桜雨

桜雨

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作品内容

【島清恋愛文学賞受賞作】東京の小出版社に勤める額田彩子は、幻想絵画集の出版準備をすすめる中、一枚の絵に出会った。闇の中を渦巻いて立ちのぼる朱色の炎、火の粉と共に乱舞する桜の花びら、描かれたふたりの女――。絵に魅せられ、その謎を追う彩子の前に、当時を知るひとりの老女が現れる。戦前の芸術村・池袋モンパルナスで生きた放縦な画家・西游と、彼を愛した早夜と美紗江の凄絶な日々。島清恋愛文学賞受賞作。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
400ページ
電子版発売日
2014年08月01日
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2011年07月18日

 それは目を奪う絵だった。 
 薄墨の夜を背景にして紅蓮の炎が舞いあがる。燃えているのは木造の家屋だろうか、炎に照らされて二人の女の顔が浮かんでいる。何を考えているのかはわからない。苦しみを抱えているようでもあり、頬を緩めて、苦しみから解放された安堵の表情にも見える。火焔が起こす上昇気流に揉まれ乱れ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2008年06月13日

ジャンルはホラーサスペンスと言えるだろうが、
ロマンス要素もかなり強かったと思う。
三角関係に絡む一枚の絵画の謎解き。
最後の最後にハッとするような結末が!

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Posted by ブクログ 2014年11月14日

一人の画家の男を奪い合う女性二人の話。

ここまでのめり込んでしまう恋は怖い。
何となく分かるような気もするけど…あぁ、でもやっぱり、分かりたくないなぁ。

話の中で出てくる絵がとても印象に残って、もし本当にあるのなら実物を見てみたい。

ラストは、あーそうくるか、、と言う感じ。
意外にもアッサリと...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月30日

これは、あれです。平成12年頃に上映されたアメリカのとあるホラー映画のようです。それは表現の手法、という点に関することなのですが、即ネタばれになるのではもう何も言えません。一度観てしまえば二度目は無い、と思われるタイプのネタです。少なくともわたしにとっては。二番煎じと取られないためにも、そのように表...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年08月27日

登場人物が出版社勤務の30歳前の額田彩子と、
かつて同じ美術学校に通っていた美紗江と早夜。
現在と戦時中の話が交互に描かれ更に語り手まで変わる。
1枚の絵の作者・西遊を探す額田と、
西遊を愛した二人の女の嫉妬と執念の物語が交差して、
驚愕の事実が晒される。
読みモノとしてはスゴイんでしょうけど、
...続きを読む

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