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たとえば、月の光を灯すように、世界を少しだけ変えるスイッチがあるのかもしれない――。夏、恋人セイちゃんとの期間限定・新婚生活(仮)が始まった。ちょっぴり後ろめたいけど、確実に幸せな日々。その中で出会う不思議な人々、不穏なこころの波立ち。こんなことずっと続くわけないってわかってるけど、本当にあなたのこと、愛してるんだよ――ままならない思いを抱えて真摯に生きる彼女と、彼女に似たあなたのための物語。
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Posted by ブクログ
金持ちの主人公と、不倫をし続けるヒロインの物語。主人公の妻が妊娠で、帰郷して出産するという形となりヒロインと(仮)新婚生活が始まる。ヒロインは、その間に様々な人と出会い、人それぞれの生き方を感じ取っていく。結末は、”不倫”をしている時点で、どのような結末を迎えるかは書かなくとも分かるだろう。
好きな雰囲気の本だった。 不倫の話だけどドロドロしていないので あまり抵抗なく読めました。 主人公のふわふわした感じ、セイちゃんの愚かさ。 恋って理屈じゃどうにもならない。 二人の周りの人たちも、それぞれに頑張って 生きていて、暖かくて。 人間らしい部分が共感できた。
父に溺愛されて育った娘は異性を見る目が厳しくなるらしい。ひとりっ子で両親、特に父の溺愛っぷりはネタになるほど、そのせいかどうかは不明だが親しい女友達には「男にキツい」と言われる…。 独占欲も強い方なので、二股や不倫には元より興味もない。わざわざ暴く気はないので、浮気するなら隠し通して欲しいと願う。...続きを読むだから、この本のセイちゃんみたいな男性は大嫌いだ。 妻の里帰り出産を利用して、愛人を家に連れ込むような男。それでも妻を愛していて、息子の誕生を心待ちにするあまり愛人に名前を相談してしまう男。遊び人にしては詰めが甘いっ! 香織はなんでこんな男を好きになっちゃったんだか。30手前の危うい時期なのに…ちょっとくらいお金持ちで料理上手で甘やかしてくれたって、、、と、ついお説教したくなってしまうけどそれが恋なんだよなぁ。 自分の立場に罪悪感を噛み締めて、相手のずるさも、「新婚生活(仮)」がほんとは「新婚生活(偽)」なのも分かっていて、だけど一緒にいたい。 解説の西加奈子さんと同じく、香織のこと愚かだなーと思うけど、どこかこの愚かさが放っておけないと言うか、結局この手の女子は意外にすんなり結婚していくような気がする。なんとなく。 ガチガチで理詰めの女なんて可愛くないよなぁ、と我が身を省みる…。
橋本紡さんの作品が好きです 失敗もしてしまう ふつうのやさしい人ばかりが出てきます みんな一生懸命生きています 心根のいい人ばかりなので 読んだ後、ホッとします。明日から また、がんばれます!
新刊コーナーから購入しました。 とっても読みやすい文章でした。 帯タイトルは、 「あなたの心を灯す スイッチがほしい。」 大好きなセイちゃんには 奥さんがいて。 出産のために奥さんが 里帰りしている間だけ、 新婚生活(仮)が始まる。 期限がついてて、 終わりが近づ...続きを読むいてきて、 わかってるんだけど、 どーしようもない。 セイちゃんのばかー。笑 登場する人たちは、 不器用で傷つきやすくて 懸命なのに諦観を持った人たちばかり。 優しい人たちばかり。 「誰かを好きになるのって、 やっぱり特別なことなんだ。 体を重ねて、心も重ねて、 他人には絶対許さないことを許して――。」 「セイちゃんのことを思い浮かべると、 心がいつも騒ぐ。 いい方にも、悪い方にも、騒ぐ。」 冬に読んだ、 ひと夏のお話。 贅沢。笑
どろどろした不倫の話やのに なぜかそう感じさせない のほほんとしたお話。 主人公の女の子は 救いようがないくらい愚か でもなんか憎めへん。 「好き」ってだけで なんでこんなに盲目になれるんか、 女って恐ろしい。。
不倫のお話。 彼の恋愛モノ読んでみたかったんだよね!やっぱよかったー。 言葉とか行動で表してるわけじゃないのに、なぜか恋愛中のどうしようもない感情がうまく出てた気がします。 それにしても、彼のタイトルはなんだかひかれますね。意味がちょっとわからないけど。
思い込みと運命の違い。 『しょせんは仮の新婚生活なのだ。いや、偽りの新婚生活だ。 だって本当の新婚生活は決してやってこないのだから。』 頭は理解しても心が理解してくれないこと。 みんな寂しい、みんな弱い、みんなズルい。 意地。
セイちゃんとの付き合いは止めたほうがいいけど、こういう女の子ってかわいいなぁと思う。 仮の新婚生活でいろんな人に出会って、もっと世界を広げて、自分を大切にして、幸せになってほしいな。
「最後どうなるんだろう?」と終始思いながら、読み進めた。物凄い出来事を、淡々と、淡々と一人称で描いていく視線は、阪急電車を書いた有川浩の視点に似ているのかもしれない。もちろん作風は全然違うけど。
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