物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)

物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)

ビジネス・実用
836円 (税込)

4pt

物理学者は研究だけでなく、日常生活でも独自の視点でものごとを考える。著者の「物理学的思考法」の矛先は、日々の身近な問題へと向けられた。通勤やスーパーマーケットでの最適ルート。ギョーザの適切な作り方、エスカレーターの安全性、調理可能な料理の数…。超ひも理論、素粒子論という物理学の最先端を研究する著者は、何を考えて学者になったのか? レゴを愛し、迷路づくりに勤しむ少年時代。数学の才能の無さに絶望し、物理学の面白さに開眼した大学時代。思考に集中すると他のことが目に入らず、奇人扱いされる研究者人生…。超ひも理論、素粒子論という物理学の最先端を研究する学者の発想は、日常をまさに異次元のものにしてしまう。面白く読み進めながら物理学の本質に迫る、スーパー科学エッセイ。

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物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    理論物理学者の著者のエッセイ集です。

    高校物理をこれから学ぶ人にも、高校物理を一通り学んだ人にも、ニヤリとするページがたくさんあるのではないかなと思いました。

    科学者ってこんな人だよ、と、いろいろな著者の習慣や考え方がちりばめられているのですが、その多くを「あ、これ、自分もやったことある!」というもので(レゴとか、ノート迷路とか、エレベータへの詰込みとか、床のタイルとか数えきれないくらい)、そうか、自分は理系の人間として生きてきましたが、ここまでの生き方は間違っていなかったんだ! と妙な自己肯定感を得ました笑

    そして、物理学の研究と日常的な発見の類似性や相似性を考える場面はとても興味深く読むことができました。

    0
    2023年11月25日

    Posted by ブクログ

    本書を通して、ある物理学者と、ある個人の思考法の両方を知ることができ興味深かったです。筆者いわく、物理学者には理論物理学者(理論屋と言われている)と実験物理学者(実験屋と呼ばれている)という二種類が存在するとのこと。そして筆者は前者に属しており、日頃からちょっとした事で思いを巡らせているそうです。そして、そうした行為をとても楽しんでいるところが微笑ましいです。
    でも、そんな部分が、周りにとても危険な状況を作り出してしまうことがあるらしいです。どうやら筆者のような理論物理学者たちは、放っておくと自動的に研究モードに切り替わり、何か疑問があると物理学的な視点からのディスカッションに展開してしまうそうです。なので、理論物理学者同士が同じ車に乗っている時は、かなり危険なので同乗は避けたほうが良さそうだと言っています。
    また、学者や研究者たちにとって、研究には長く苦しい時間があるものの、その後でなんらかの発見があるものなので、苦労を苦労とは思わなくなるそうです。さらには、「ひょとして、このことを知っているのは僕一人だけじゃないか」とほくそ笑むこともあるそうです。研究が自分の趣味であると言っている学者の気持ちが、これを読んで理解できました。
    また、筆者が書いていた「できあがったものを全部壊して、また作り始める」というような文言がとても印象的でした。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    物理を学んだ端くれとしてはとても興味深く読めた。私も納得する場面もあり、学生時代に戻った感覚になる。
    時々登場する奥さんの秀逸なツッコミにどんな方なのか興味がわく。

    0
    2022年09月01日

    Posted by ブクログ

    物理学者の理系エッセイ。とはいえ内容は緩く文系人間でも充分楽しめる。奥様のツッコミと落ちが笑える。

    物理学者がついつい日常で考えてしまう理系脳について語る。子供とギョーザを包みながら皮とタネのバランスを思考したり、たこ焼きのサイズと昆虫の大きさの近似性、ニンニクの皮を向きながら微分に思いを馳せたり。

    理論物理学など小難しい話は全くなく日常の話から物理学や数学の理論を説明する、楽しいエッセイ。

    0
    2021年09月30日

    Posted by ブクログ

    随筆

    毎日こんなこと考えながら過ごしてるのか~と楽しく読めました。
    ちょこちょこ挟まれる奥さんの的確なコメントがとても好きです。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    物理学者の発送というのが常に不思議を科学するというか、そういうところがあるのだと言うところ、そうなんだろうなとように納得をした。そうやって力な自然現象について理論的に考えると言う癖が強って事はうらやましいなと素直に思った。そんな当たり前のことが実はわからないと言う。すごく恥ずかしい思いも感じた。これから少しでも理論的に考えていけるといいかなと、この年になってまた思うありがとうございました。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    橋本氏の本は、過去に何冊か読んだことがありまして、それらが面白かったので、こちらも読んでみました。

    自分自身、物理学科卒、ということもあり、納得できる部分がたくさんありました。
    たとえば橋本氏は、「無限」という言葉を使わないようですが、自分も、「無限」は、本当に「無限」であることを表す場合しか使いませんし、他にも「絶対」とか「最高・最低」といった言葉は、それらが定義できる場合を除き、使いません。

    そういえば、会社の採用試験の面接官をしている際、エントリーシートの趣味の欄に「読書」と書いている人に「どんな本を読みますか?」と聞くと、たいてい「何でも読みます」という回答が返ってきます。
    そこで、「では、科学関連でおすすめの本があれば教えてください」と聞くと、たいてい「そういう本は読みません」と言われます。
    そういう場合、心の中で「何でも読むって言ったじゃん!」と怒りつつ、次の質問に進む羽目になるので、「何でも読みます」と言われたら、まずはおすすめのジャンルを聞くようになりました。
    そんなわけで、普通の人が使う「何でも読む」は、どうやら「いろんな小説を読みます」ぐらいの意味しかないことを、45歳ぐらいのときに初めて知りました。

    それはさておき、橋本氏には、最強ともいえるパートナーがいますね。
    それは、橋本氏の奥様。
    非物理学者かつ主婦の代表として、基本的には常識的に振る舞いつつも、ときに橋本氏の斜め上をいく思考を展開することで、橋本氏の思考を打ち砕く、素敵な奥様。
    その存在が、橋本氏の魅力をさらに引き出しているように思います。

    ちなみに、巻末に参考図書が13冊紹介されているのですが、そのうち10冊は読んだことがあります。
    できれば、残りの3冊も読んで、橋本氏に近づきたいと思います。

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    物理学的思考法、心掛ければすごく簡単なのなら出来そうな気がする……と思ってしまうぐらい、面白かったです。

    心に、科学を!

    0
    2024年03月04日

    Posted by ブクログ

    クロワッサン・ブックガイドから。いわゆる物理学入門みたいなものではなく、物理的思考を根底にある著者の手になる、日常に纏わるエッセイ集。だから難解さはほぼ皆無で、さらさらと読める内容なんだけど、そこかしこに物理的素養もさしはさまれる、という結構。そのあたりのバランスも絶妙で、終始興味深く読み進められるのが素敵。

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    何かに没頭するというのに、私はよく憧れる。
    物理学に没頭するなんて、限られた人だろうし、頭も良くないといけないだろうし、こういう人っていいよなぁと、よく思っていた。
    でも広くいえば、人生そのものに没頭してればいいんですよね。
    別に何かひとつに没頭する必要もない。
    それにしても物理学者の思考は、曰く「役にはたたない」かもしれなくとも「常識を逸脱する」という点においては、よい思考だと思いました。

    0
    2023年06月08日

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