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Posted by ブクログ 2024年02月04日
善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや
で知られる歎異抄。この言葉の意味、わかるようでやっぱりよくわからない。ただ、この本のおかげで少しはわかった気がするし、そもそもわからなくてもよい気がする。この本に出てくる親鸞は、穏やかにそういうことではないんだよと言ってくれそうです。
ー「シンラン」には...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月14日
文化人×仏教ものは回避がちなのだけど周囲の評判がよかったので読んでみた。
これはすごくいい。高橋氏が『歎異抄』を自分のことばで現代語訳をしている。これは高橋氏の読み方、受け取りなのだ。それを自分が読みながら、自分の読み方、受け取り方を確認していくような、ここは一緒だな、似ているな、違うなと対話してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月06日
藤井さん。将棋界の藤井聡太さんではない。法然と親鸞の罪人名は藤井善信と藤井元彦。なぜ藤井姓なのかは謎である。そんな元彦さん(親鸞)の教えを唯円が書き残した「歎異抄」をわかりやすく解説した高橋源一郎さんの『一億三千万人のための「歎異抄」』。「南無阿弥陀仏…」と唱えるだけで何人も浄土に往生できるという...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月10日
親鸞が現代にいたらこう話すのだろうと思うくらいわかりやすく書かれている。
ただ平易な言葉だからこそやっぱり解釈が人によって変わってしまうのは当時も今も同じかと思う。
作者があとがきで解説したくなってしまう気持ちがすごく理解できる。
悪人正機の私の理解。
世の中には良いことを言う人、良いことをする人...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月22日
高橋源一郎氏による歎異抄の現代語訳とその解説。
とても分かりやすい口語で翻訳していたため、歎異抄の内容がよく理解できました。
この本を読むまでは、歴史の授業などで登場する『歎異抄』という書物の名前と「他力本願」、「悪人正機」という用語を何となく知ってるだけでした。
何となくの理解から何となく抜け出し...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月19日
浄土真宗の宗祖とされる親鸞聖人のことばを正しく伝えたいと弟子である唯円が書いた『歎異抄』を著者がわかりやすく翻訳されたもの。とても易しい言葉で書かれていて、文字面だけを読むならそんなに時間はかからない。でも、ひとつひとつの言葉が奥深く、自分なりに内容を咀嚼して読むのには時間がかかった。行く着く本質は...続きを読む
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