一九戯作旅

一九戯作旅

704円 (税込)

3pt

4.0

物書きになろうと三十歳を目前に江戸に出た十返舎一九は、『東海道中膝栗毛』で人気戯作者となり、原稿料だけで生活する本邦初の作家となる。その旅路で蔦重に励まされ、写楽に嫉妬し、京伝を羨んだ。人は何を面白がり何を笑うのか。飄飄とした語り口の中に革命児の慧眼と心意気を見る、稀代の流行作家の人生絵巻。

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一九戯作旅 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年06月17日

    十返舎一九が武士を捨て江戸に出て、
    押しも押されもせぬベストセラー作家となるまでを
    一九が、弟子にしてくれと断っても十日も通い詰めた
    仁八に語り聞かせる図で、物語る。
    特に、なくなる2年の間しか、あの蔦十とは関わりがなかったが
    最初に会った時に言われた言葉は終生一九の脳裏に輝いた。
    誘われる遊びは決...続きを読む

    0

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