行人(漱石コレクション)

行人(漱石コレクション)

605円 (税込)

3pt

3.3

気さくな性格で暢気な高等遊民生活をおくる長野家の次男・二郎。対照的に兄で学者の一郎は常に張りつめた神経を持ち、妻・直と二郎の仲を邪推するまでに精神が追い詰められていた。あるとき彼は二郎に、直の貞操を試すため一夜を共にしてくれないかと言い出す。人を信じ、伸びやかに生きたいと願いながら、出口のない迷宮を巡り続けるひとりの知識人の心理状況を克明に描いた、『こころ』へとつながる「後期3部作」第2弾!

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行人(漱石コレクション) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「寝られないとどうかして寝よう寝ようと焦るだろう」と私が聞きました。「まったくそうだ、だからなお寝られなくなる」p423

    ****以下ネタばれ?アリマス


    本書は『こころ/エピソード零』といえるのではないでしょうか。孤独な主人公、長文の手紙、そして死の予感…。「こころ前夜」感、満載です。

    なに

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    前半はそれなりに面白く読めたが、後半、特に最後の章は漱石特有のまどろっこしさに読むのが疲れた。

    巻末の精神科医の解説が興味深かった。一郎は精神的な病気だと述べているが、現代でも一郎的な人って案外その辺に居そう。むしろHさんみたいな人の方が稀有でないかと感じた。

    0
    2015年08月01日

    Posted by ブクログ

    よくわからなかった。頭悪いからな。でも最後になってお兄さん(一郎)の人柄の謎がようやくわかって、二郎と嫂の関係云々って結局あんまり関係なかったのかなーって。

    0
    2015年01月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男女関係(夫婦関係)は今も昔も悩むところは同じ・・・

    男は手に入れるまでは熱いが、手に入れると冷める。
    女は手に入れられてから情を持つ。

    0
    2016年10月29日

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