孫物語

孫物語

小説・文芸
594円 (税込)

2pt

4.5

世界を飛び回っていたシーナが自宅に落ちつくことが多くなった。その理由は、なんと「孫」。本好きな長男、口が達者な長女、無鉄砲小僧の二男。ドタバタ騒がしい三匹のかいじゅうの成長ぶりを、基本的にダラシナイにやけ顔で見つめるシーナ。ぐんぐん新しいことを吸収する孫たちに対し、どんどんいろんなことを忘れていくじいじいは、ウロタエながらも大奮闘! 孫愛にあふれた「じじバカ」エッセイ。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

孫物語 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    QM

    購入済み

    椎名誠さんの本をあまり読んでこなかったから知らなかったけどこんなに旅とかずんずんしていくようなパワフルな人だったなんて!3匹の孫の話も、じいじい目線で微笑ましかった。私も北海道でジンギスカンを食べて自然を楽しんで海を眺めて夜は部屋の天井から夜空の星を眺めたい(´・ω・`)

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    自分が独身時代、そして結婚後も何度も読んだ「岳物語」の岳少年が大人になり、結婚して生まれた3人の子供たちとジイジイとなった椎名誠さんの私小説。

    岳物語の舞台になった武蔵野の家から新宿の西側に引っ越し、その武蔵野の家を処分しようという話に時間の経過を感じる。そして全く無責任に寂しさを覚える。

    孫の成長を見てしみじみ喜んでいる姿に、やっぱり岳物語で感じた「理想のお父さん」が、年月を経て「理想のおじいちゃん」になったのだと思った。

    0
    2018年11月20日

    Posted by ブクログ

    「椎名誠」の私小説『孫物語』を読みました。

    「椎名誠」作品は昨年9月に読んだ私小説『三匹のかいじゅう』以来なので4ヵ月振りですね。

    -----story-------------
    「子どもより孫(まご)の方がかわいい」と言うけれど、そんなことは……ありました!

    あまり大きい声じゃ言えないけれど、こんなに楽しいことはない! 
    突如、男女男の孫が「シーナ家」のすぐそばに越してきた。
    はるか昔に書いた『岳物語』の息子「岳」の子たちは小学生。
    本好き、おませさん、活動派の3人は、家の外でも室内でも、今日も何かをやらかしてくれる。
    71歳、「イクジイ・シーナ」の奮闘スーパーエッセイ。
    -----------------------

    「椎名誠」が、雑誌『小説新潮』の2013年(平成25年)10月号から2014年(平成26年)11月号に『じいじいのヨロコビ』というタイトルで連載していた作品14篇を収録した短篇集です、、、

    『三匹のかいじゅう』とは、何故だか孫の名前が変更してあって、ちょっと戸惑いがあったのですが… 孫で長男の「波太郎くん(以前は風太くん)」は11歳になり、本が大好きで、知識がぐんぐん増えて、随分、大人びた感じがしましたね。

    ちなみに長女の「海ちゃん」は「小海ちゃん」という名前になり口が達者で小生意気な8歳、二男の「琉太くん」は「流くん」という名前になり無鉄砲振りに拍車がかかり6歳… と、それぞれぐんぐん成長しています。

     ■サンコンカンからの来襲
     ■屋根裏部屋で待っていた絵本
     ■小さな命を眠らせながら
     ■海賊船作戦
     ■アメリカのねぇねぇがきた
     ■ニンゲンはなぜたたかうのか
     ■別れの一本桜
     ■特別な日
     ■ラクダさんの旅の準備
     ■旅へ、そして帰ってきて
     ■土星とカボチャ
     ■台風を飛び越えて
     ■北の国へ
     ■黄金の夏休み
     ■あとがき
     ■解説 吉田伸子

    作品の冒頭に「椎名誠」が自ら、

    「久しぶりに、日常お茶碗味噌汁タマゴ焼的な話を書くことになった。
     ここでは何も珍しいことはおきないし、
     むかしひっきりなしに行っていた最低気温マイナス59度の日々とか、
     それとは逆に乾燥度100パーセント、最高気温52度の旅、
     なんて息苦しい話は全く出てこない。」

    と語っているように、三人の孫に翻弄される「じじバカ シーナ」の日常が描かれています… 私小説とエッセイの中間的な作品ですね。

    ドタバタ騒がしい三匹のかいじゅうの成長ぶりを、基本的にダラシナイにやけ顔で見つめる「じじバカ シーナ」… ぐんぐん新しいことを吸収する孫たちに対し、どんどんいろんなことを忘れていく「じいじい」は、ウロタエながらも大奮闘するという展開で、『三匹のかいじゅう』の続篇として愉しく読めました。

    そして、愉しいだけでなく、ハイテクトイレや自転車や歩行者の交通マナー等を例にして日本の異文化性に触れる等、世界中を渡り歩いて来た「椎名誠」の文明観や人間観が散りばめられていることにも印象に残りました… 日本の文明批評にもなっている作品だと感じました。

    でも、やはり本書の中心は孫愛… 孫を見ていると時間の流れって、きっと、物凄く速くて、あっと驚かされることの連続なんでしょうね、、、

    「椎名誠」の私小説を続けて読んでいるので… 自分もその一員のような錯覚に陥ってしまいますね。

    肩の力を抜いて気軽に読めました。

    0
    2023年04月04日

    Posted by ブクログ

    久々の椎名誠。やっぱり楽しいわ。
    本人曰くーこの書を日常お茶碗味噌汁タマゴ焼き的な話し。
    そうね昔から読んだ覚えがあるけど
    〜冒険隊みたいなワクワクドキドキの非日常の面白い話し満載。その作者が書く孫物語
    普通であるはずがない。とびっきりだよ。
    はるか昔
    今回の主役の波太郎くん
    小海ちゃん。そして流くん

    「岳物語」〜これは椎名誠の子供
    波太郎くんたちのパパの子育ての話。実に感慨深い。

    そして曽野綾子「?」「太郎物語」は「岳物語」は
    二大子育て物語「自分にとって」

    この本は2015年
    2003年生まれ、2005年、2009年
    12歳、10歳、6.7歳

    波くんは本を読み優しい平和的な少年
    名前は多分仮名。
    小海ちゃんはおしゃまな自分で私立に行くようなマイペースな子
    2人ともアメリカ生まれのアメリカ育ち
    そして流くんー絵に描いたようなわんぱく小僧
    怪我がたえない
    ↑彼のそのまま食べられそうなタンコブをみた。チビのくせに「失礼」戦闘的。

    椎名誠の溢れんばかりに客観的な孫への愛情
    孫べったりではなく
    流くん出産を機に
    日本でいっとき暮らす
    その時の話、限られた日本での生活。
    命名を息子に頼まれ
    考えてのが「台風」、「低気圧」もちろん却下されるだろうから言わずに
    そして流くんと決まった。


    当方ばあばあである身からすると
    あー自分なんて何を与えたのだろう
    ただ楽しんだだけだった、なんて落ち込んだ「今更だけど」
    とにかく、北海道の夏休みでのエピソードなんぞ
    羨ましい限りだった。

    また別の話だけど、
    アメリカ在住の娘がいるのだけどその猫を日本で預かった時
    アメリカ生まれ育ちの猫は「英語ができないと
    何も通じない」とわかった。なんて面白かった。
    当たり前といえばあたりまえなんだけど。
    ふーんだね。
    他にもいろいろの孫だけでないはなし。

    世界を股にかけた冒険野郎の話はホント
    視点やら思考が面白いわ。
    危ないことだらけだったのに
    ようこそご無事で〜感慨深い。

    0
    2021年01月30日

    Posted by ブクログ

    三人の孫に翻弄される「じじバカ」シーナの大爆笑で感動のエッセイ。「三匹のかいじゅう」に続く孫愛に満ちた作品。

    0
    2018年11月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    8月22日の読書:孫物語 椎名誠

    カバー裏より
    『世界を飛び回っていたシーナが自宅に落ち着くことが多くなった。その理由は、なんと「孫」。本好きな長男、口が達者な長女、無鉄砲小僧の二男。ドタバタ騒がしい三匹のかいじゅうの成長ぶりを、基本的にダラシナイにやけ顔で見つめるシーナ。ぐんぐん新しいことを吸収する孫たちに対し、どんどんいろんなことを忘れていくじいじいは、ウロタエながらも大奮闘!孫愛にあふれた「じじバカ」エッセイ。』

    まさかシーナ君くんの「じじバカ」ぶりを読む日が来ようとは…。
    ぬけぬけと「子どもより孫は可愛い」というシーナくん。
    しかしシーナくんも早、70歳を過ぎているのだ。
    複雑な気持ちで読み始めたが、やっぱり他人の孫と言えども子どもの成長は面白い。

    孫に対して上からものを言うのではなく、ましてや媚びることもなく、孫たちの興味とシーナくんの好奇心が、自然に重なり合っているところがいい。

    虫や植物が大好きで、大人しく一人で本を読むのが大好きで、妹や弟にとても優しい長男の波太郎くんとシーナくんとのやり取りは、これからの世の中をしなやかに生きていく子どもの伸びやかさと、それを目を細めて眺めるシーナくんの、緩やかな世代交代。
    そして、この二人に交じって自分の世界をひらいていく次男・流くんの、日々真剣勝負な腕白ぶりがまた愉快。

    男兄弟に挟まれた女の子は女王様になるらしい。
    確かにうちも…。もごもご。
    シーナくんのことを「おじいちゃん」ではなく「ラクダさん」と呼び、男は嫌いだからと私立の女子小学校に通う長女・小波ちゃんはマイペース、要するに自分の都合でシーナくんに係わってきたり、無視したり。
    その辺もまた愉快。

    北海道の余市にシーナくんの家があることは知っていたが、冬の山の中の一軒家を維持する難しさに、その家を手放そうと思った時、波太郎くんの「僕はあの山の上の家が好きなんだ。植物や虫がいっぱいいるし……」という一言で手放さないことを決意。
    じいじいと孫の、男三人の夏休みは、羨ましいくらいに楽しそうだ。
    そして椎名ファンの私の友達もきっと喜んでいるはず。

    本当の豊かさとは”家族が揃う時間”にあること。その時間を持てることにあると気づくシーナくん。
    そういう時間は存外短い。
    だから今、このひと時が、猛烈に楽しく美しく愛おしいのだと思った。

    0
    2019年08月31日

孫物語 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

椎名誠 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す