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Posted by ブクログ
これは、なんというか、「小説」の書き方がわかる本ではあるけれど、(括弧付きではない、一般で言われている、そしてこの本の中では「狭い意味での」と言われている)小説の書き方の参考には、あんまりならないと思う。自分の中に何か燻っているもの、煮えたぎるもの、不穏な気配とか、抑えがたい欲求とか、そういうものがあって、それのやり場に困っている、という人にはおすすめできると思う。
それと、この本を通して、高橋源一郎が小説というものにどのように向き合っているのかが少しわかる。なので、彼の書いた小説が、嫌い、というわけではないけれど、ちょっとよくわかんないよな、と思っている人にとっては、この本がひとつの高橋源一郎の小説読本になるかもしれない。
でもまあ、やっぱり、高橋源一郎はどうしても受け付けない、無理、という人には薦めづらいものではあるとは思う。
Posted by ブクログ
小説はこれでいいんだと思う。というか、むしろ、今までどうして出てこなかったのか、というか、おれが知らなかっただけなんだけど。沈む日本を愛せますか、の高橋源一郎にひかれて、購入した3冊のうちのひとつ。こうだよね、これだよね、そう、忘れてた、おれはこういうのがやりたかったんだ、っていうのを明確に言語化してくれた。ありがとう、高橋源一郎。小説っていうのは、世界にたいして自分を投げ出す作業で、(読むのも書くのも)そこで好きにすればいいだけ。そうそう、そういうことなんだよ。それが一番大事で、それさえあればよくて、それ以外に大したことなんかないんだった。愛だよ。怨念とか執念とかじゃないんだよ、怒りや憎しみもあるけどさ、そういうもののために小説はないんだよ。なんだか、好きなものの総体が、ここに書かれているようだ。ただ、おすすめリストは無視します。でもちょっとだけ、何冊か読んではみます。
Posted by ブクログ
☆3.5 センスを高めよポエム
インテリ源ちゃんの本なので、一筋縄にはいかないよなと思ひつつ読んだのですが、思ったとほりでした。
さいしょから、猫田道子のヘンな日本語の小説『うわさのベーコン』や、これはたしかにヘンで面白いのですが、AV女優のウンコ・マムコ文章、北朝鮮=ディズニーランド説をぶちあげる薬キメ人の文章を引用してるのだ。
もちろん村上春樹やケストナーなどの示唆的な文章も引用してゐるのだが、キョドってしまひますよね。常人には。
すみません。私が代はりに謝っておきます。
これが高橋源一郎です。
それに目をつむれば、まあまあ示唆的な文章ですよ。書き手にとって、ほんとうのことしか書けないってのは、やはり事実ですからね。保坂和志もほめてました。
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