ミーツ・ザ・ワールド

ミーツ・ザ・ワールド

759円 (税込)

3pt

焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里。人生二度目の合コン帰り、酔い潰れていた夜の新宿歌舞伎町で、美しいキャバ嬢・ライと出会う。「私はこの世界から消えなきゃいけない」と語るライ。彼女と一緒に暮らすことになり、由嘉里の世界の新たな扉が開く・・・・・・。推しへの愛と三次元の恋。世間の常識を軽やかに飛び越え、幸せを求める気持ちが向かう先は? 死にたいキャバ嬢×推したい腐女子――金原ひとみが描く恋愛の新境地。第35回柴田錬三郎賞受賞作!

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ミーツ・ザ・ワールド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ゆっきゅんの解説を読みたくて、初めて金原ひとみさんの本を手に取った。
    すぐ読み終えてしまうくらい面白くて読みやすかった。こんなに大好きになれる友達に出会えて由嘉里が心から羨ましい。不器用さも真っ直ぐさも素直さも、すべて愛おしくてライは由嘉里と出会えてよかったねと思った。由嘉里にとってのライとの出会い

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    初!金原ひとみ作品!!
    帯の「死にたいキャバ嬢と推したい腐女子」という一文で一気に引き込まれこの本を手に取り、一行目を読んで買うことを決めた。
    そこからはもう、もう一気読み。夜中が朝になるまで読んだ。
    私はもちろんというかなんというか由嘉里側の人間で、実際にオタクだし腐女子だし周りのオタクたちがどん

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    親子、兄弟、友達だから分かり合えるという事はない、相手に向き合い想いを巡らせ引かれ合う、とても深い話だな〜。読んでよかった!!

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    ミーツザワールド。タイトルの通り世界と、他者と向き合うまでの話。

    金原ひとみは生を祝うのと同じくらい死を抱きしめる作家だなーと思う。あらゆる事実や価値から等距離で、良いとか悪いとか役に立つとか立たないとかの判断を安易にしたりしない。
    今作の主人公のゆかりはそういう振る舞いから遠い人だったけど、ライ

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    「人は何となく好きになるし何となく好きになれないものだよ」

    「ライって大概正しいけどさ、正しくない人だって精いっぱい生きてるんだぜ?そんで自分の正しくなさなんて本人は全部分かってるんだぜ?こぎつけたって言い方しないと由嘉里ちゃんは耐えられないからそう言っただけなんだよ」

    「皆何かこういう個人的な

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    人との関わりについて、分かり合えないもどかしさがあるけれど、それでも一緒にいたいという気持ちが伝わる作品でした。
    そして自死について、忌み嫌われることだけど、本当にそう捉えることなのか考えさせられました。作品のテーマは重く深いものなのに、登場人物のキャラが良く、会話の内容が面白すぎて一気読みです。金

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。
    金原ひとみ作品はエッセイしか読んだことがなかった。これが初めて読んだ小説。
    ちょうど文庫化されたタイミング、しかもゆっきゅんが解説を書いている、ということで、これは巡り合わせ、今読まなあかん気がする、と購入。

    大切な人とのわかりあえなさ。
    この人にはどんなに言葉を尽くしてもわかっ

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    解説でゆっきゅんも書いてるけど、金原ひとみの作品の確実な転換点だと思う
    ライではなく、ゆかりんの視点から物語が展開される本作は、金原ひとみがずっと書こうとしていることの一つの答えな気もした

    「パリの砂漠、東京の蜃気楼」を読むまで、僕は金原ひとみの作品は大好きだけど本人はぶっ飛んでて理解不能な人なん

    0
    2025年01月24日

    Posted by ブクログ

    美しい!
    きっと表紙のイメージが強いからだけど、何度も出てくる歌舞伎町のネオン街より、窓から差し込む光や、つんと冷たく、まだ忙しい世界が起きる前の静かな空気を吸い込みながら ずーっと少し寂しくも綺麗な気持ちで読み終えることが出来た。

    誰かを思ってしまうことの仕方なさ、人間関係はいつだって一方通行で

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさんにどハマりして、本書が文庫化されるのを待っていた。
    作中に『腐女子』というワードが出てくるけど、BL好きの描写はほぼ無く、オタク女子という意味で使われているようだ。

    金原ひとみさん作品らしく、救いがないけど、その中でも一縷の光みたいなものは感じられた。

    終始、主人公目線で物語が進む

    0
    2025年04月06日

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