キリングファーム

キリングファーム

594円 (税込)

2pt

3.0

北海道は羊蹄山の東、支笏湖に連なる山間で競走馬を生産する風死狩牧場。起業に失敗した祐介はそこで働き始める。サラブレッドとの触れ合いに感動しながら、閉鎖された地での生活に不自然さも覚える。やがて次々と変死、失踪事件が発生。ヒグマか、怨恨か、謎が深まる。開拓時代の歴史を縦糸に、現代競馬の最先端事情を横糸に編まれゆく、人と馬との系譜。息もつかせぬ急展開、圧巻の競馬ミステリー。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ダービー馬を育成する牧場にて、立て続けに従業員が死んでいく。藤木祐介はジョッキーの平井啓一と共に、事の真相を追うのだが……。
    予想外の展開が続いたが、結末には釈然としない。
    牧場とその一族によってあれだけの被害者が出ているのに、告発も通報もしないのだから。

    0
    2022年03月26日

    Posted by ブクログ

    島田明宏さんの競馬ミステリー、2冊目。

    今回は、北海道は羊蹄山の近くにある生産育成牧場が舞台。
    東京で仕事に失敗した佑介がそこで働くことになり、サラブレッドとの触れ合いに心洗われていくのだが、一方、人里から隔離された敷地の中では変死や失踪事件が次々と起こり…というお話。
    オーナーブリーダーのことや

    0
    2019年07月19日

    Posted by ブクログ

    島田明宏『キリングファーム』集英社文庫。

    謎解きという点で不満が残る競馬ミステリー。ディック・フランシスの一連の作品レベルを期待したのは間違いだったか。

    明治時代の北海道開拓団の悲劇を描いたプロローグ……時代が現代に移り、起業に失敗した主人公の祐介が北海道の風死狩牧場で働き始めてから次々と起こる

    0
    2019年04月23日

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