風が吹いたり、花が散ったり

風が吹いたり、花が散ったり

891円 (税込)

4pt

4.2

『あめつちのうた』の著者が贈る、ブラインドマラソン×青春小説!

フリーターの亮磨は、夢が持てない日々を送る。
ある日、視覚障害があるランナーから、伴走者に誘われ――

大学生から熱い支持!
【第24回島清恋愛文学賞受賞作】


漫然と過ごすフリーターの亮磨。
バイトからの帰り道、視覚障害者の女性にぶつかり転倒させてしまう。
気が動転して無言で立ち去りかけたが、罪悪感から第三者を装って助けに戻る。
その場で、ブラインドマラソンの伴走者に誘われてしまい――。
爽やかな風が吹き抜ける青春小説!

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風が吹いたり、花が散ったり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    42195キロを走るのは並大抵じゃないのに、目が見えないで、よくぞよくぞだよ。走るサチの心の中は描かれていないが本当に凄いって事。あの場面で自分がついた嘘の告白とそうじゃない私もだよ、亮磨を選んで私は間違ってなかったと叫ぶサチ 甲子園の園芸にブラインドに主役ではないけど無くてはならない重要な役割にス...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月16日

    最後のマラソン大会のシーンは、こっちも隣で走っているかのような緊迫感がありました。
    みんな何かを抱えている中で、どう生きていくかを考えさせられました。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    視覚障害者マラソンの伴走を通じて主人公が成長するストーリー。
    登場人物は皆何かしら過去を引き摺って生きており、乗り越える様に目頭が熱くなる。
    とても面白かった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    マラソン大会前にモチベーションを上げるために読んだ本。
    視覚障害者の伴奏ランナーに挑戦する主人公。
    過去に犯罪を犯し家族とも疎遠の中、ひょんなことからさちと出会う。

    マラソン大会での最後の場面は、鳥肌が立った良いシーンであったな。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月19日

    「あめつちのうた」「サクラの守る街」
    の印象から、これもまた熱い青春小説だという
    【思い込み】で楽しみに読み始めると、
    ドロドロが止まらない…

    バイト先の「底辺」が重く、さちの眩しさ。
    眩しさに導かれて浮上していく亮磨。
    怪しさ満点のバイト先と店長のこともいつしか、見方が変わってくる。

    青少年の...続きを読む

    0

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