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Posted by ブクログ
古典文学と日常が絡まる九つの連作短編。
長くあっていなかった兄が突然家に帰ってくる。そしていつかの日々のように、兄が作る美味しいご飯を食べながら本について語りを重ねていく。お互いの恋人を紹介しあったりもする。
食べること、恋をすること、本を読むこと、生きることの楽しさや愛情がつまった一冊だった。
同じ本を読んで、同じ景色を見て、同じ料理を食べても、感じ方は人の数だけあるはず。そこに意味を見出すのは感じる自分自身だから。
本書に登場するトマトスパゲティのレシピのように、何かが増えたりかけたりしても美味しくなる。それが人生なんだなって思うと、もう少しだけ肩の力を抜いて生きていける気がした。
大切な人と一緒にご飯を食べたくなるし、誰かとそっと手を繋いで温もりを確かめたくなった。
ここにでてくるトマトソーススパゲッティはいずれ作る!
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小説・文芸
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