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Posted by ブクログ 2010年02月09日
近代文学者たちがたーっくさんでてくる小説。終始爆笑。そしてしみじみ。読んでいる間、とにかく楽しい。ただ、近代文学史をよく知っている人ほど楽しいと思うので(逆に言うと、詳しくない人が読んでもあまり面白くないかもしれない)、ふつうの小説としてはあまり周囲にホイホイ勧めない。ある程度勉強して読むのをお勧め...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月11日
第13回伊藤整文学賞を受賞した力作。
二葉亭四迷の死に始まり、現実か空想かよく分からない、明治時代の文豪たちの物語が描かれる。
この物語は、「原宿の大患」を境にして、前編と後編に分けられるだろう。
前編では、「日本文学」を成立させるための文豪たちの苦悩が描かれる。
後編では、作者である高橋源一郎の視...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
最近はまっている高橋源一郎。
そんな彼の代表作と言っても過言ではない2002年伊藤整文学賞受賞作。
全編日本文学に対するパロディ。超パロディ。
高橋源一郎にしか出来ない芸当。
なぜか森鴎外に「たまごっち」をねだる夏目漱石。
伝言ダイヤルにはまり、ブルセラの店長になってしまう石川啄木。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
☆10個付けてもいいと思う。
明治の文学者達の小説でありながら作者自身が倒れた話(何故か胃カメラの写真付き)、テレクラに嵌りブルセラショップ店長になる石川啄木、チャットで話題になる斉藤緑雨、AVを撮る田山花袋、バブリーな北村透谷や島村藤村に樋口一葉、作者と育児談義を交わす森鴎外、「こころ」のKは誰だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月15日
平田オリザの「青年団」がお芝居にしているそうで、見たいのだけれど、東京は遠い。町田康は読めないけど、高橋源一郎にはハマったという若い人の意見を聞いて、首を傾げたりしている。まあ、町田と高橋は違うけど。でも、そういう人は初めの頃の高橋君も読んでみるといいと思う。ひょっとしたら・・・・。
考えていたら...続きを読む
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