神に愛されていた

神に愛されていた

891円 (税込)

4pt

「忘れようとしていた痛みが「ここ!」と叫んでいる」
――――作家・町田そのこ(「解説」より)

大ヒット作家・木爾チレンの「伝説の衝撃作」、ついに文庫化!

希望と絶望、羨望と嫉妬……
愛憎渦巻く、狂気の物語。

若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。
しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断った。
一体なぜ――。
やがて30年の時が経ち、冴理のもとへ、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。
すると冴理は語り始める。
心の闇に葬った、戦慄のその過去を……。

これは才能を信じて生きた女性作家ふたりの光と影、あるいは愛憎の極致。
魂が震える傑作!

著者渾身の「文庫版あとがき」、作家・町田そのこ氏による「解説」も特別収録!

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神に愛されていた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    才能を恨み、劣等感に苦しむ。

    同世代で同じ高校大学出身の2人だからこそ
    才能が秀でるものに自分を必要以上に比べ、
    劣等感を強烈に抱き、次第に憎悪に満ちていく。

    自分よりも優秀な若手が評価されるという構図は
    社会で必ずと言っていいほど経験すること。
    それが小説家というクリエイティブな職業なら尚更胸

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    久々に時間を忘れて夢中になる本を読んだ。思い込みというか、自意識は時に本当に恐ろしいものだよなあ、と思う。光と影はお互いにかけがえのないものだけど、お互いを認め合っていなくちゃ輝けない。自己否定を振りかざすと、誰かを傷つけることにもなると忘れないでいたい。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    嫉妬や羨望、さまざまな感情に、苦しさ痛み、追いつくのに必死になりながら夢中になって一気に読み進めた。面白かった!

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    書店で手に取って良かったと思うほど、想像を超えて面白かったです。小説家の苦悩や挫折を描いた話と思いきや、それだけでは終わりませんでした。最終章は目が離せずに時間を忘れて一気読み。記憶に残る一冊となりました。

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    本当に面白かった。購入して14日という、自分の中では短期間の内に読み終えるほど、早く読みたいという気持ちが毎日積もり続けていた。久しぶりにこのような面白く、私の心の中を改め考えさせられるような本と出会った。表紙から既に興味を引くようなタイトルと絵で最後のチレンさんの言葉も含めてとても刺さった。これか

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    空港で暇つぶしに買った本。読み始め10分で当たりだぁ!とのめり込み、飛行機の中とフェリーの中で読破しました。嫉妬が生む悲劇が悲しいはずなのに何とも言えない心地よい時間。不思議な小説でした。
    面白かったです!おすすめします!

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    語り手が変われば見る世界が変わる。と最後に綴られてて、本当にそうだな。と感じた。同じ話なのにこんなにも違うのか。と感じた。二人の主人公の視点をそれぞれ読んで胸が痛くなった。神に愛されてた。とっても素晴らしい作品でした。

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    星5じゃ足りないくらいの傑作!
    天音のように先輩に憧れて同じ物を使ったり技術を真似たりしたこともあるし、沙理のようにむかつく!死ねよ!って思ったこともある。
    その両極端を光と影で書かれてて最高でした!これは何度も読み返すと思います。
    天音の最後はとても美しいなと思って読みながら涙流しちゃいました。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    隣の芝は青く見えるが現れてるなーって感じた面白かった!!
    尊敬とか憧れとか嫉妬の感情は自分にもあるし、その感情を持つことは悪いことじゃないと思うけど、その感情をどう扱うかが重要だと思った
    自分の頭の中で考えるだけじゃ相手のことを理解できないし、間違ってるかもしれないから、人を理解したい時は頭じゃなく

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    なんとも読んでいて苦しい物語であった。登場人物の誰もが神に愛されていながらそのことに気づけていないような気がした。
    ただ、命を賭けられるような大切な何かを持っている登場人物達を羨ましく思った。
    私は本が大好きで本に救われここまで生きていると思う。文を紡ぎ、登場人物に命を吹き込んでいる小説家の方々を改

    0
    2026年02月04日

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