御茶ノ水署・生活安全課保安二係は斉木斉と梢田威だけの小世帯だった。小学校の同級生が御茶ノ水署で再会する。がき大将だった梢田が斉木をいじめた過去があった。それがいまでは斉木警部補と梢田平刑事。復讐に燃える斉木は、ことごとく梢田の出世を妨害し、日常業務に文句をつける。口論しながら推理も続け、神田お茶の水界隈の難事件迷事件を解決していく。ユーモア・ポリス・ストーリー。
Posted by ブクログ 2012年09月03日
まずあらすじを見て、設定が面白そうだな~と思ってました。
小学校の同級生で、いじめていた梢田といじめられていた斉木。
今は御茶ノ水署・生活安全課で斉木が警部補。
梢田は平刑事。
この立場の逆転がどうなっているのか。
読んでみて、その逆転の部分はそんなに効いてなかったかな?
斉木が昔いじめられていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月27日
ミステリーに出てくる刑事や警察は、正義感がものすごい強くて、っていう市民の代表も代表のようなのが多いしし、汚職に絡んだとしても、ちゃんとそれを摘発するような正義感を持つ警察が登場するんだが、
この二人。
小学校の同級生で、仲悪い。
ついでにやる気ない。
とりあえず、パッパッと解決して帰ろーぜ。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月28日
警察小説!というほどの硬いノリでもなく、だらだらしたやりとりメインの一冊。「一応」警察ではあるものの、別に警察らしさみたいなものはあんまりないように感じました。ガチの警察小説好きには肩透かしかもしれませんが、普段そういうのあんまり読まない人には気楽に読めていいのかも。
で、強いて言えば「斉木」が探偵...続きを読む
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