なんてやつだ よろず相談屋繁盛記

なんてやつだ よろず相談屋繁盛記

638円 (税込)

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江戸の文化が花開く下町の老舗料理屋「宮戸屋」の跡取り息子は、なんとも妙な若者だ。鎖双棍とかいう武器をしのばせ、いざとなれば浪人とも渡り合う。将棋を指せば腕自慢のご隠居もひとひねり。動物と話しているのを見た、なんて噂も。そんな信吾が、店を弟に継がせて、自分は「よろず相談屋」を開くなんて言い出した…。不思議な魅力をもつ青年と、そこから広がる人の輪を描いた軽妙な時代小説。

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よろず相談屋繁盛記 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • なんてやつだ よろず相談屋繁盛記
    638円 (税込)
    江戸の文化が花開く下町の老舗料理屋「宮戸屋」の跡取り息子は、なんとも妙な若者だ。鎖双棍とかいう武器をしのばせ、いざとなれば浪人とも渡り合う。将棋を指せば腕自慢のご隠居もひとひねり。動物と話しているのを見た、なんて噂も。そんな信吾が、店を弟に継がせて、自分は「よろず相談屋」を開くなんて言い出した…。不思議な魅力をもつ青年と、そこから広がる人の輪を描いた軽妙な時代小説。
  • まさかまさか よろず相談屋繁盛記
    638円 (税込)
    噂はもう聞いたかい? そう、宮戸屋の倅、信吾のことよ。老舗の跡継ぎを弟に譲り、弱冠二十歳で独立。よろず相談屋と将棋会所を始めたって、まったくなんてやつだ。将棋会所はかなり賑わっている様子じゃないか。肝心の相談屋のほうは? ──巷で話題のよろず相談屋。今回はまさかの相談ごとが舞い込みます! 読み味軽快、読んで爽快! 時代小説に新風をもたらすシリーズ、待望の第2巻が登場。
  • そりゃないよ よろず相談屋繁盛記
    594円 (税込)
    宮戸屋で食あたりが出たってよ! そりゃ大変だ、さすがの老舗もおしまいか? ところであそこの長男は、まだ相談屋だか将棋会所だかをやってるのかい? そっちは繁盛してる? しかし、二十歳で独立して、順風満帆とはいかないだろう──。型破りな生き方を通してきた信吾に、今回ばかりは「そりゃないよ」と言いたくなるピンチが。斬新な設定で話題の青春時代小説シリーズ、目が離せぬ第三巻。
  • やってみなきゃ よろず相談屋繁盛記
    660円 (税込)
    宮戸屋の倅、信吾が店を継がずに開いた将棋会所も、一年になるか。記念の将棋大会を開く? そりゃ面白そうだが、一緒に始めた「よろず相談屋」のほうはどうだ? 猫や狸がよく来る? 大丈夫なのか? 将棋大会に多くの人が集まる中、ならず者が暴れ、隠していた武術の腕を見せねばならない事態に。そこから思わぬ方向に物語は動き、信吾に一大転機が訪れる。痛快青春時代小説シリーズ第4作。
  • あっけらかん よろず相談屋繁盛記
    594円 (税込)
    信吾が将棋会所と相談屋を開いて1年。最も大きな変化は、ならず者に絡まれた事件を機に瓦版のネタとなり、武芸が達者であることが町に広まってしまったこと。話題の人物となり、縁談も多く舞い込む中、信吾は自分のことを偏見なく受けとめてくれる楽器商「春秋堂」の次女、波乃と惹かれ合うように。結婚というもうひとつの大きな変化が迫りつつあった。シリーズの大きな転機となる、注目の巻。

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なんてやつだ よろず相談屋繁盛記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    野口卓の小説は、薫風堂ですっかり虜になりました。その後、軍鶏侍、新軍鶏侍を読み、「よろず相談繁盛記」を読み始めました。
    とても軽快ですが、それなりに考えさせられる内容もあり、楽しめそうです。
    加えて、蘊蓄が興味深いですね。

    0
    2021年01月24日

    Posted by ブクログ

    「なんてやつだ」という題なので、軽妙痛快物だと思ったが、意外と読み応えのある時代小説だった。主人公の設定がいい。老舗料理店の長男なのだが、3歳の時に大病をしてから、生き物の声が聞こえ、話もできるようになる。いざというときは、その声が危機を警告してくれる。鎖双棍(ヌンチャク)の使い手でもある。その主人

    0
    2020年06月03日

    Posted by ブクログ

    3歳の時、3日間、高熱と引きつけを繰り返して以降、動物の会話が分かるようになった老舗料理屋の長男・信吾。それだけでなく商売に不都合な症状もあり店を弟に継がせ、得意の将棋とよろず相談を受ける商売を始める。相談と言っても、解決の答えを与えるのではなく、相談者は信吾と話しているとフト閃きを感じ、それが解決

    0
    2019年09月30日

    Posted by ブクログ

    江戸の老舗料理屋宮戸川の長男信吾は三才の時に高熱が続き得意な体質と不思議な能力を持った。
    そんな信吾が店の跡取りを弟に譲り将棋会所とよろず相談屋を開いた。

    0
    2020年03月07日

    Posted by ブクログ

    よろず相談屋繁盛記 全五篇の内1

    老舗料理屋「宮戸屋」の跡取り息子の信吾は、幼少の頃に、大病を患った。
    三日三晩高熱にうなされたが、ようやく一命を取り留めた。
    が、その後遺症で、記憶をなくす事がある。
    その代わりか、定かでは無いが、動物の声が聞こえるようになった。

    そんな信吾が、店を弟に継がせて

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    202110/よろず相談屋繁盛記シリーズ・めおと相談屋奮闘記シリーズ既刊全10作まとめて。毎回平積で新刊を見かけ気になっていたので読み始めることに。最初は、設定てんこ盛り(幼少時に大病、生き物の声が聞こえ会話できる、老舗料理店の長男、鎖双棍の使い手、相談屋と将棋会所を経営)だな~と思ったけど、主人公

    0
    2021年11月24日

    Posted by ブクログ

    のほほんと、おもしろいし
    キャラもわりと好きな感じなのですが
    肝心の「謎」の部分を
    もうちょっと書いてくんないかな。

    悩みを持った客が
    主人公の信吾と話をするうちに
    なぜかヒラメキを得て自己解決するも
    「信吾と話さなければ浮かばなかった」と
    お礼をしてくれる…ってパターン。

    短編でそれが続くので

    0
    2021年09月17日

    Posted by ブクログ

    老舗料理屋の跡取りながら幼い頃に患った高熱のせいか、記憶が時折抜け落ちるという信吾。その代わりなのか、何故か動物たちの声が聞こえるように。
    色男で武芸も出来、将棋の腕もある。一見抜けているようで人を見る目がある。身の危険を知らせてくれたり、逆に安全だと教えてくれる動物たちの声に守られて、実家を継がな

    0
    2019年02月24日

    Posted by ブクログ

    社会に出て実感する。何よりも得難いのは人徳だと。自身の言動の醜さに消沈することもあるが,あきらめず励みたいと思う。本作の主人公のようになれるように。とても感慨深い一冊でした。
    あらすじ(背表紙より)
    江戸の文化が花開く下町の老舗料理屋「宮戸屋」の跡取り息子は、なんとも妙な若者だ。鎖双棍とかいう武器を

    0
    2018年11月16日

    ネタバレ 購入済み

    ちょっぴり不思議で、面白い

    生き物や天空の何処からかの声が聞こえるちょっと不思議な若者の話。その若者は、老舗の料理屋の長男なのに、弟に店を譲って、家を出て、将棋の会所とよろず相談屋を、始めてしまった。名前の如く、己を信じて、進んでいく。結構、面白い。

    0
    2021年07月25日

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