物理学者のすごい日常(インターナショナル新書)

物理学者のすごい日常(インターナショナル新書)

891円 (税込)

4pt

AIと物理学の融合をめざす「学習物理学」領域代表となった橋本教授。さらに、映画の科学監修、演劇や音楽とのコラボレーションなど、物理学の啓蒙活動を続けている。教授の手にかかると、日常生活すべてが「物理学的思考法」の対象となる。駅から大学まで雨に濡れずに歩けるか。満員電車で席を確保する科学的な方法。隣席の貧乏ゆすりを相殺する手段……。日々の生活を物理学の俎上に乗せると、想像もしなかった世界が現れる。笑って、泣けて、役に立つ、「すごい」科学エッセイ集。

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物理学者のすごい日常(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物理学が日常・最先端科学とどう関連しているかをわかりやすい口述で解きほぐしていく。シン・ゴジラの科学監修をした筆者によるわかりやすい物理学の学際考察本。

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    面白かった。物理を学ぶことを選択しなかった自分なので、物理の楽しさを体感できたらなあと羨ましく思う。物理現象に囲まれて生活してるのにと、改めて考えた。

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    物理学者は日常の出来事をどう捉えているのか?を様々な切り口で魅せてくれる。あらゆる出来事を物理現象と捉え、一見全く異なるもの同士が共通の法則に従っていると仮説する考え方は、正誤関係なく面白い。

    一方、常識外れな思考の持ち主は、その失敗談も常識外れだ。
    —-
    外は雨が降っている。傘は無い。
    筆者「雨

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    難しい部分もあったが、物理学者の頭の中はこんな風に考えているのか、と面白おかしく読めた。物理学が苦手でも気軽に読めるエッセイ。

    0
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    物事の捉え方が素敵。理系ってそうだよねって思う(森博嗣さんにも通じるものがあるかもしれない)。夏の炎天下の京都、雨に濡れない方法、イギリス人が傘を持たない理由、亡くなったお父さんが「空にいる」件、桃を4人で均等に分ける方法、混むバスを避ける方法、満員電車で席を確保する方法(これは私もやったことがある

    0
    2024年11月05日

    Posted by ブクログ

    私には物理学者の義父がいます。義実家で義父との話題に窮していて、何か良いヒントが得られないかと思い、書店で購入しました。

    傘なしで雨に濡れずに帰る方法や、貧乏ゆすりの波を打ち消そうとする話、どの話も仮説と検証結果に解離があり、くすくす笑えます。もちろん、理論はしっかりあるので、「科学」も堪能できる

    0
    2024年10月04日

    Posted by ブクログ

    科学に携わる人々の普段の思考や行動や生活について、普通の人の目に触れる機会を増やす。そのことが、次代の科学者(あるいは、その理解者や支援者)を育てることにつながる。著者の信念であろう。
    では、科学者の生態とは? 彼らは、日常でふと目に入ったことや、なにげない家族の質問などが、きっかけとなり、そのとた

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    物理学者に〝共通する風変わりなすごい日常“という内容ではなく〝物理学者である著者のユニークな日常“という方が正しい気がするが、それは別に悪い意味ではない。サンプル数一つながら物理学者の生態を覗き見るのは楽しい。

    ゆるーいエッセイという感じでもあるが、著者は本書を〝薬“に例え、物理学におけるアナロジ

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    物理学者が日常生活の様々な場面を切り取って、物理的に考える軽妙なエッセイ。基礎的な用語の説明もあって、文系頭にも分かりやすく読みやすかった。流れや揺れ、丸という形についての物理的な考察は、文系頭の私が読むとある意味哲学的な解釈ができて面白かった。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    思考をすること、思考を続けることの楽しさ、素晴らしさをよく分かっている著者だと思った。
    また、エッセイストの才能もある方だとしみじみ思う。
    おすすめされているのを見かけて読んだ為、前作があるのは知らなかったので、そこはちょっと残念だった。(続編から読むのは抵抗があるのだ)

    0
    2025年03月03日

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