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日本医療再生計画 国民医療費50兆円時代の提言22
誰のための医療か、何のための制度か── 構想10年、ホリエモンが旧態依然とした医療制度にメスを入れる! 健康は自分たちの手で守れ。 「予防」を起点にした、合理と科学で組み直す医療の未来。 2016年に予防医療普及協会を立ち上げた堀江貴文が、専門家や現場の医師と共に構想した22の改革提言。 健診データの一元化、ワクチン政策の再設計、延命医療や保険制度の見直し、教育現場での予防知識の導入──どれも今すぐ始められる現実的な策ばかりだ。 感情や前例主義ではなく、科学とデータに基づいた合理的な選択が求められている。 本書は、次世代に誇れる医療を築くためのアップデートの設計図である。 <目次> 第1章 マイナンバーカードとAIをフル活用せよ 1 健診・検診のデータを一元化せよ──受けて終わりの時代は終わりだ 2 マイナンバー×職域健診──日本も韓国に追いつけ 3 AI予防医療革命──データで「メタボ崖」を回避せよ 4 健診を受けない人には「罰金」を──マイナポータル連動インセンティブ 5 ゴルフや犬で健康寿命を延ばせ──マイナポータルで健康革命を起こす方法 6 ヘルスケア版ふるさと納税──地域から始める医療革命 第2章 医療政策のムダを無くし効果を最大化せよ 7 未来を変えるワクチン戦略──有効性と費用対効果で選べ 8 「胃カメラ」呼びを廃止せよ──上部消化管内視鏡検査の正体と呼称改革 9 科学的根拠のない医療を見つけ出せ──信仰や思い込みで医療費を使うな 10 なぜ湿布や風邪薬に保険を使い続けるのか―医療費1兆円を削減せよ 11 「薬漬け」からの解放──AI活用などでムダ投薬を炙り出せ 第3章 高齢者偏重社会を終わらせろ 12 死に方の自由を取り戻せ──延命医療という名の拷問からの解放 13 「生き方の意思」はデジタルで記録せよ──ACP×マイナンバー連携 14 75歳以上の検診は自己責任でいい──リソースは若者に回せ 15 「高齢者医療費1割負担」にメスを入れろ──真の「支え合い」の実現 第4章 健康で得をする社会を作れ 16 がんは「見える化」すれば怖くない──内視鏡+便検査が鍵だ 17 ピロリ菌は中学生で叩け──胃がん80%削減への布石 18 タバコの価格は今の3倍以上にしろ──喫煙は時代遅れだ 19 禁煙した人が得をする国にしろ──保険料の新しい公平性 20 歯医者に行ったら保険料を下げろ──口腔ケアの意外な破壊力 21 避妊・中絶にも公的補助を──女性の命と尊厳を守るために 22 栄養・運動・性教育を必修化せよ──学校で病気予防を教えよう -
本気で考えよう! 自分、家族、そして日本の将来 物価高、低賃金に打ち勝つ秘策
付け焼き刃のバラマキ政策に流されない! 生活の攻め【資産形成】と守り【年金理解】を確立せよ 社会保障、税、手取りの仕組みがわかれば、豊かな生活は手に入る 賃金停滞と米などの物価高騰の二重苦に晒される私たちの生活。財源なき減税論が政争の具とされ、国民も「今さえよければ」という一種の思考停止状態に陥っている。 日本経済はなぜツケを後回しにし続ける袋小路から抜け出せないのか? 年金や税、賃金の制度を変えることは簡単ではない。しかし、その仕組みを正しく理解することで、減税に頼らず手取りを増やす糸口は見出せる。その時は今しかない。 データに基づいた分析に加え、著者自身の経験則から導いた資産形成方法も明らかにした、国が、個人が生き残るための緊急提言。 -
自然治癒力を引き出す 老化も病も予防できる
病気にならない 「すごい」体のつくり方 “便移植” “がん休眠療法” “園芸療法” 今注目の「全人的統合医療」がわかる がん、認知症、寝たきりは予防できる――。 その鍵は、人間に本来備わる自然治癒力を引き出し、老化や病を遠ざける〝統合医療〟にある。年のせいと諦めていた不調であっても、改善が期待できる新しい医療のかたちだ。 その可能性を追究し続け、東洋医学や民間療法までも実践と検証を重ねてきた外科医が、健康寿命を延ばす日常ケアを具体的に解説。たとえば、頭も体も使う園芸療法、誤嚥を防ぐ咀嚼トレーニング、心を整える瞑想法など、毎日の習慣に取り入れやすいものばかりだ。 最期まで自分の足で歩き、自宅で充実した日々を過ごしたい人、必読の一冊。 -
女80歳の壁
「夫の世話・介護からくるストレスや負荷」「骨粗しょう症による骨折で歩けなくなる」「家族を亡くしたさみしさでうつになる」など、「女80歳の壁」はぶ厚い障害だ。 このような壁を、80歳以上でいきいきしている「幸齢女子」はどう乗り超えているのか? その最強の方法は、とにかく肉を食べること、好きなことだけをして生きること。 「夫と子供は無視していい」「女性・男性ホルモンの両方を補充する」「カツラもしわ取りもOK」等々、壁を乗り超え、高齢期を楽しみ尽くすための生活習慣を詳細に解説。 人生を最後まで充実させたい女性必読の一冊。 -
貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」
自己責任ではない! その貧困は「働けない脳」のせいなのだ。 ベストセラー『最貧困女子』ではあえて書かなかった貧困当事者の真の姿 約束を破る、遅刻する、だらしない――著者が長年取材してきた貧困の当事者には、共通する特徴があった。世間はそれを「サボり」「甘え」と非難する。だが著者は、病気で「高次脳機能障害」になり、どんなに頑張ってもやるべきことが思うようにできないという「生き地獄」を味わう。そして初めて気がついた。彼らもそんな「働けない脳」に苦しみ、貧困に陥っていたのではないかと――。「働けない脳=不自由な脳」の存在に斬り込み、当事者の自責・自罰からの解放と、周囲による支援を訴える。今こそ自己責任論に終止符を! -
「気づき」の快感
一度味わったら、癖になる 「気づき」を意識するだけで毎日が発見だらけに! 面白い発想が見つかる、ちょっとしたコツ 「あなたは気づきが多いほうか?」と聞かれて「多いほう」と言える人は、この本を読む必要はない。なぜなら次々と「気づき」が訪れるときの”快感”を知っているはずだからだ。一方で「少ないほう」という人は、本書を読むと、とんでもない「気づき」が得られるだろう。そもそも「気づき」とは周りの状況に対して、新たな理解や洞察を得てハッとすること。歴史上の偉大な発明や発見も小さな気づきから生まれたものである。そこで本書ではどうすれば「気づきの多い人」になれるのかを解説。気づきが多くなると仕事で結果が出るだけでなく、人生も楽しくなる! -
森保一の決める技法 サッカー日本代表監督の仕事論
「僕は単なる決める係」と語る森保一。2022年ワールドカップでは、個性豊かな選手をまとめ上げ、ドイツ・スペインを破るという歴史的快挙を成し遂げた。「非カリスマ型」として注目されるリーダーシップを支えるのは、選手時代から培われた「決断の速さ」だ。なぜ試合中に、まるで違うチームになったかのような豪胆な采配ができるのか。一瞬の判断のために、日頃どんな準備をしているのか。森保を長年取材し、挫折も苦労も見極めてきたジャーナリストが、その秘密に迫る。 -
ロシア・中国・北朝鮮が攻めてくる日
迫りくる脅威を直視せよ! ■キューバ危機以来の人類滅亡の危機――全面核戦争の可能性 ■米中激突の主戦場となる東アジア。覇権争いの「焦点」は日本 ■アメリカが頼りにならない日がやってくる ■暴走する北朝鮮の核は日本を標的にしている ■脅威の源はリーダーの「意志」。プーチン、習近平、金正恩の「意思」を注視せよ ■原発を警備するガードマンが武器を持たない「丸腰」なのは日本とスウェーデンだけ ■「自主防衛」と「日米同盟の実効性強化」のバランスをどう図るか 2022年2月24日、ロシア軍はウクライナへの侵攻を開始。 世界は一気に第三次世界大戦に発展しかねない危機に瀕した。 なかでも地政学的脅威にさらされているのが、ロシア・中国・北朝鮮に囲まれた日本だ。 平和憲法が守ってくれるという盲信にとらわれ、自国防衛をアメリカに依存しきったこの国は、有事において国土と国民を守れるのか。 元自衛隊幹部が世界情勢を精緻に分析、日本壊滅4つのシナリオを明らかにする。 2012年刊行の話題作『2013年、中国・北朝鮮・ロシアが攻めてくる』に大幅加筆した緊急提言。 -
山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
壮大な自然に親しむ登山やキャンプがブームになって久しい。一方で、山への畏れが忘れられていないだろうか? 山には平地では遭遇しえない危険が潜んでいる。クマに襲われたり、落雷が直撃したり、救助に来たヘリが目の前で墜落したり、他人の巻き添えで山頂付近から滑落したりと、ベテランですら生死の境目に立たされるのだ。そんな時、どうすれば生きて帰れるのか? 遭難取材を長年続ける著者が貴重な証言からその術を解説。数多の恐怖が待ち受けるのに「それでも登る」と皆が言う、山の魅力がわかる一冊。 -
ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術
うつの患者は百万人以上いるが、実はその多くは「適応障害」である。環境の変化になじめなかったり、対人関係がうまくいかずに生じる心のトラブルで、自信や意欲がなくなったり、体調不良、不登校、出社困難、依存症などの問題として表れる。過敏な人だけでなく、人一倍前向きな人もかかる、もっとも身近な精神疾患だ。「うつ病」と誤診されて治療すると余計に悪化し、長引く場合も。ではどうすれば改善するのか? どうにもならない問題や悩みを抱え込んだとき、いかに対処すればいいのか。すぐに実践できる方法を、百戦錬磨の専門医がわかりやすく紹介。 -
うつと気分障害
自殺者が年間三万人を超え、うつの患者は百万人を突破。サラリーマンの六割が強いストレスを感じ、潜在患者は三百万~六百万人と推定される。だが実は、うつと思われていた人の約半分が躁うつだとわかってきた。うつと躁うつを含めた「気分障害」が激増しているのだ。対人トラブル、異性問題、失職、浪費、飲酒、DV……。病気と知らず失敗を繰り返す人も多い。気分の浮き沈みが激しい人、テンションが高く「絶好調」な人も危ないのだ。本書では、うつと気分障害の基礎知識から最先端の研究成果、実際に役立つ予防や治療・克服法まで、わかりやすく解説。 -
アスペルガー症候群
こだわりが強く、対人関係が不器用なアスペルガー症候群。他人の気持ちや常識を理解しにくいため、突然失礼なことを言って、相手を面食らわせることも多い。子どもだけでなく、働き盛りの大人にも見られるが、自覚がないまま、生きづらさを抱えているケースがほとんど。日本でも激増し、深刻な問題となっているが、シリコンバレーでは一割の人が該当するとも。家庭や学校、職場で、どう接したらいいのか? 改善し、特性を活かすには? すべてを網羅した一冊。 -
「ディスカバー・ジャパン」の時代 : 新しい旅を創造した、史上最大のキャンペーン
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつて日本国中に新しい旅のブームを呼び起こし、国鉄のイメージを変えた「ディスカバー・ジャパン」キャンペーン。「いい日旅立ち」、「フルムーン」などに引き継がれ、JRになった現在もそのDNAは生き続けている。本書は、当時の担当者の証言から発想の原点を探り、今後の戦略的営業展開に必要なヒントを導き出す。※本書は2007年2月に発行された出版物を電子書籍化したものです。 -
クリスマス・プレゼント
ひねりにひねった短篇16連発。原題もズバリ“Twisted”。これぞ「どんでん返しの魔術師」ディーヴァーの真骨頂だ! スーパーモデルが選んだ究極のストーカー撃退法、オタク少年の逆襲譚、未亡人と詐欺師の騙しあい、釣り好きのエリートの秘密の釣果、有閑マダム相手の精神分析家の野望――。ディーヴァー・マジックが次々に炸裂するミステリー短篇集。お馴染みリンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する「クリスマス・プレゼント」は本書のための書き下ろし。2006年週刊文春ミステリーベスト10第8位、このミステリーがすごい!第2位。 -
人生は逆算できるのか
いい学校→いい仕事=いい人生なのか? 学校でも親からも「将来の計画を立てよう」「そのために努力しよう」と言われるけど、そうしないと本当にだめなのだろうか? 人生はプロジェクトなのだろうか? 〝自分を生きる〞練習を始めよう。 学校では「計画を立てよう」「そのために努力しよう」と言われるけど、これって誰のためなのでしょう? ちゃんとしないと後悔するのは自分!? 人生はプロジェクトではありません。どんな仕事があるのかよく知らないのに、将来のため、と予測をして、大学選びをするなんて、おかしな話です。人生を逆算して先取りしておけば、将来に対する不安は無くなる、のでしょうか? 人生は一直線に進むものではありません。途中で迷ったり、違和感を無視できなくて進路を変更したり、分からなくて立ち止まったり、考え方が変わったりすることもあります。答えを求めるのではなく、今の自分を信じて一歩踏み出してみよう。 === 【目次】 第一章 前提を疑う――キャリア教育とは何か 第二章 動機を疑う――「人生計画」「招待設計」「進路選択」がもたらすもの 第三章 能力観を疑う――不安と蜜月な「能力」 第四章 生き方を疑う――途上の自分をどう信じるか? 第五章 自分に戻る――「見せる安心」から「感じる安心」へ 終章 持ち帰る――「感じる安心」を耕すレッスン帳 === -
超高級老人ホームに入ってみた
日本屈指のライブハウス「ロフト」創業者が、千葉県鴨川市にある入居費6000万円の超高級老人ホームに入居した。海が見える高層階に住み、館内は食堂、バー、図書館、露天風呂、ジム、カラオケ、ビリヤードなど高級ホテル並みの豪華施設が揃っているうえ、スタッフも親切で、提携する病院によるサポートも完璧、まったく不満のない老後を送るはずだったのだが、わずか2年でそこを去ることに・・・・・・。富裕層住人の知られざる実態と共に、自らの入居から退去までの顛末を面白おかしく、そして哀しく綴る体験記。 -
生まれてよかったか? はじめての反出生主義
「生んでくれなんて頼んでない」 「親ガチャ“ハズレ”」 「子どもはほしくない」 その気持ちを論理で考える一冊 子どもは「生まれるか」を選択することはできません。親の一方的な考えのみで「存在させられる」のです。だから「生んでくれなんて言ってない!」と思うのは当然のこと。「親に感謝すべき」「幸せな人生を目指すべき」という重圧をほどき、生きづらさとともに生きるために。 ◎本書抜粋 反出生主義は「死んだほうがいい」と言っている思想ではありません。ここが最も誤解されやすいところです。反出生主義が問題にしているのは、「新しく人を存在させること」です。すでに存在している人に「存在するな」と言っているわけではありません。まったく逆です。今いる人には、できるだけ良く生きてほしい。苦しみを減らし、少しでも良い人生を送ってほしい。反出生主義は、そういう思いから出発しています。(「まえがき」より) === 【目次】 まえがき 第1章 生まれるって、だれの決断? 1 「頼んでない」は言ってはいけない? 2 親は依頼されていない/子は選べない 3 存在させることの一方通行性 第2章 「親ガチャ」を考え直す 1 そのガチャって誰が回してる? 2 金持ちに生まれたら幸せ? 3 「子ガチャ」の視点 第3章 「幸せ」を倫理学で考えてみる 1 快と苦は相殺できる?──功利主義という考え方 2 存在させることは「害」か?──ベネターの非対称性 3 「正解」はあるのか?──事実と価値を区別する 第4章 家族は「当たり前」じゃない? 1 「家族を大事に」の圧をほどく 2 一人でいるのは悪いこと? 3 友だち関係の作り直し 第5章 「ふつう」と「がんばれ」から自由になる 1 「1/2成人式」ってなんだろう? 2 どうしてがんばらなきゃいけないの? 3 「ふつう」を自分で定義する 第6章 「子どもをつくらない」を選ぶ倫理 1 作る権利・作らない権利 2 中絶・養子・教育の超入門 3 親を責めてもいいの? 第7章 ぼくらの生まれたこの世界で 1 ケアは血縁を超えられる 2 「持たない」生の充実 3 今日を生きる ブックガイド──さらに考えたい人のために あとがき === -
はじめての公共訴訟 社会を動かす、私たちのツール
社会の中で「おかしい」と感じたとき、不条理な壁に突き当たったとき、私たちは何ができるのか。差別、労働、環境問題、ジェンダー、社会保障――さまざまな課題に対し、裁判という方法で社会のあり方を問い直し、変革を働きかけるのが「公共訴訟」である。同性婚訴訟、タトゥー裁判、大川原化工機事件、立候補年齢引き下げ訴訟・・・・・・。本書は、実際の事例や当事者の物語を手がかりに、その歴史と役割を解説。公共訴訟はどのような戦略、連帯によって社会を変えてきたのか。裁判を「社会を動かすツール」としてとらえ、個人の声が制度や社会を変えていくプロセスと、その可能性を示す入門書。 -
エレガンス入門
エレガンスとは、自分の意志で選びとること。 思想、文化、美学、実践── その力と技法を学びとり、あなたらしい判断の基準を育てる ─── エレガンスとは、優雅な振る舞いのことではありません。高価なものを身につけることでもありません。 エレガンスとは「どのように世界と関わるか」という判断の技法です。 古代ギリシアの身体観から宮廷の作法、近代の思想、科学の方法論、そして現代のビジネスや組織の設計に至るまで。エレガンスは時代を超えて、暴力と欲望を制御し、他者との距離を調整する知として機能してきました。 それは装いに現れ、言葉に宿り、制度にまで及びます。美学であると同時に倫理であり、社会を動かす力として働いてきました。 アルゴリズムが「正解らしきもの」を出し続ける時代に、何を選び、何を退けるか。どこで踏みとどまるか。その判断の一つひとつが、人の品格と関係の質を形づくり、ひいては社会を変えていきます。 思想史・文化史・科学・ファッション・ビジネスを横断し、この曖昧で誤解されがちな概念を「人間理解のための思考の形式」として読み解く、前例のない試み。 読むほどに世界の見え方が変わり、自分自身の振る舞いが変わる一冊です。 === 【目次】 序章 学問としてのエレガンスへ PartⅠ エレガンスの思想 第1章 エレガンスの輪郭―美の概念として 第2章 思想史Ⅰ 古代―近世―暴力から距離を取る技法 第3章 思想史Ⅱ 近代―現代―「権威」から「区別」へ 第4章 ココ・シャネル―女性たちのアイコン 第5章 ダンディズム―男性たちの美学 第6章 美しい理論―科学が描き出すエレガンス PartⅡ エレガンスの力 第7章 誰がエレガンスを決めるのか―「趣味」を支配する者たち 第8章 世界と仲良くしすぎないための技法―静かな反逆として 第9章 階級演出装置としてのエレガンス―特別であること 第10章 エレガンスの到達点―ロールス・ロイスと「説明しない品格」 終章 AI時代のエレガンス === -
「わたし」が死ぬということの哲学
体、こころ、そして「自分」がなくなるとはどういうことか──「死」とは一体どのような事態なのか? 死ぬのは怖い──しかし、「体」が死ぬことと「こころ」が死ぬことは重なり合っていないのならいったい「死」とはどのような事態なのだろうか? 今ここにいて物事を感じている「自分」とは何か。生物学、意識科学、哲学を横断し、根源的な問いに迫る。 生きていることの根源に迫り、人間観が刷新される。 === 【目次】 第一章 体が死ぬということ 1 生物の「死」の科学 2 体のあいまいな境界 3 関係の連なりとしての体 第二章 こころが死ぬということ 1 動物意識──起きていること 2 他動詞的意識──体験し、知覚する 3 通時的意識──一続きの「自分」 第三章 自分が死ぬということ 1 計ることのできる「快」と「死」 2 何が「私」を一続きにするのか 3 社会的死──ホモ・サケルであること 第四章 死への処方箋 1 尊厳療法と辞世の句 2 やってくるものと正岡子規 3 平気で死ぬことと平気で生きること おわりに 文献一覧 === -
弘兼流 人生は後半戦がおもしろい
「島耕作シリーズ」作者 待望の人生エッセイ最新刊 人生後半、楽しみの詰まった時間をポジティブに味わい、 幸せを感じるための実践的生き方のヒント。 弘兼流・人生訓が満載 ・「中高年は人と比べてはダメ」 ・「諦めて次へ、が近道」 ・「幸せは自分が決めていい」 ・「大人の恋愛ルールとは」 ・「新しきを温ねて故きを知る」 ・「世界共通、一流の10カ条とは」…… -
なぜ男女格差はなくならないのか
日本社会に根強く残る男女間の賃金格差。 その背後にあったのは、「男性らしさ/女性らしさ」という呪縛だったーー。 ● 妊娠・出産による「母親ペナルティ」だけでは説明できない格差 ● 労働市場と恋愛市場の「ダブル・スタンダード」に苦しめられる女性たち ●「女性は数学ができない」という偏見が生む悪循環 ● ミシュランの星つきレストランに女性シェフが少ない理由 ● 〇〇専用車両は「差別的」な施策か? 優遇策の予期せぬ「副作用」 ● 韓国、アメリカ、北欧まで……世界中で急増する「女性を憎む」男性 ● 差別につながる「カテゴリー化」の罠 「今とは異なる境遇に、自分が生まれていたなら……。」 「あり得たかもしれない自分への想像力」に始まり、「今を生きる他者への想像力」に終わる、 性別をめぐる社会の理不尽に問いかける一冊。 世界的に起こっているマイノリティや女性の優遇策に対する「バックラッシュ」現象を考えるヒントにも。 -
世界秩序 グローバル化の夢と挫折
第二次世界大戦以降、アメリカが主導してきたグローバル化が挫折しつつある。自由民主主義と市場経済の社会モデルが綻びを見せ、権威主義の中国やロシアが秩序変更を狙う。世界はこれからどうなるのか――。本書は古代ローマ帝国から現代のアメリカ一極優位までを俯瞰し、「一つの世界」への統合と、分解のダイナミクスを捉える。さらにグローバル化後の「四つの世界秩序」の可能性と、日本の未来を考察する。 ■ 目 次 ■ はじめに 第1章 統合の条件1 グローバル化の波動 2 構造 3 権力 4 制度 5 文化と規範 第2章 広域的秩序の興亡 1 前近代のグローバル化 2 ローマ帝国と中世ヨーロッパ 3 ユーラシア大陸の統合と分解 4 西洋の興隆と自滅 第3章 アメリカ主導のグローバル化 1 戦勝国としてのアメリカ 2 戦後経済の制度化 3 勝利の逆説 4 露呈した「リベラリズム」の限界 第4章 四つの世界秩序 1 一つの世界再グローバル化 2 三つの世界新しい冷戦 3 多数の世界再近代化する世界 4 無数の世界中世は再来するのか 第5章 ポスト・グローバル化と日本 1 大国でも小国でもない日本 2 仲間を増やし、敵を減らす 3 「自立」を迫られる日本 4 「日本」の生き残りとは何なのか おわりに 主要参考文献 -
戦争特派員は見た 知られざる日本軍の現実
「状況芳しくなく、腹は決まっています」 「これが最後の通信になるかもしれません」 「足の悪い者や病人は濁流の中に呑まれて行く」 最前線、爆弾投下、連絡員の死、検閲…… 何が写され、何が写されなかったのか? 兵士からは見えなかった〈もうひとつの戦場〉 「太平洋戦争勃発の際、ハワイでの奇襲攻撃は知っていても、その数時間前に日本軍の銀輪部隊(自転車部隊)がマレー半島を南下し、戦争勃発の引き金となった事実は、少なくとも日本では風化された記憶になっている。 一方で、戦争の被害を被ったマレーシアやシンガポールでは、こうした戦争の記憶は、学校や博物館だけでなく、家庭内でも継承され続けている。戦争に関する記憶のギャップは著しい。 世界で戦争や紛争が続く中、私たちにとって「戦後」とは何なのだろうか。 果たして、戦争の記憶を継承することはできるのか。 特派員たちは現場で何を見たのか。 ひとりひとりの仕事と人生を追うことで、知られざる「戦争の実態」が見えてくる」――「プロローグ」より 【目次】 第一章 戦争は報道を変えたか 第二章 特派員の叫びは新聞社首脳の耳に届いたか 第三章 戦時下中国で記者が取材したこととは? 第四章 帝国日本の周縁で何が起きていたか 第五章 南方で軍と新聞社は何をしていたのか 第六章 「不許可」写真は何を写していたか/写していなかったか -
ナグネ 中国朝鮮族の友と日本
電車の行先を訊ねられたのがきっかけで親しくなった中国朝鮮族の女性と過ごした一六年間.実家の「地下教会」での抑圧された日々,日本で砕かれた夢と現実,植民地支配と戦争に分断された朝鮮族の歴史などを振り返り,東アジアを跨ぎ自立していく一人の女性の姿を描く.中国・韓国への同行取材を加えて描くノンフィクション. -
ヒルズ黙示録 検証・ライブドア
時代を象徴する一大経済事件へと発展したライブドア事件。フジテレビとの攻防、村上ファンド、楽天との闘い……。一連の騒動では誰がどう動いていたのか? 舞台裏の人間ドラマを描き切った話題騒然の書き下ろしルポに、事件のその後等、大幅加筆をして文庫化。 -
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったか
旧ジャニーズ事務所の性加害事件や、ダイハツ、ビッグモーター、三菱電機、東芝などの企業不祥事、自民党の裏金問題、宝塚、大相撲のパワハラ、日大アメフト部の解散、そしてフジテレビ・・・、近年、日本の名だたる組織が次々と崩壊の危機に直面した。そこには共通点がある。「目的集団」であるはずの組織が、日本の場合は同時に「共同体」でもあったことだ。この日本型組織はなぜ今、一斉におかしくなってしまったのか? 日本の組織を改善させる方法はあるのか? 組織論研究の第一人者が崩壊の原因を分析し、現代に合った組織「新生」の方法を提言する。 -
「マウント消費」の経済学(小学館新書)
消費トレンドはモノ・コトからマウントへ。 「こんな素敵な場所に旅行してきました」 「こんな美味しい料理を楽しみました」 「こんな特別な人と過ごしています」 SNSで頻繁に目にするこうした投稿。その背後には、多くの人が無意識のうちに抱える「マウント欲求」が潜んでいる。令和の日本では、SNSの普及とともにこの欲求が顕在化し、日常のあらゆる場面に深く浸透している。一見ネガティブに映るこの現象だが、実は日本経済を活性化させる「隠れた切り札」として大きな可能性を秘めている。 なぜテスラやアップルは次々と新たなイノベーションを生み出せるのか。 NewsPicksやSAPIXが絶大な支持を集める理由とは。 その答えは、「マウント消費」という次世代の消費トレンドに隠されている。 本書は、ベストセラー『人生が整うマウンティング大全』の企画・プロデュースを手掛けた筆者が、自身の豊富な知見を余すところなく凝縮した渾身の一作である。「マウンティング」という人間に備わる根源的な欲求が、どのように社会を進化させ、イノベーションを生み出し、経済を動かしてきたのか。そのメカニズムを解き明かしながら、これからの日本が目指すべき成長戦略を提示する。 (底本 2025年1月発売作品) -
知能とはなにか ヒトとAIのあいだ
チャットGPTに代表される生成AIは、機能を限定されることなく、幅広い学習ができる汎用性を持っている、そのため、将来、AIが何を学ぶかを人間が制御できなくなってしまう危険は否定できない。しかし、だからといって、AIが自我や意識を獲得し、自発的に行動して、人類を排除したり、抹殺したりするようになるだろうか。この命題については、著者はそのような恐れはないと主張する。少なくとも、現在の生成AIの延長線上には、人類に匹敵する知能と自我を持つ人工知能が誕生することはない、というのだ。 その理由は、知能という言葉で一括りされているが、人工知能と私たち人類の持つ知能とは似て非なるものであるからだ。 実は、私たちは「そもそも知能とはなにか」ということですら満足に答えることができずにいる。そこで、本書では、曖昧模糊とした「知能」を再定義し、人工知能と私たち人類が持つ「脳」という臓器が生み出す「ヒトの知能」との共通点と相違点を整理したうえで、自律的なAIが自己フィードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知能が誕生するという「シンギュラリティ」(技術的特異点)に達するという仮説の妥当性を論じていく。 生成AIをめぐる混沌とした状況を物理学者が鮮やかに読み解く 本書の内容 はじめに 第0章 生成AI狂騒曲 第1章 過去の知能研究 第2章 深層学習から生成AIへ 第3章 脳の機能としての「知能」 第4章 ニューロンの集合体としての脳 第5章 世界のシミュレーターとしての生成A 第6章 なぜ人間の脳は少ないサンプルで学習できるのか? 第7章 古典力学はまがい物? 第8章 知能研究の今後 -
地方消滅2 加速する少子化と新たな人口ビジョン
2014年刊行の『地方消滅』と、そこで示した896の「消滅可能性都市」リストは、衝撃をもたらした。 それから10年を経て、東京の出生率は0・99になるなど、なお少子化は加速する。 このままだと2100年に人口は6300万人、高齢者が4割の国になりかねない。 本書は、全国1729自治体を9つに分類。 「ブラックホール型自治体」の特性なども分析し、持続可能な社会へ向かうための戦略とビジョンを打ち出す。 目次 序章 「消滅可能性都市896」の衝撃 Ⅰ部 消滅自治体 最新データ篇 第1章 地方自治体「持続可能性」分析レポート 地域特性に応じた人口減少対策が必要 (三村明夫+人口戦略会議) 第2章 全国1729自治体リストから見えた地域の特性 自治体の「人口減少要因」が明らかに (人口戦略会議) 第3章 人口減を止められなかった10年 外国人・寄合・デジタルは救いとなるか (宇野重規×増田寛也) Ⅱ部 2100年への提言篇 第4章 緊急提言「人口ビジョン2100」 安定的で、成長力のある「8000万人国家」へ (人口戦略会議) 第5章 人口減少、どう読み解くか ・少子化・人口減の深刻さはなぜ共有されないか――1990年代の不良債権問題との類似性 (白川方明) ・正社員とパートの賃金格差解消こそ最重要課題――約4割の未婚女性が子どもを持たないと予想 (永瀬伸子) ・東京出生率0・99の衝撃 基本から知る低出生の現実 (小池司朗) 第6章 今が未来を選択できるラストチャンス (三村明夫×増田寛也) 全国1729自治体の9分類 -
AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性
ChatGPTを初めとする生成AIの登場により、その万能性が人間への脅威としても論じられているが、現在のAIは決して万能ではない。AIに何ができ、何ができないかを理解しないことには、正しく恐れることもできない。人工知能研究の専門家が、AIの「現在の限界」をわかりやすく解説し、その先にある「次世代AIの可能性」を探る。 【目次】 第1章 AI開発の歴史は未来のためにある 第2章 生成AIには何ができ、何ができないか 第3章 AIは経済の浮揚に寄与するのか 第4章 AIを使うか、AIに使われるか 第5章 社会が生成AIを受け入れるための課題 第6章 人とAIの共生 第7章 AIのスケール化と日本の未来 -
共感バカ
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 日本をダメにする共感バカの正体! xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 現代社会では絶対善とされる共感能力。 世間には共感を促す声が溢れ、賛同しない者には、 息苦しさや社会的な制裁が与えられている。 「共感」は肉食獣のような力を持たない人類にとって、 生存・進化の原動力になった。 他者を思いやることで私たちは進化し、繁栄を築いてきたのだ。 一方、戦争をはじめ、人類史における大きな災厄が 過剰な共感からもたらされたのも事実だ。 太平洋戦争時の日本社会などは、その最たるものであろう。 本書では、テレビでもおなじみの生物学者が、 現代社会に溢れる「共感」に警鐘を鳴らす。 もはや国家が国民を守ってくれない時代、 個人が強く生きるための思考を伝授する。 -
人はどう悩むのか
日本は今、「人生100年」と言われる長寿国になりましたが、その百年間をずっと幸せに生きることは、必ずしも容易ではありません。特に人生の後半、長生きをすればするほど、さまざまな困難が待ち受けています。 長生きとはすなわち老いることで、老いれば身体は弱り、能力は低下し、外見も衰えます。社会的にも経済的にも不遇になりがちで、病気の心配、介護の心配、さらには死の恐怖も迫ってきます。 そのため、最近ではうつ状態に陥る高齢者が増えており、せっかく長生きをしているのに、鬱々とした余生を送っている人が少なくありません。 実にもったいないことだと思います。 その状態を改善するには、どうすればいいのか。 身体を鍛え、機能の低下を防ぐためにあらゆる努力を重ねることでしょうか。 ちがいます。老いに抵抗することは、どんどん数が増える敵と闘うようなものです。それならば老化予防に執着するより、早めの和平、すなわち実現可能な状態で満足するほうが理に適っています。 身体が衰えるのは致し方ないとしても、精神的に健康であれば、日々をよりよく生きられるでしょう。病気や障害があっても、経済的に恵まれていなくても、家族がいてもいなくても、精神的に満たされていれば、幸せを感じることができるはずです。 「幸せな老後」を実現するのに、何より大切なことは、精神的に満たされること、すなわち、「精神の健康」です。 私は精神科医ではありませんが、福祉系の大学で「精神保健学」を昨年(2023年)まで、15年間、学生たちに講義をしてきました。精神保健学とは、文字通り「精神の健康(メンタルヘルス)を保つ」ための学問です。「精神の健康」とは、言い換えれば「毎日を気分よくすごせる状態」です。悩みや不安もなく、社会人、家庭人、個人として、健全な生活をしていることです。すなわちそれは、「幸福」ということで、年齢や地位や財産などに関係なく、生きていく上でもっとも大事なものではないでしょうか。 そこで、本書では、各ライフステージに潜む悩みを年代ごとに解説していきます。ふつうは時系列に沿って、生まれたときからスタートしますが、今回は逆に高齢者の側からたどってみたいと思います。 というのは、今の超高齢社会では、高齢者うつなど、「精神の健康の危機」に直面している人が多いからです。お釈迦さんが唱えた「生老病死」の四苦のうち、「老病死」の三つが襲いかかってくるのが高齢者です。悩みは心に生じるもので、物質や事実のように客観的に存在するものではありません。それなら、事前に悩みのありようを知ることで、実態のない悩みを少しは抑えることができるのではないでしょうか。せっかく手に入れた長生きを、気分よくすごす。それが本書の目的です。 -
イマジナリー・ネガティブ 認知科学で読み解く「こころ」の闇
認知科学の概念「プロジェクション」とは、自分の内的世界を外部の事物に重ね合わせるこころの働きのこと。プロジェクションには “推し”の存在に生きる意味を見出すようなポジティブな面がある一方で、霊感商法、オレオレ詐欺、陰謀論、ジェンダー規範など、他者によってこころを操られたり自分自身を無意識のうちに縛ったりすることでネガティブな問題を生じさせる面もある。実際には起きていないことや存在しないものを想像して現実に投射できるがゆえに生まれる「イマジナリー・ネガティブ」を認知科学の視点で考察する一冊。 -
マンガ認知症【施設介護編】
大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。在宅介護が限界を迎えて施設に入居してもらったものの、祖母の認知症の症状がみるみる悪化していきました。ふたりはしょっちゅう呼び出され、かかる費用は月40万円……!? じつは、認知症の人には「向かない施設」があるんです。「施設介護の始めどきって?」「この行動は本人からのSOS?」「職員さんとどう話せばいいの!?」「施設で最期を迎えるのはかわいそう……」介護事業を立ち上げて30年のコジマさんと認知症の心理学の専門家・サトー先生が、認知症の施設介護の不安を解きほぐします。 -
自民党の大罪
自民党の変容と日本の凋落 東西冷戦の終結が迫り、「政治改革元年」という掛け声に 人々が浮かれたのが平成元(1989)年。 しかし、皮肉にもその年が自民党、 日本の明暗を分ける分岐点になった。 以降の35年で日本は国力を失い、 腐敗と不正が蔓延る人治国家へと成り下がることになる。 本書では、自民党の政治家を個別に検証することで、 変容した党の本質を炙り出そうとするものである。 著者は、「小沢一郎がまいた種を小泉純一郎が悪用し、 安倍政権という悪夢に結実した」と指摘する。 支持率が20%にも満たない政権、 政党が権力を牛耳ることができる理由は何か? 思考停止した大衆が“悪党”を支え続ける社会の 歪な構造が明らかになる。 -
記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか
試験前の一夜漬け.苦労して覚えても,終わればすぐに忘れてしまう.もっと効果的で効率的な学習方法はないのか.鍵は「記憶」にある.記憶のしくみを深く知り,上手に活かせば答えはひらめく.記憶のアウトソーシングが加速するAI時代.人間の創造性が問われる今こそ必要な,科学的エビデンスにもとづく記憶法のヒントを伝授する. -
戦争ミュージアム 記憶の回路をつなぐ
日本が当事国であった戦争を知る世代が少なくなるなか,忘れてはならない記録と記憶の継承を志す場があり,人がいる.戦争の時代を生きた人間を描くノンフィクションを多数ものしてきた作家が,各地の平和のための博物館を訪ね,そこで触れた土地の歴史と人びとの語りを伝える.未来への祈りをこめた,今と地続きの過去への旅. -
日本の宇宙開発最前線
なぜ日本では「スペースX」が生まれないのか? そこには、山積する日本の行政機構ならではの問題点があった! 日本はどこで世界に遅れを取ることになったのか。そのなかでも活かすべき日本の宇宙技術の強みとは。 そして、これから学ぶべきイーロン・マスクの「狂気」とは――気鋭の科学ジャーナリストが記す、「科学技術立国」日本の現状と、復活への処方箋! 2024年2月17日、日本のあらたな主力ロケットとして開発された「H3」の2号機がはじめて打ち上げに成功した。遡ること約1年前の2023年3月の初号機打ち上げでは2段エンジンに着火せず失敗。搭載した地球観測用衛星「だいち3号」を喪失する結果となった。 JAXA や三菱重工などは原因究明と対策を1年の時間をかけて講じ、2号機打ち上げに成功する。当初2020年初号機打ち上げ予定として開発が計画されたH3は、3年遅れでようやく実用化に目途がたったのだった。 しかしH3の遅れは3年だけではない。じつは、その技術的遅延は7年近いのだ。 成功率9割超を誇ったH ーⅡAの後継は、2010年くらいには開発を始めるという前提で動いていたが、着手にも遅延が発生したのだ。実際にスタートできたのは2014年。その後も開発段階で紆余曲折があり、2024年に成功へたどりついたことは記憶に新しい。 2000年代から2010年代にかけてといえば、世界ではさまざまなスペースベンチャーが勃興する時代であった。たとえば、イーロン・マスクが興したスペースXは大胆不敵な発想でファルコン9の開発と商業利用に成功する。背景にはソ連崩壊とスペースシャトル計画に端を発する、アメリカをはじめとする諸外国で起きた宇宙開発を「官から民」へチェンジする流れがあった。それが、イーロン・マスクの宇宙への情熱と狂気を育む下地となったのである。 一方日本はそのとき、なにをしていたのか。 内閣府が主導した体制改革、そして文科省と経産省の権限争いであった。 本書では、なぜ宇宙開発が「官から民」へと変化することになったのか、それでいったいなにがかわったのかを読み解く。同時に、並みいるスベース・ベンチャーのなかでいかにスペースXが宇宙開発の牽引役となっていったのか、その強さと合理性を分析。そのうえで、日本の宇宙開発行政の問題点と、今後をどうしていくべきかを探っていく。 【目次】 第1章 技術開発と実用化の主体は官から民へ 第2章 衛星技術の発展がもたらす革新 第3章 イーロン・マスク、宇宙事業を変革する異端児 第4章 日本宇宙開発体制改革10年の蹉跌 第5章 日本の宇宙開発はこれからどこに向かうべきか -
首里城と沖縄戦 最後の日本軍地下司令部
首里城地下の日本軍第32軍司令部の真実 2019年10月の火災で焼失した沖縄・那覇の首里城。焼けたのは平成に再建されたもの。だが、首里城が失われたのはこれが初めてではない。民間人含む20万人もの犠牲を出した第二次世界大戦の沖縄戦では、日本軍第32軍が首里城地下に司令部壕を構えた。抗戦の結果、米軍の猛攻で城は城壁含めほぼ完全崩壊し、古都首里もろとも死屍累々の焦土となった。 ならば、令和の復元では琉球王朝の建築だけではなく、地下司令部の戦跡も可能な限り整備、公開し、日本軍第32軍の戦争加害の実態と平和を考える場にすべきではないか? この問題意識から沖縄戦史研究者が、日米の資料を駆使して地下司令部壕の実態に迫る。 ◆目次◆ プロローグ 首里城と沖縄戦 第1章 第32軍地下司令部壕の建設 第2章 米軍の第32軍地下司令部壕作戦 第3章 米軍が見た第32軍地下司令部壕 第4章 日本軍にとっての地下司令部壕 第5章 首里城地下司令部壕の遺したもの エピローグ 戦争の予感と恐れ -
弱者男性1500万人時代
「弱者男性」の75%は自分を責めている。 “真の弱者”は訴えることすらできない――。 「40代後半でカネもない 独身のおっさんに 人権なんてないんです。 そこにいるだけで 怪しくて、やばいんです」 (本書インタビューより) -
人生のレールを外れる衝動のみつけかた
「将来の夢」や「本当にやりたいこと」を聞かれたとき、それっぽい答えを言ってやり過ごしたことはないですか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すためにスマホを置いて一歩を踏み出そう。 【目次】序章 なぜ衝動は幽霊に似ているのか/第一章 衝動は何ではないか/第二章 衝動とは結局何ものなのか/第三章 どうすれば衝動が見つかるのか/第四章 どのようにして衝動を生活に実装するのか/第五章 衝動にとって計画性とは何か/第六章 どうすれば衝動が自己に取り憑くのか/終章 衝動のプラグマティズム、あるいは実験の楽しみ/あとがき -
はじめて行く公営ギャンブル ――地方競馬、競輪、競艇、オートレース入門
インターネット時代、多チャンネル時代の現代は、自宅のテレビでも公営ギャンブルを観戦できるが、ぜひ競技場へ足を運んでいただきたい。たった100円から、感動と興奮の体験を得られるのだ。美しく疾走する姿、アスリートの卓越した技術、レース後の荒い息遣い、観客たちの歓声と怒号を感じるはず。昭和レトロな食堂でB級グルメに舌鼓を打ちながら、ツキの波に思いを馳せると、次のレースの予想が、むくむくと湧き上がってくる。全国の公営競技場を、旅行の目的地のひとつにするもよし、推しの選手を応援するもよし。お小遣いが増えたなら、なおのことよし。大人の遊びの嗜み方を伝授します。インターネット時代、多チャンネル時代の現代は、自宅のテレビでも公営ギャンブルを観戦できるが、ぜひ競技場へ足を運んでいただきたい。たった100円から、感動と興奮の体験を得られるのだ。美しく疾走する姿、アスリートの卓越した技術、レース後の荒い息遣い、観客たちの歓声と怒号を感じるはず。昭和レトロな食堂でB級グルメに舌鼓を打ちながら、ツキの波に思いを馳せると、次のレースの予想が、むくむくと湧き上がってくる。全国の公営競技場を、旅行の目的地のひとつにするもよし、推しの選手を応援するもよし。お小遣いが増えたなら、なおのことよし。大人の遊びの嗜み方を伝授します。 -
森の声、ゴリラの目 ~人類の本質を未来へつなぐ~(小学館新書)
ホモ・サピエンスは進化を間違えたか? 霊長類学者でゴリラ研究の第一人者である著者が、長年のフィールドワークでゴリラと向き合う中から紡ぎ出した文明論、人類論が凝縮された1冊になります。 世界中で大きな被害を出している異常気象。地球が悲鳴を上げているとしか考えられないが、その原因は現代人が作り出した文明や科学にある。そんな危機感を、ホモ・サピエンスと最も近いゴリラの生き様、ゴリラの目を通して分析。人類と自然の付き合い方、人類と文明、人類と戦争など、さまざまな切り口から、文明を変える力への期待、希望について語る。 (底本 2024年2月発売作品) -
「むなしさ」の味わい方
自分の人生に意味はあるのか,自分に存在価値はあるのか….誰にでも訪れる「むなしさ」.便利さや快適さを追求する現代では,その感覚は無駄とされてしまう.しかし,ため息をつきながらも,それを味わうことができれば,心はもっと豊かになるかもしれない.「心の空洞」の正体を探り,それとともにどう生きるかを考える. -
日本の「私」からの手紙
米誌への寄稿「天皇が人間の声で話した日」,韓国での講演「希望と恐れとともに」,ドイツの作家G.グラスとの往復書簡,フランス核実験に反対する手紙,国連大学での講演など,外国人に向かって,ノーベル賞受賞後の1年間に発表された思索の結果をまとめる1冊.それはまさしく,日本のありかたを自問するいとなみの集積である. -
人はどう老いるのか
老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。 イヤなことばかり書きましたが、これが老いるということ、すなわち長生きということです。 にもかかわらず、長生きを求める人が多いのはなぜなのか。それは生物としての人間の本能であり、長生きをすればいいこともいっぱいあるからでしょう。 世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれています。曰く、「八十歳からの幸福論」「すばらしき九十歳」「人生百年!」「いつまでも元気で自分らしく」「介護いらず医者いらず」等々。 そのことに私は危惧を深めます。そんな絵空事で安心していてよいのかと。 思い浮かぶのが、パスカルの言葉です。 我々は絶壁が見えないようにするため、何か目を遮るものを前方に置いた後、 安心して絶壁のほうに走っているのである。 下手に老いて苦しんでいる人は、だいたい油断している人です。浮かれた情報に乗せられ、現実を見ずに明るく気楽で前向きな言葉を信じた人たちです。 上手に老いて穏やかにすごしている人は、ある種の達観を抱いています。決していつまでも元気を目指して頑張っている人ではありません。いつまでも元気にこだわると、いずれ敗北の憂き目を見るのは明らかです。 老いれば機能が劣化する分、あくせくすることが減ります。あくせくしても仕方がないし、それで得られることもたいしたものではないとわかりますから。そういう智恵が達観に通じるように思います。 多くの高齢者に接してきて、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見ていると、初体験の「老い」を失敗しない方法はあるような気がします。それをみなさんといっしょに見ていきたいと思います。 第一章 老いの不思議世界 第二章 手強い認知症高齢者たち 第三章 認知症にだけはなりたくない人へ 第四章 医療幻想は不幸のもと 第五章 新しいがんの対処法 第六章 「死」を先取りして考える 第七章 甘い誘惑の罠 第八章 これからどう老いればいいのか
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