【感想・ネタバレ】あの冬の流星のレビュー

あらすじ

一人の少年、一つの家族、二つの十字星、そして無限の愛。
旭川で生活を送る佐竹家。昭和気質な父竜司、高校時代から彼を支える母詠美、絶賛反抗期の亜沙美、サッカー少年の竜星の4人が日々仲良く暮らしている。竜星のサッカーの試合を観戦していると、ラフプレイを受けた竜星が背中の痛みを訴えて動けなくなった。最初はただの怪我に違いない、とたかを括っていたのだがーー宣告されたのは余命半年というあまりにも残酷な現実だった。小学生の竜星に事実を告げるか、否か。悩み、惑い、泣き、魂の痛み(スピリチュアルペイン)に寄り添った家族の軌跡。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子供の死を扱った物語という、子持ちの父親には感動せざるを得ないモノ。

サッカー少年で聡明な弟の流星くんがユーイング肉腫という骨のガンになり、どんどん転移して余命宣告されて抗がん剤も聞かず緩和に切り替える。

中学生の反抗期姉にどこまで開示するか?そもそも当人にはどこまで開示するのか?と言った問題。
高校生以下の当人には、告知するのは一般的ではなく、心が持たないと考えられているらしい。色々辛すぎて心がしんどい。その友達には?退院したんでしょ!?遊ぼう!と言ってる友達には?


迷ったらその子が心から笑う時を思い浮かべて。どっちの選択をすると、その心からの笑顔に辿り着くのか。

心と魂は違う。心はよく嘘をつくが、魂は嘘をつかない。継がれて行く

死んだら河原でずっと石を積み続けるが、鬼が来て倒されちゃう。そんなわけない。悪い事してないんだから怖いところに連れて行かれるはずがない。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

10歳の我が子に告げられた残酷な宣告。
そのとき、親としてどうすればいいのか。

よくある「泣けた」とか
「心揺さぶる名作」などの帯文。
(この本には書かれていません)
それが苦手なのだけれど
朝倉さんは冷静に、でも家族の葛藤を
丁寧に静かに書き切った。
お涙頂戴でなく、だからこそストレートに響く。
命を繋ぐ炎を移し、受け取るというメッセージもあたたかく新鮮だった。

命を見守る皆の優しさがじんわりと染みてくる。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

参考文献を見て、ハンカチを用意して読み始める。

あー、辛い。もしも、もしも、もしも自分の子供が癌になり、あと半年の命と言われたら。。。

お父さん、お母さん、お姉ちゃんが難しい決断を一つずつしていくのが辛くて、偉いなぁとも思ったし、運命は過酷すぎる、竜星は家族に愛されて幸せだとか、色々思った。残り半年で竜星に何をしてあげられるかと同時に、竜星からも何かを受け取る、という考え方に救われた。

竜星が、大好きな子に「僕はきっとすぐそばにいる。空に、雲に、風に、葉っぱに、星に。。」「不安なときは一度立ち止まって、周りをよく見て」「僕はそばにいるから」と最後に伝えた言葉、私も覚えておきたい。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

読んでいて涙が止まらなかった。
本当にありえる話だと思う。
彼に比べれば、自分はなんで幸せなんだろと思う。
彼が頑張ったように、自分も精一杯生きようと思ったし、これから立ちはだかる壁に立ち向かう勇気を貰った。
竜星くんありがとう。

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2026年01月09日

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