ミーツ・ザ・ワールド

ミーツ・ザ・ワールド

759円 (税込)

3pt

焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里。人生二度目の合コン帰り、酔い潰れていた夜の新宿歌舞伎町で、美しいキャバ嬢・ライと出会う。「私はこの世界から消えなきゃいけない」と語るライ。彼女と一緒に暮らすことになり、由嘉里の世界の新たな扉が開く・・・・・・。推しへの愛と三次元の恋。世間の常識を軽やかに飛び越え、幸せを求める気持ちが向かう先は? 死にたいキャバ嬢×推したい腐女子――金原ひとみが描く恋愛の新境地。第35回柴田錬三郎賞受賞作!

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  • 映画化

    「ミーツ・ザ・ワールド」

    2025年10月24日公開
    出演:杉咲花、南琴奈、板垣李光人

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ミーツ・ザ・ワールド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    腐女子苦手だから手に取るのを躊躇ったけど
    映画の予告の花ちゃんを見て
    読んでみようかな…って思った。
    映画みてないのにゆかりんのセリフは花ちゃんで再生されてすらすら読めた。
    個人的にアサヒがいい事言うな、って思った。
    焼肉が食べたくなった。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読むものではなかった。鉛のように重く、深海に沈んでいくような感覚。
    舞台は新宿、キャバ嬢、ホスト、SNSで見ているだけの世界——私には関係ないと思っていた場所だ。
    そこには「普通」とは違う生き方をする人たちがいた。フィクションのようで、どこかノンフィクションのようでもある。金原ひとみさん

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    登場人物の全員が生きづらさを抱えている。

    生きづらさって比べられない。
    容姿端麗のキャバ嬢に「あなたみたいになりたかった」と言う腐女子。
    「あなたみたいになりたい」っていう「あなた」は幻想・妄想だよね。
    「私の何を知っているんですか」ってドラマとかでもよく出てくるセリフのやつだ。

    キャバ嬢ライは

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    映画前に読もうと思い手に取りました。
    人によって恋愛観も死生観も様々で、けれどそういった当たり前のことを忘れてしまい固定観念を信じる、現代の"普通の人々"に向けた作品なのかな、と感じました。
    緻密な描写、理不尽な展開、ハッピーエンドではないけれど温かさを残した終わり方、好きが詰ま

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    「恋愛はもともと気持ち悪いものだから、この人気持ち悪くないって思える人が出来るまで無理に恋愛しなくてもいい」というアサヒの言葉に共感した。冷静に考えて不自然で気持ち悪い事を本気で一緒にしたいと思える相手ができることは奇跡だろうと思った。

    ゆかりの「電柱とかガードレールみたいにそこにあるのが当たり前

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    読んでいて、主人公だか作者だかの自己評価と他己評価がたまにズレてるから、え?ってなる時がちょいちょいある。でも現実もそんなモンの積み重ねでできてる気がする。回避型やメンヘラな人が登場するけどみんな明るくてよい。さらっと読める。
    sexは気持ち悪い。でもたまに気持ち悪いを越えてしたいって思える人がいて

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    私の中で、「ブックスタンド使いながらドライヤー中も読みたい!となれば結構ハマってる」という基準があるのですが(笑)、本作はこれです(´∀`)

    残りが15頁くらいになってきても、締め方が全く読めなくて。最後まで色々と予想をしながら読めて良かったです!

    レビューで、「ライのスピンオフが読みたい」とあ

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    明け方の繁華街のような空気感だった。
    実際、この物語には明け方の歌舞伎町がよくでてくる。
    消えたかったライはこの物語で切り取った中では最初から最後まで幸せだったのではないだろうか。
    私も消えたい人だからライの幸せがよく分かる。
    そして、私が夜から朝の繁華街が大好きな理由がぎゅっと詰まっていた。
    この

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    初めて金原ひとみさんの作品を読んで、ここまで詳細に主人公の心情を言語化する作者っているんだって思うくらい、細かく書かれてたからあー、こーゆー気持ちだったんだなって共感することができた。またクスッと笑える所がたくさんあったから死をテーマした本だけど読みやすかった。
    金原さんの語彙力とか物事の考え方の概

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

     常識を軽々と飛び越え…などと書くと、個人的に村田沙耶香さんを連想しますが、金原ひとみさんの本作は、似て非なる常識の飛び越え具合で、その熱量は強く勢いを感じさせながら、見事な着地点を見せてくれました。

     歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画をこよなく愛する27歳の由嘉里の新たな世界との出会いを描く物語

    0
    2025年11月12日

ミーツ・ザ・ワールド の詳細情報

  • 映画化

    「ミーツ・ザ・ワールド」

    2025年10月24日公開
    出演:杉咲花、南琴奈、板垣李光人

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