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Posted by ブクログ
★5なんて足りない。個人的に10以上付けたいくらい大好きです。
讃良の強烈な怖さに脱帽です。
ただ、この時代に全然興味がない人は(ある人でも難しい)、個人名称が大層難しく、巻き戻して読み直しても誰だったのか分からなくなること間違いないので、wikiとかまとめサイトなどで相関図や名前一覧を見たり、(この本にもあったかな?)とにかく、この人誰だっけ?と絶対になるので用意してから読んだ方が良いと思います。
元々、聖徳太子没後から壬申の乱までの時代が大好きで、大海と讃良が好きなので、ワクワクしながら読みました。
紙で購入しましたが、電子でも買おうかな。
Posted by ブクログ
かつて鹿島神宮の阿礼乎止売であった白妙は、夢解きの名手であった。兄で同じく阿礼乎止古であった黒妙が勤めを行っている新益京に、御名部皇女の夢解きの為に常陸国日枝郷から呼ばれる。
その夢を解くうちに、彼女は讃良皇女の心に滑り込んでしまい、やがて、夢に纏わる秘密を知ってしまうが、太上天皇となっている持統天皇に感づかれてしまい…。
坂東眞砂子作品らしい、仄暗い物語展開だったと思います。
散りばめられた夢のヒントと歴史的事象、宗教観、持統天皇の心の襞を織り交ぜ、ひとつの恐ろしいラストへ導く手腕はさすが。
春過ぎて 夏来たるらし 白妙の
衣干したり 天香山
この歌に、こんな顛末を付けてしまうとは…
恐ろしくもエンターテイメント性の高い物語です。
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