傭兵ピエール 上

傭兵ピエール 上

660円 (税込)

3pt

十五世紀、百年戦争下のフランス。王家の威信は失墜、世には混沌と暴力が充ち、人々は恐怖と絶望の淵に沈んでいた。そんな戦乱の時代の申し子、傭兵隊を率いる無頼漢ピエールは、略奪の途中で不思議な少女に出会い、心奪われる。その名は――ジャンヌ・ダルク。この聖女に導かれ、ピエールは天下分け目の戦場へと赴く。かくして一四二九年五月六日、オルレアン決戦の火蓋は切られた……。

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傭兵ピエール のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 傭兵ピエール 上
    660円 (税込)
    十五世紀、百年戦争下のフランス。王家の威信は失墜、世には混沌と暴力が充ち、人々は恐怖と絶望の淵に沈んでいた。そんな戦乱の時代の申し子、傭兵隊を率いる無頼漢ピエールは、略奪の途中で不思議な少女に出会い、心奪われる。その名は――ジャンヌ・ダルク。この聖女に導かれ、ピエールは天下分け目の戦場へと赴く。かくして一四二九年五月六日、オルレアン決戦の火蓋は切られた……。
  • 傭兵ピエール 下
    605円 (税込)
    オルレアンの戦いから二年。田舎町の守備隊長となったピエールのもとに、ある密令が届く。英国の捕虜になり、魔女裁判にかけられたジャンヌ・ダルクを救出せよ――。愛する女のため、ピエールは独り敵地深く潜入する。ルーアンの牢獄で再会した二人。だが、ジャンヌの火刑執行まで残された時間はあと一日……。傭兵と聖女の運命的愛を描く歴史ロマン、堂々の大団円。

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傭兵ピエール 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    傭兵は戦争に参加するもの。冬には盗賊になる。目に心地よいものばかりでなく、歴史の教科書には載らない、目をそむけたくなることも描写しているのがよい。
    ピエールのように、悪行もすれば善行もするのが人間なんだろうなあ。

    0
    2015年10月07日

    Posted by ブクログ

     百年戦争下のフランスで傭兵隊を率いるピエール。その旅の途中ピエールはジャンヌ・ダルク(ラ・ピュセル)という少女に心を奪われる。そしてピエールは彼女と共に戦いに向かう事となり…

     初めの略奪の場面こそ血なまぐさいものの、個性豊かな傭兵隊のメンバーに、戦闘シーン、ピエールのラ・ピュセルへの思い、ピエ

    0
    2014年12月24日

    Posted by ブクログ

    ジャンヌダルクと傭兵の話。
    心の強い女性が力の強い男に絶対的な信頼を寄せ、男も全力でそれに応える。こういう話に惹かれるのは、こういう人を望んでるからなんだろう。

    0
    2012年08月22日

    Posted by ブクログ

    俺の名前はドゥ・ラ・フルトの私生児ピエール。泣く子も黙る傭兵隊「アンジューの一角獣」のボスさ。西に戦争があれば今日沈む太陽よりも速く駆けつけ、東に富ある村があれば、略奪、強姦の限りを尽くしてやる。ところが、最近隊の様子がちょこっとおかしい。家庭的雰囲気ってやつか?攫ってきたはずの女どもが隊に妙になじ

    0
    2010年04月18日

    Posted by ブクログ

    読書をほとんどしなかった高校時代、例外的に読んだ作品。
    著者については全然知らなかったが、あらすじを読んでジャンヌ・ダルクものだと知って購入しました。
    佐藤賢一初期の傑作といってよい、読み出したら止まらないエンタメ長編。
    彼の小説に共通するのは、(語弊があるかもしれないが)男が男らしく、女が女らしく

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    もしも、彼女が、生きていたら…?


    15世紀、フランス。
    時は英仏百年戦争の真っ只中。

    気鋭の傭兵隊長ピエール。
    人殺し、略奪、強姦。どんな悪事も平然としてやりまくった彼は、ある日ひとりの女と出会った。

    彼女の名は、ジャンヌ・ダルク。

    その時、彼の中の何かが変わった。

    オルレアン攻防、ラン

    0
    2010年06月23日

    Posted by ブクログ

    傭兵ピエールとジャンヌ・ダルクの物語。
    一応、架空歴史モノになるのだろうけど
    そんな色眼鏡はとっぱらって読んで欲しい!風景、歴史状況、息づく人々…主要人物意外も『生きて』いて読むのが止まらない物語。オススメ。余談だが宝塚で演じられたこともあるそうなw

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    3年ぶりくらいに再読。

    いや、おもろい!

    ありがちな設定だけど、ラストはわかるけど
    おもしろかった。

    ただ最後の章はちょっとはしょりすぎかな。
    あれだけはしょるなら最後の章自体はしょった
    方がよかったかも。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    なんといっても、書き出しは圧巻。その一行に引き込まれます。私生児という出自から引け目を感じ、「シェフ殺しのピエール」として生きてきたピエール。翳のある人物描写はやっぱりイイ!!

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    前半は無頼漢ながら気の良い傭兵隊長・ピエールと無邪気な熱血少女ジャンヌ・ダルクの絡み合いが面白い。熱血少女に諭されて、傭兵隊が妙に家庭的になっていくところなど、なんだか少し不思議なおかしさもありますが、どちらかというと男性的な武勇談の雰囲気です。
    後半はピエールの懺悔譚というか、次々に昔の悪事のつ

    0
    2017年10月30日

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