一億三千万人のための小説教室

一億三千万人のための小説教室

792円 (税込)

3pt

小説は教わって書けるようになるのか? 小説はどう発展してきたのか? 小説にとって重要なのは、ストーリーか、キャラクターか、それとも、描写なのか? こうした疑問に答える、刺激的で実践的な教室。さまざまな文体を比較して、練習問題も豊富。「先生」と「生徒」の対話を追ううちに、小説とは何か、が見えてくるだろう。

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一億三千万人のための小説教室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても読みやすく、すらすらと読めました。
    小学生に小説の書き方を教える、というかたちで進んで行きます。
    この本自体が小説だと感じました。
    村上春樹さんの本は読んだことないですが、チャンドラーの本とよく似ているということをはじめて知りました。

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    今までの小説の書き方や文章教室に比べて具体的でいい。村上春樹がレイモンド・チャントラーのスタイルの学習をしたということを本人の文章と対応させて書いているところがいい。また、最初のようこそ先輩で、文学について小学生が周りの人に聞いてくるということは秀逸である。
     具体的に役に立つのは、小説家になるため

    0
    2023年01月20日

    購入済み

    大学に入ってから小説をかなり読んだのだけど、いまいちわかった気になれなくて、この本を読んでみた。なんだろうこの本……。小説の作法を教えてくれるわけではない。でも読んでいてとても心地いい。思い出したのはディケンズの『クリスマス・キャロル』。高橋さんが幽霊(天の声)になって、過去から未来、色んな人の話を

    #胸キュン

    0
    2022年09月24日

    Posted by ブクログ

    これは、なんというか、「小説」の書き方がわかる本ではあるけれど、(括弧付きではない、一般で言われている、そしてこの本の中では「狭い意味での」と言われている)小説の書き方の参考には、あんまりならないと思う。自分の中に何か燻っているもの、煮えたぎるもの、不穏な気配とか、抑えがたい欲求とか、そういうものが

    0
    2021年04月11日

    Posted by ブクログ

    小説と遊ぶ
    ははおやをみつける...などなど、この方向でいいんだという自信をくれた本。
    はじめて高橋源一郎氏の文章を読んだのだけれど、読みやすくておもしろい。

    0
    2015年10月10日

    Posted by ブクログ

    小説とは書くものではない、つかまえるものだと高橋さんはいう。つかまえるためには、世界が今までとは違って見えるようになるまで、ただ待つ。なるほど、ここに小説家が小説家たる所以、価値があるのだろう。

    0
    2015年10月03日

    Posted by ブクログ

    先生と対話しながら小説のキモ、について教えてもらえます。基本的で当たり前すぎて顧みることのなかったことが、実はとても大切なことだと気付かされました。
    これを読んだ後は、もっと小説と「遊んで」みたくなります。

    0
    2015年04月16日

    Posted by ブクログ

    小説はこれでいいんだと思う。というか、むしろ、今までどうして出てこなかったのか、というか、おれが知らなかっただけなんだけど。沈む日本を愛せますか、の高橋源一郎にひかれて、購入した3冊のうちのひとつ。こうだよね、これだよね、そう、忘れてた、おれはこういうのがやりたかったんだ、っていうのを明確に言語化し

    0
    2015年01月10日

    Posted by ブクログ

    小説を深く知っている人々にうけるのための「ハウツー」だと僕は思いました。独特の世界観で勝負するのか、それともシンプルさなのか?

    0
    2014年10月17日

    Posted by ブクログ

    どの世界でも技術と本質があって、どちらかだけでも足りない場合が多いと思う。
    技術を述べる本をたくさん読んだので、純粋に「小説とは?」の本を今回読めて、とても良かった。
    ABCに進めば書けるよ、と言われたら哀しくなってしまう。もっと深くて素敵な世界、ということがよくわかった。

    0
    2014年04月15日

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