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Posted by ブクログ
10歳の我が子に余命を告げるのか…。
自分ならどんな選択をするのか、その考えもまとまらないまま、最初から最後までずっと涙が止まらなかった。
旭川に住むサッカー好きな少年・竜星が、試合中にラフプレーを受け、背中の痛みを訴えたのが始まりで、ただの怪我だと思っていたのだが、肋骨にできた腫瘍が悪性で、ユーイング肉腫という骨の癌だった。
辛くて過酷な治療をしても癌は大きくなり、余命半年という命だと知ったあと、家族の答えは…。
竜星があまりにも良い子過ぎるが故に余計に辛くなる。
「僕がガンで、よかったよ」
「姉ちゃんじゃなくて。父ちゃんや母ちゃんじゃなくて、僕がガンでよかった」などと10歳の子が言うことじゃないだろうと。
竜星の思いを汲み取り、彼の笑顔を最後まで見ることができるように寄り添い、見守り続けた家族。
この家族に無限の愛を感じた。
Posted by ブクログ
たくさん泣いた。後半は嗚咽に近かった。
本でこんなに泣いたのは初めて。
それはきっと竜星が良い子すぎるから。。
サッカーが大好きだった少年竜星が、ユーイング肉腫という骨の癌に罹り、彼の父母と姉と共に病と闘い、そして近づく死と向き合っていく物語。
病気に関する情報をどれだけ伝えるのか、竜星の痛みをどうやって和らげていくかなどの問いに家族が向き合うようすが、それぞれの視点から描かれている。だからこそ、それぞれの葛藤や想いが伝わってきて、より感情移入した。
竜星の素直さに、「そんなこと竜星にしないで!」という悔し涙から、「もっとやりたいことを叶えてほしい」という切ない涙、たくさんの涙を流した。
病に侵され絶望maxではなく、どんな状況でも登場人物が前を向いているからこそ心を引っ張られて感情が大きく動いた感覚。不思議だった。
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