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【第17回坪田譲治文学賞受賞作】青森県の中学三年生、神山は補欠の野球部員、平凡な生徒だ。ある日、米軍放送で聴いたビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」が彼を変えた。聞き覚えてクラスで歌い、彼はクラスで認められた。多恵からも声をかけられ初恋の思いを抱く。夏休み、さまざまなトラブルが彼を襲う。でも彼には仲間がいるし、ビートルズがくれた勇気もある。「本の雑誌が選ぶ2001年度ベスト1」「第17回坪田譲治文学賞」受賞。
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Posted by ブクログ
1963年青森の中学生男子。部活はパワハラ、アホなこと、エロいことで頭がいっぱい。しかし同級生の謎の女子に偶然出会う。 めちゃくちゃ良かった。泣いてしまった。男子の心を100%描く究極の小説
中学生って一番難しい時期ではないかと思うけど、その成長物語として、色褪せない名作と思う。 作者のこどもに対する信頼とエールを感じる。
青春小説の代表作です。湖畔で出会うシーンは胸が締め付けられる思いで自然と涙が溢れてきました。ビートルズとの出会いがいかに衝撃的であったのか臨時感あふれる思いです。「お願い、お願い、私」いいですね!
2023年の夏フェアで紹介されていて気になって読んだ作品。 「え?」、「ん?」と思わされる展開がたくさんあって面白かった。引き込まれた。百田尚樹さんの「モンスター」と同じくらいページをめくるのが楽しかった。 印象的で好きなシーンが二つある。 音楽教師の小林先生が、声を出して歌わない斎藤多恵に向か...続きを読むって、「音痴でもいいの、大切なのは心を込めて歌うこと」という場面。 もう一つは、静まり返った十和田湖で、斎藤多恵が全裸になって泳ぐ場面。読んでいると自分も開放的な気持ちになれたような気がして良かった。 主人公の神山くんが、ビートルズの曲に心うたれ、結果的に周囲の人間に影響を与えていく。自分にも元気をくれる曲がたくさんある。これからも、それらの曲をたくさん聴いていきたい。
すごくイイね! 読み始めは字が小さくて少し読みづらかったが、あっという間に、このお話しの世界に入って行けた。少し古い時代、でもすごくハッピーな季節。中学生の夏のひととき。あー、これいいな。おすすめです♪
自分が好きなジャンルとかよく分かってないけど本を読んで人生で1番心動かされた作品。これから何冊の本を読んでもベスト5には残ると思う。
最高の読後感!! 多感な年頃の中学生が描かれていて、爽やかな感動で胸がいっぱいです。 きっとこれから何回も読み返すことになる一冊になりました。 前半は大人の理不尽やあり得なさににイライラ。 自分に自信のなかった野球部補欠の主人公が、ラジオで偶然耳にしたビートルズの曲をきっかけに変わっていくのがすご...続きを読むく良かった。 野球部のため、大人の理不尽に立ち向かっていく姿には痺れました。 一人大真面目にHなことで悩んでる様子や、思いついた名案にもおバカで吹いたなー。 野球部の絆、友情、初めての恋。 仲間たちとの無茶もバカもいい。 中学生の成長ってすごいなぁって思いました。 グッとくるシーンがいくつもあって何度も泣いてしまった……。 読後すぐ、また読み返してしまうくらい素敵な青春小説でした!
主人公にエールを送りながら、それが実は自分へのエールであることに気付く。全体的に軽いテンポでサクサク読めます。というか僕は最初から最後まで一気に読んでしまいました。
勇気。一歩前に出よう。 最後の親父さん登場あたりから、 ぐっときたなぁ〜。 電車で読まなくて良かった( T_T)\(^-^ )
ビートルズがきた時代の世相
1962年デビューしたビートルズはあっという間に日本にやって来た。不良の聞く音楽だと否定する大人たち。大人になりつつある中学生は違った。この小説ではそんな中学生たちが、現代と変わらぬ様に部活動をし、性に目覚め、泣いたりわらったりする日々を書いてあるのだが、現代と違うのはまわりの環境。ビートルズがやっ...続きを読むてきたことによって、自分の思っていることや考えていることを好きな様に表現できる様になった初めての世代。大人にもおかしいところはおかしい、と言えるようになった。今から50年以上前の話だがその事を感じさせない。当時もいじめはあった。中学生にもなると皆、好きな人ができたり、好きな音楽や映画などどんどん世界が広がっていく感じ。小説の中で何度も立ち止まり、ちょっと本を置き湧いてくる思いに身を任す。そんなただ読み進めることの出来ない小説。人はみな違う様にこの小説を読んでどう感じたか、思わず話しをしたくなる。わたしは、何度も立ち止まり涙した。青春小説と言うジャンルの中でもキラッと光っている小説。恐らく今から50年前の話しだがまだまだあらたな読者を感動させてゆくだろう。
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