイと言うものは初めて読んだ気がするが、大好きな瀬尾さんの筆致ということもあり全く退屈せずにひとつひとつのエピソードを心地よく読んだ。
特に「N君のこと」と「サプライズ部」のエピソードがじんわりと心に来て好きだった。

瀬尾さんは文中で頻繁に、「2組...続きを読むを心から愛している」、「2組は本当に優しく温かい学級だった」、というような言葉を使われていたが、もちろんその生徒たちの素晴らしさも間違いなくあるが、何より瀬尾さん自身が生徒たちを包み込めるような温厚な人柄だったからこそ、そんな生徒たちが育まれていったのもあるんじゃないかと思う。

0

Posted by ブクログ 2021年09月13日

同じ中学教員という立場から
自分は仕事が辛くなったり、子供たちに悩むことが多いけれど
この本を読んで、教員の仕事って素敵なんだな、と再確認することができた。はやくクラスの子達に会いたくなった。子供たちから学ぶことのほうがたくさんある。これからも頑張ろう。と思えるような前向きな本になった。

0

Posted by ブクログ 2021年08月22日

瀬尾まいこさんに憧れて
教師になりたいなぁって漠然と思ってた時。
そんなときに読んだ本。
一見、なんでもないふつうの日常。
そんな日常の中に、覚えておきたいと思う大切な瞬間があって、それが丁寧に描かれている。生徒のそのままを受け入れて、尊敬して。出会えてよかった、ありがとうという気持ちを常に持って、...続きを読む生徒と接しているんだなぁと思い、ますます瀬尾まいこさんが好きになりました。

0

Posted by ブクログ 2021年08月17日

中学校の教師をしていた瀬尾さんの生徒さんのと物語。
教育の現場に立つ人間として、教育という仕事の素晴らしさを実感するとともに、子どもたちの豊かな人間性に心打たれる作品

0

Posted by ブクログ 2021年08月13日

2021/08/13
瀬尾さん自身が中学校で国語の教員をやりながら小説を書いていたときの勤務校での中学生の様子を瀬尾さんなりにまとめたエッセイ。
すごく読みやすくてそれぞれの話がすーっと入ってくる感じがとても不思議であっという間に読んでしまいました。
中学校で瀬尾さんが担任として(教科の担当として?...続きを読む)受け持った生徒と関わる中で起こることや日々のやりとりはとても人間味に溢れています。おそらくそんな書き方を意図的にされているのではないかと思います。
また、描写されている中学生たちがみんななんて素直…!!
三年間を通して関わっていればきっと色々な事件やエピソードがあったことだろうと思いますが、きっとそんな中で先生と生徒の信頼関係はすごく良かったのではないかと勝手に想像しています。中学生ってマセガキで面倒くさいなと思いがちですが、そうではない可愛らしい人間味ある一面がたくさんピックアップされていて読んでいて気持ちが温かくなるような気がしました。

0

Posted by ブクログ 2021年07月06日

瀬尾まいこさんは小説家でありながら、中学校の教員として勤務していた。

中学生の日常には、たまに奇跡のような瞬間が訪れる。
日常はきっと激務で、様々な事件が起こり、流れるように過ぎていくのだろう。
ただ、一年に何度かご褒美のような瞬間がやってきて、瀬尾さんはその瞬間に立ち止まれる感性があるのだ。
...続きを読むんとなくわかる。

読んだ後に温かな気持ちになる一冊。

0

Posted by ブクログ 2023年10月17日

作者が中学校教師をしていた頃の、中学生たちとの日々を綴ったエッセイ。
先生が等身大で生徒と向き合うからこそ、素敵な3年2組が出来上がったのだろうなと感じさせる、1冊でした。

いつの時代でも、こんな素敵な先生と生徒と保護者の関係が創れるといいな。

読後は、表題の歌を口ずさんでしましました。

0

Posted by ブクログ 2023年09月04日

感想
良い教師の条件。生徒の良いところに気づくこと。本人も気づいてないかも。それを教えてあげることができれば。先生の感性の鋭さも要る。

0

Posted by ブクログ 2023年06月10日

 瀬尾まいこさん、中学校教師と作家の「二足の草鞋」時代のエッセイ第二弾です。

 担任目線で観察した学校生活や生徒のあれこれが盛り沢山です。一見些細なことでも、何気ない日常から切り取った生徒との思い出には、限りなく愛情が溢れています。
 気になる子に対しても、よさを探し見つけて丸ごと認めようとし、子...続きを読むどもの言動から何かしら学ぶ姿勢があり、教師としての資質もバッチリですね。
 加えて、中学生のもつ未来へのエネルギーや可能性を信じて止まない様子からは、生徒との関係性のよさと共に、保護者の理解と信頼を得ているのも当然と思えます。

 ほぼ2〜3ページで1話という、日記あるいは学級通信のような印象で、軽〜くスルスル読み進められます。
 先生という職業、最近は多忙化が叫ばれブラック扱いですが、安心してください! 本書には深刻な話は一切ありません! 軽やかに書いているのが逆に凄いです。一貫して共通する瀬尾まいこさんの人柄が滲み出ているエッセイで、日常の、小さくても大切なことに気づかせてくれる一冊でした。

 教員の成り手不足の話も聞こえてきますが、瀬尾さんに憧れて教員を目指す人が増えてもいいような気がしますが、どうでしょう? 文科省も中高生への必読書指定してみては? と、余計な提案で終えるんですか! 悪しからず。

0

Posted by ブクログ 2023年05月30日

瀬尾まいこ氏の教諭時代のエピソードが満載。
笑ったり悩んだり、色々な気持ちを引き出してくれる。ちょっとお姉さん目線、大人の目線、時々同じ目線になって思ったことが綴られてる1冊。
温かな空間で何を思うか。

0

Posted by ブクログ 2023年02月02日

実際のところ、中学生が何十人もいるクラスで全員よい子だなんてことはまぁないと思うんです。だって中学生ですよ(笑)。これはあくまで私の場合ですが、小学校、中学校、高校、大学ときた学校生活を振り返ると、中学校が特段にややこしかった。語弊のある言い方かもしれないけれど、小学校はただ無邪気、高校大学は同じ程...続きを読む度のアタマが集い、中学校は最も混交で。だから、こんな素晴らしい生徒たちばかりというのは嘘でしょと思わなくもない。でも瀬尾先生のクラスは本当にそうだったに違いないと思えます。N君はどうしていますか。会ってみたい。

0

Posted by ブクログ 2022年11月09日

瀬尾まいこが先生をやっていた時期のエッセイ。物事を素直にポジティブに捉えていて、こんなに心が綺麗で素敵な人なんだと感じた。こんな先生がいたら素敵だな。先生やりながら作家もやっていてすごいと思った。

0

Posted by ブクログ 2022年05月30日

すぐ読める。瀬尾さんの原点を感じられる、はじめから終わりまで一貫して、中学生の生徒に対する優しい視線に貫かれた一冊。バランス感覚が素晴らしい。

0

Posted by ブクログ 2022年04月09日

瀬尾さんが新任教師として中学生を受け持っていた時のエッセイ。
私の記憶の中では中学生の時って嫌なことばっかりだった気がしたけど、ここに書いてあるような優しさや青春も経験していたことが思い出せた。

当時私にとって先生は、「先生」という自分とは違う生き物だと思っていたから、このエッセイを読むと、先生も...続きを読むちゃんと人間なんだよなぁ…って不思議な感じになった。そしてほっこりした。

0

Posted by ブクログ 2022年03月09日

でも、中学生はぎゃあぎゃあ言わず約束を守る。それはやっぱりすごいと思う。
大人になると、逃げ道がいっぱいあって、すぐどうにかしょうと考えてしまう。もっと中学生みたく、さらりと約束を守らないとな。

0

Posted by ブクログ 2021年10月17日

瀬尾さんの文章はどこかくすっと笑えて、あったかくて、切ない感情になる不思議な文章だと思う。こんな風に世の中を見ることができたら、もう少し私も生きやすかったんじゃないかなあ。

0

Posted by ブクログ 2021年07月02日

瀬尾まいこさんが中学の先生の話。心温まるエッセイ。毎日のように3組の生徒と接し先生と生徒の関係が微笑ましく文章から素敵な関係がにじみ出ている。中学生はまだ子供だけどしっかりしてるし表情が豊かなんですね。

0

Posted by ブクログ 2021年05月14日

担当の生徒を温かなまなざしで見つめつつ
それを面白く、和やかに表現していて
面白かったし、うるっとくる場面もあったし、
自分の中学生時代を思い出し
懐かしい気持ちにもなった。

特に「N君のこと」「些細な親切」というエッセイは
多くの読者の背中を押し、勇気づけてくれる作品だろう。
暖かな気持ちになれ...続きを読むた。

振り返ってみると、中学校時代は楽しかったな
いい先生にめぐり合い、多感な時期で
今でも大好きな芸術作品にも多く触れた

0

Posted by ブクログ 2021年02月24日

瀬尾先生のエッセイ。きっと、難しい問題が山積みなのだと思うが、その中にある前向きでほっこりする日々。

0

Posted by ブクログ 2021年01月31日

瀬尾まいこさん、昨年9月に「そして、バトンは渡された」に出会ってから、(文庫本だと移動時に読みやすいこともあったりして、)ざざざっとまとめ買いをして、いくつか読んできて、いつもほっこりな読後感で温かい気持ちになるのですが、帯にある通り 『瀬尾まいこの全ての作品のルーツとなった“せんせい”時代を綴るほ...続きを読むっこりエッセイ』である。 

エッセイのスタイルもいろいろあるとは思うのですが(すみません詳しくわかってはいません)一話が3-4ページとかで、読書が苦手な人も、読んで温かい気持ちになれるできる120ページ程度の薄い文庫本です。 小さなカバンにも入るし、一話が短いので通勤通学時に個別でも読めるし、やっぱり読書苦手な人に「本っていいよ!」と読んでもらいたい本。

内容としては、解説、部分に書かれているが、以下のとおりである。
==========
P134
これは、瀬尾さんが二足の草鞋を履いていらっしゃったとき ―作家デビュー直後、京都府の中学校で教鞭を執りながら作品をお書きになっていた時期に― 雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されていたものだ。
(中略)
思い出話ではなく、現在進行形で、一般読者向けに職場のことを書く。しかも職場は学校で、当事者(先生や生徒や親御さんたち)も読むことができて、もちろん彼らには「瀬尾先生」が書いているということがわかっている。
==========

(個人的ではあるが)僕の経験でも中学校では、本当に多様なメンバーが集まっていて、そんな中で、いろんな行事があったりいろんなぶつかりあいがあったりしながらクラスとして成長していった記憶が強い。これも解説からの抜粋ではあるが、「きれいな水を飲んだときのような爽快感と、大げさではない優しい感動を、読んでいる最中、ずっともらっていたような読書だった」 まさに、である。



抜粋フレーズ、本当は、丸ごと転載したい、と思った章が(特に)二つぐらいあったのですが、さすがにそれはやめておいて、ページ番号とタイトルだけにしておきます。 その後、(解説でも触れられていた)一部分の抜粋をします。
==========
○P61 「野球、野球、野球」 この章は(自分がラグビースクールでコーチをしていることもあって)本当に感動した。

○P103 「最優秀賞!」 この章は(僕も中学校のころ、ものすごく合唱祭はがんばったこともあって)感動した。
→ (一部抜粋)「もちろん、揉め事もあったけど、自分たちで解決しながら、去年の何倍も良いものに仕上がりつつあった。」
==========
 ※やっぱり状況がカラーでイメージできるような、自分の人生におけるシーンと同期されて琴線に触れるようなこととなると、ぐっと来てしまいますね。。

==========
P69 学校には強制的なことがたくさんある。 生徒たちは苦手だろうが、痛いだろうが、嫌いだろうが、いろんなことをしなくてはいけない。気の合わない人とだって、グループを組まなくてはいけない。それをしなくてはいけないのが学校だ。 だけど、それができるのも学校だからだ。
 学校にはいろんな生徒がいて、苦悩したり間違ったり、喜んだり悲しんだりしながら、せっせと大きくなっている。自分が生徒だった頃、私は自分をだめな生徒だと思っていた。けれど、だめな生徒なんて実際の学校の場にはいない。方法はどうであれ、窮屈で大変な学校という場で毎日を送っている姿は、すごい。そんな中で成長していく様子はきらきらしている。そんな生徒たちと毎日一緒にいられる仕事は、やっぱりすばらしい。
==========

瀬尾まいこさんシリーズ、複数読んできたけど、まだまだありそうなので、また、楽しみにどこかで読んでいこう。

0

Posted by ブクログ 2021年01月26日

瀬尾さんが中学教師時代に書かれたエッセイ。生徒や周囲の人に対するまなざしがとても暖かくて優しい。ほっこりさせられる書きぶりだった。瀬尾さんの著作にも,同じような優しさが出ていると思う。

0

Posted by ブクログ 2023年02月16日

弱小野球部の人数が揃い、ようやく試合に出られた時のキャプテンの話が1番好きなエピソードかな。心がじんわり温かくなった。

0

Posted by ブクログ 2023年02月11日

瀬尾さんの中学校教員生活を題材としたエッセイ。

瀬尾さんは本当に生徒のことが好きなんだなぁと感じる作品です。

私も中学校教員をしていますが、瀬尾さんの作品を見て反省したり頑張ろうと思えたり。

こんな素敵な先生が学校にいたら、楽しいだろうなぁ。

0

Posted by ブクログ 2023年02月05日

瀬尾さんの作品は温かくて大好きなんですが、自分にはキレイすぎるエッセイでした。
一致団結する思いやりのある生徒達に囲まれた教師生活のエッセイです。性質上、ドロドロしたエッセイは書けないだろうとは思いつつ、、、美しすぎる。

0

Posted by ブクログ 2023年01月31日

冒頭、職場の教頭先生に「学級通信みたいと言われた」とのことだったが、その通りなのかサクッと読めた。瀬尾さんが中学校の教師と二足の草鞋だったことを初めて知った。いまや有名人?そのときの生徒たちは鼻高々にも思っているのではないだろうか。
「ありがとう」「さようなら」学校で使うことば。大人になってから「さ...続きを読むようなら」というと悲しいことをイメージしがちだけれど、学校ならそうでもない。卒業式は悲しみの涙ではなく胸を張って送り出せると書いていた瀬尾先生のその心がいいなと思った。

0

Posted by ブクログ 2023年01月18日

正確に書くと星3.6。
瀬尾まいこさんの先生時代の話。
リアルな先生から見た生徒の話が瀬尾さんならではに面白く書かれていて、読んでいてくすりと笑えた。

0

Posted by ブクログ 2021年01月11日

瀬尾さんが中学生の担任だった時の日常がかかれている。中学生って生意気だから大変だろうなぁと思いながら読みました。あまり面白くなかったかな

0

「小説」ランキング