大きくなる日

大きくなる日

594円 (税込)

2pt

4.0

グーパーじゃんけんで人数の少ない方がコート整備をする。それが中学一年の太二が所属するテニス部のルール。ある日、太二は同級生の武藤にパーを出そうと持ち掛けられ、その結果、末永一人が負けてしまう。心にモヤモヤを抱えたまま、太二は翌日を迎えて……。(「四本のラケット」)子供も親も先生も、互いに誰かを育てている。四人家族の横山家の歩みを中心に、心の成長を描いた感動の家族小説。

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大きくなる日 のユーザーレビュー

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Rated 4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    一人の人間が成長する事をゆっくりと緩やかに描いている作品だと思いました。
    特にいいなと思った場面が、
    幼い頃は、自分のことで泣くしか出来なかったのに、いつの間にか相手を思い想像して泣く所。
    物語の些細な箇所でしたが、こうやって人って多くの事を知って、成長していくんだとじんわり感じました。

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    いろんな人が様々な困難にあう中で、でも、周りの人とのつながりと助け合いで困難を乗り越えていく姿がすごいと思った

    0
    2021年08月04日

    Posted by ブクログ

    子供の成長を疑似体験でき小説。山あり谷ありなのよね。それが楽しいんだよね。なんでも一緒だ。立ち止まったら終わり。

    0
    2018年07月16日

    Posted by ブクログ

    四人家族の横山家を中心に、少年と家族の心の成長を瑞々しい筆致で描く家族小説。
    子供の成長は早い。本編の太二少年も、自らを「都営地下鉄三田線」と名乗っていた幼少期から、あっという間に高校受験。多くの人々との出会いを重ねて一人の人間を形成していく。この小説のいいところは、少年だけでなく家族の成長もリアル

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    2018年07月02日

    Posted by ブクログ

    短編を読み進めながら、登場人物たちの成長を、一緒に感じることができました。文書も読みやすく、おすすめです。

    0
    2021年03月24日

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