岩波書店作品一覧

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  • 漱石紀行文集
    4.3
    漱石の満洲、ロンドン、京都を巡る紀行文「満韓ところどころ」「倫敦消息」「自転車日記」「京に着ける夕」をまとめる。漱石の人間、人事、自然を見詰める眼は的確であり、ユーモア溢れる溌剌とした文章で綴られている。近代日本の秀逸な紀行文となっている。小品5篇を併せて収載する。短文ながら文豪の素顔をよく伝えている佳品である。

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  • 漱石・子規往復書簡集
    4.4
    1巻1,034円 (税込)
    夏目漱石と正岡子規は、明治22年、高等中学校の同級生として出会い、寄席の趣味をとおして親しくなった。その友情は子規が明治35年、35歳で亡くなるまで終生変わることなく続いた。漱石が批評を求めて子規に送った俳句と子規の添削を含め、その間に交わされた手紙を年代順に収録した。(解説=粟津則雄)

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  • 漱石詩注
    4.0
    漢詩が、殊に簡潔で締まった句が好きだ、といっていた漱石は、みずからも折々に漢詩を書き、『明暗』執筆のなかばからの100日間は、それを日課とした。漢詩は小説と同じく漱石の思想の表現である、と評した中国文学者が、学生時代から死の直前までに作られたうち160首に丹念な注釈を加え、その思想遍歴の跡を描き出す。

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  • 漱石先生の手紙が教えてくれたこと
    3.0
    「あせってはいけません」「牛のように図図しく進んでいくのが大事」.漱石の書き残した,弟子を始めとする若い人々への手紙は,小説とは違った感慨を読む者に与える.綴られる励まし,ユーモア,人としての深さは,今を生きる人にとっても,温かなエールとなるだろう.示唆に富む手紙から文豪・漱石の新たな一面が見えてくる.

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  • 漱石追想
    -
    「先生は相手の心の純不純をかなり鋭く直覚する。そうして相手の心を細かい隅々に亘って感得する」(和辻哲郎)。同級生、留学仲間、同僚、教え子、文学者や編集者、禅僧に担当医に芸者、ともに暮らした使用人や家族まで――同じ時間を過ごした四九人が語る、記憶のなかの素顔の漱石。

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  • 漱石俳句集
    4.0
    漱石は親友子規の感化で俳句をつくり生涯におよそ二六○○句を残している。明治二十八~三十二年はとりわけ熱心に作句にはげんだ時期で、子規はこの頃の漱石の俳句を評して意匠が斬新で句法もまた自在だといった。漱石の作品は俳句というこの簡便で小なるものの楽しみを多彩に示しているのである。八四八句を抄して脚註を付す。

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  • 漱石文芸論集
    4.3
    漱石の小説はおおかた読んでいるという人も、評論や講演となると十分目がとどきかねるのが実情ではあるまいか。本書は講演記録『文芸の哲学的基礎』『創作家の態度』などを主軸として、他に評論文・談話・初期の文章から文芸論にかかわる作品を選んで編成したもの。ここに尖鋭勁強な理論家としての漱石像がくっきりと浮かびあがる。

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  • 漱石文明論集
    4.5
    1巻1,012円 (税込)
    圧倒的な優位にたつ西洋文明を向うにまわし漱石は「自己本位」の立場を同時代のだれにもまして痛切に生きた。血のにじむようなその苦闘の跡を示す「現代日本の開化」「私の個人主義」など五篇の講演記録を中心に、かれの最も奥深いところから響いてくる肉声というべき日記・断片・書簡を抄録した。『漱石文芸論集』と対をなす。

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  • 漱石を読みなおす
    -
    19世紀末から20世紀初めの戦争が続く時代に,「個性」という絶対的差異を自覚し,孤独な闘いに生きた漱石.漱石の諸作品と生涯について,新たな視点からたどりなおす.通説とは違った漱石の「個人主義」の新しい読み方を切り開き,現代の視点からその魅力を鮮やかにくみあげた「再入門書」.文庫化に際し,最終章を大幅に改訂.

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  • 創造的な食育ワークショップ
    -
    1巻1,980円 (税込)
    各地で食をテーマにした町おこしやブランド作りが盛んであり,「食育」がブームである.しかし,「食育」といっても何をどうやって行えばいいのか,具体的には難しいことも多い.著者自らが食育の実践として行っている「味覚のワークショップ」の計画立案から具体的な進行の仕方,テキストやワークシート作り,目的別の事例を紹介する.

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  • 相対性理論入門
    4.5
    アインシュタインの相対性理論によって物理学は新しい段階を迎えた。超マクロの宇宙の分野から超ミクロの素粒子の世界にいたるまで、この理論が果している役割はめざましいものがある。相対性理論の第一人者である著者が、この理論の完成までの経緯とその考え方を、厳密に、しかし誰にもわかるように解説したユニークな入門書。

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  • 相対論の意味
    -
    相対論の創始者アインシュタイン自らがおこなった講義をまとめた本.特殊相対論から一般相対論までを解説.付録は,重力を含めた場の理論の統一に挑戦し,死の直前まで改訂を重ねていたアインシュタイン本人の思考過程の記録である.この講義の翌年ノーベル賞を受賞した.一般相対論の発表100年を機に文庫化.(解説=江沢洋)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 蘇我氏の古代
    3.7
    大化改新前夜、クーデターによる暗殺をきっかけに「滅亡」したとされる蘇我氏。仏教導入をすすめ、推古天皇の信頼も厚く、「大臣」として政権を支えた蘇我馬子を筆頭に、ヤマト王権の紛れもない中心であった一族は、なぜ歴史から姿を消したのか? その後の藤原氏の台頭までを視野に、氏族からみた列島社会の変化を描く。

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  • ソクラテスの弁明 クリトン
    4.3
    自己の所信を力強く表明する法廷のソクラテスを描いた『ソクラテスの弁明』。死刑の宣告を受けた後、国法を守って平静に死を迎えようとするソクラテスと、脱獄を勧める老友クリトンとの獄中の対話『クリトン』。ともにプラトン初期の作であるが、芸術的にも完璧に近い筆致をもって師ソクラテスの偉大な姿を我々に伝えている。

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  • 「育ち」をふりかえる 「生きてていい」,そう思える日はきっとくる
    -
    児童養護施設で長く暮らした著者が自らの生い立ちをふりかえる.親に愛された記憶を持たず,孤独と疎外感,深い絶望のなか,自分は何のために生きているのかと問い続けた日々….施設からの巣立ち,大学進学,当事者の居場所づくり…困難と向き合いながら生きる意味を模索し,ようやくたどり着いた「生きてていいんだ」.

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  • その情報、本当ですか? ネット時代のニュースの読み解き方
    3.5
    ネットやテレビを通して流される膨大な量のニュースや情報…。あふれる情報の中からフェイク(偽)ニュースや誤った情報に惑わされずに「事実」を読み取るにはどうすればよいのか。長年にわたってNHKの報道番組ディレクターとして報道にたずさわってきた著者が、報道のあり方やネット情報のしくみなどを論じながら情報の正しい読み取り方を伝える。

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  • その世とこの世
    4.1
    いまここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人と,「この世」の地べたから世界を見つめるライターが,1年半にわたり詩と手紙を交わした.東京とブライトン,老いや介護,各々の暮らしを背景に,言葉のほとりで文字を探る.奥村門土(モンドくん)描きおろしイラストを加えての,三世代異種表現コラボレーション.

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  • 祖父の見た陸軍中野学校 一期生の資料は語る
    -
    全国から集った一期生たちの遺した未公開の講義録や日記,メモ等の一次資料から,学生選考の実際やカリキュラムの中身,学生の日常生活,卒業後の進路など,特異な学校の等身大の姿に迫る.設立当初の理念や期待された役割なども考察.戦況の悪化とともに大きく方向転換していく「前夜」,当事者たちの見た「夢」とは何だったのか?

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  • 空をとぶ小人たち
    4.2
    川をはさんで二つの〈模型の村〉――心やさしいポットさんの村と,見物客めあてのプラター氏の村――がありました.ようやくポットさんの村にたどりついた小人の一家は,楽しく暮らしたのもつかのま,プラター氏に誘拐されてしまいます.「小人の冒険シリーズ」4作目.

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  • 素粒子はおもしろい
    4.0
    物質を構成するもっとも小さい要素は何か? 古代ギリシアの原子論にはじまり、近現代の科学的探究により、さまざまな素粒子像が描かれてきた。そして科学者たちはついに、究極の基本粒子をとらえた。素粒子像はこれまでにどんな変遷をしてきたのか、最新像はどんなものか、2008年ノーベル物理学賞の著者が自在に語る。

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  • それから
    4.2
    若き代助は義侠心から友人平岡に愛する三千代をゆずり自ら斡旋して二人を結びあわせたが、それは「自然」にもどる行為だった。それから三年、ついに代助は三千代との愛をつらぬこうと決意する。「自然」にはかなうが、しかし人の掟にそむくこの愛に生きることは二人が社会から追い放たれることを意味した。 (注・解説 吉田熈生)

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  • それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    「イエスは黒人なのだ! ブラックパワーは福音だ」黒人神学の泰斗,ジェイムズ・H・コーンに学ぶため,二七歳の筆者はNYにあるユニオン神学校の門を叩いた.教室にさざめいたハレルヤ.ブラック・ライヴズ・マターという仲間たちの叫び.奴隷制以来,四〇〇年に及ぶ苦難の歴史に応答することはできるのか? 魂をゆさぶる言葉の旅.

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  • ソロ沼のものがたり
    5.0
    昔,たくさんのかえるでにぎわった水辺.生き残りの孤独なかえるは,食べることをやめ,ソロ沼の守り神となっていた.......野生生物の生き様を目を凝らし続ける鬼才画家・舘野鴻が満を持して放つ,初の連作短編集.ばった,おさむし,やんま,あげは……生きものたちの濃厚なドラマを,美しい挿絵とともに丹念に描く.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 尊厳 その歴史と意味
    3.8
    「尊厳」は人権言説の中心にある哲学的な難問だ.概念分析の導入として西洋古典の歴史に分け入り,カント哲学やカトリック思想などの規範的な考察の中に,実際に尊厳が問われた独仏や米国の判決などの事実を招き入れる.なぜ捕虜を辱めてはいけないのか.なぜ死者を敬うのか.尊厳と義務をめぐる現代の啓蒙書が示す道とは.

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  • ソヴィエト・デモクラシー 非自由主義的民主主義下の「自由」な日常
    -
    1巻3,190円 (税込)
    非民主主義的な全体主義国家だったと言われるソ連は,デモクラシー(人民の権力)を重視し,人びとから寄せられる膨大な数の陳情・意見に真剣に向き合っていた.体制に容認された自由と政権の目を盗んで得た「自由」をも謳歌していた人びとの日常を一次史料から丹念に再構成し,ソ連型民主主義の実態に迫る意欲作.

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  • 増補 教育再生の条件 経済学的考察
    -
    日本の教育の危機は,学校教育の危機であるにとどまらず,日本社会の構成員を育成するのに失敗しているという社会全体の危機でもある.工業社会から知識社会への転換点でもある今,どのような教育改革が必要とされているのか? スウェーデンの事例などを参考に考察し,真に教育を再生させる道を提示する.(解説=佐藤学)

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  • 増補 「児童虐待」へのまなざし 社会現象はどう語られるのか
    -
    90年代以降,様々な支援・対策が打ち出され,対応を求められてきた「児童虐待」.統計上の増加が意味するのは,都市の病理か,心の病か,それとも――.「虐待」に対する人々のまなざし,そしてその変遷から読み解く.部活動・いじめほか学校問題の研究・発信で知られる著者の初著作を,増補のうえ待望の文庫化.

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  • 増補 「戦争経験」の戦後史 語られた体験/証言/記憶
    5.0
    戦争とどう向き合い,受けとめるか──戦後,人々は直接的な体験の有無にかかわらず,戦争との距離をはかることによって自らのアイデンティティを確認し,主体を形成してきた.敗戦からの時間的経過や社会状況に応じて変容してゆく戦争についての語りの変遷をたどりながら,戦後日本社会の特質に迫る.解説・平野啓一郎.

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  • 増補 総力戦体制と「福祉国家」 戦時期日本の「社会改革」構想
    5.0
    「福祉国家」日本のルーツは本当に戦時期にあるのだろうか──厚生省設立や国民健康保険制度などの「戦時社会政策」をめぐる政府や地方と軍部とのせめぎ合いに着目し,戦後のあり方とは異なる,戦時期の総力戦体制=「福祉国家」の姿を浮かび上がらせる.戦時人口政策に大きな役割を果たした社会学者・高田保馬を論じた補章を付す.

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  • 増補版 敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 上
    4.3
    敗戦後日本人の苦難の歩みを描いて,日本中に感動を巻き起こした名著の写真増補版.旧版の2.5倍以上に増補された貴重な写真は,著者みずからによって本文といっそう緊密に組み合わされ,敗北を抱きしめて立ち上がった民衆の類まれな経験を語り尽くす.ヴィジュアル史料と文字史料が織り成す陰影深い戦後史像の誕生.

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  • 贈与論 他二篇
    3.8
    贈与や交換は、社会の中でどのような意味を担っているのか? モース(1872-1950)は、ポリネシア、メラネシア、北米から古代ローマ、ヒンドゥー等の古今東西の贈与体系を比較し、すべてを贈与し蕩尽する「ポトラッチ」など、その全体的社会的性格に迫る。「トラキア人における古代的な契約形態」「ギフト、ギフト」の二篇と、詳しい注を付す。

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  • 続 折々のうた
    -
    好評の前著に続く一年間の新聞連載に加筆して贈る.この二書において,俳句や短歌にとどまらず,狂歌や漢詩,さらに琉球の古歌謡に至るまで,広大な日本詩歌の世界に光があてられ,新しい〈常識〉が作り出された.簡潔な表現にこめられた哀切な想い,大らかな叙情を,詩人のこまやかな感性が的確に読みとり,奥深いことばの森に読者を誘う.

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  • 続 直観でわかる数学
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    大反響『チョッカン』の第2冊は,小学校の算数が中心です.「え? サンスウ??」と侮るなかれ.数学の根源は,算数にあるのです.ご存知,あのハタムラ先生が,あなたをその奥深い世界へ案内します.ややこしい数式は一切ヌキ.独創的な図を駆使した「ハタムラ式直観」はますます快調.目からウロコ請け合いです.

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  • 続 日本人の英語
    3.8
    アメリカ人は日本人をthe Japaneseというのに自分たちをthe Americansとはいわず、Americansというのはなぜだろう。「読めるけれど書けない」とよく言われる日本人の英語だが、どこまで的確に読み取っているのだろう。楽しい文例と徹底比較を通じて英語の新しい世界を広げてくれる、ベストセラー『日本人の英語』の待望の続編。

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  • 続 羊の歌 わが回想
    4.7
    すべての自由を圧殺していた軍国主義は、一九四五年八月十五日突然崩壊。著者は本郷の医学部にもどり再び研究生活に入る。やがて戦後文学の出発となった「一九四六年文学的考察」の発刊、フランス留学、アジア・アフリカ作家会議への参加と著者の足跡は広がり、折から起った日米安保条約反対の大運動はすべての日本人を巻きこんでゆく。

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  • 体験者「ゼロ」時代の戦争責任論
    4.0
    戦後八〇年,戦争体験者がほぼ亡くなるという新たな状況が生じつつある.体験者の声が遠くなるなか,いかに戦争責任を問う議論を継承し,発展させていくことができるだろうか.これまで議論を牽引してきた世代,そして現代的観点から批判的更新を図る若い世代による徹底討議を中心に,未来へ向けて戦争責任論の可能性を開く.

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  • 大衆の反逆
    4.1
    スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセット(一八八三─一九五五)による痛烈な時代批判の書。自らの使命を顧みず、みんなと同じであることに満足しきった「大衆」は、人間の生や世界をいかに変質させたのか。一九三〇年刊行の本文に加え、「フランス人のためのプロローグ」および「イギリス人のためのエピローグ」も収録。(解説=宇野重規)

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  • 対称性と機械学習
    -
    1巻4,400円 (税込)
    世界は対称性にあふれている.入力に対する構造的な変換に対して不変であるのが対称性で,物理世界を扱う機械学習で効率的な学習を実現し,未知の状況にも対応できるようになるために欠かせない概念だ.本書は関係する数学を基礎から解説した上で,対称性が機械学習の文脈でどのように表されるのかを示し,利用する手法を紹介する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 大戦間期の日本陸軍
    5.0
    第一次世界大戦が史上初の「総力戦」として戦われたことは日本陸軍に大きな衝撃を与えた.一方「大正デモクラシー」という思潮が国民のなかで高まりをみせるなか陸軍はどのような対応をせまられたのか.多くの史料を精査・分析して浮かび上がった日本陸軍の近代化構想の変遷.定評ある研究書の待望の文庫化.解説=吉田裕

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  • 体罰と日本野球 歴史からの検証
    4.5
    1巻2,750円 (税込)
    部活動など,日本のスポーツにおける体罰の問題が絶えない.厳しい上下関係を背景に,指導の名のもとに繰り返される暴力.こうした歪な状態はいつ発生し,なぜ広がっていったのか.日本の代表的スポーツである野球の歴史をたどりながら,膨大な史料を駆使し実証的に考察.体罰なきスポーツ界の実現へ向け具体的に提言する.

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  • 太平記 一
    4.6
    1~6巻1,111~1,650円 (税込)
    鎌倉幕府の滅亡に始まる南北朝の動乱.北条一族の終焉,楠正成らの知勇が支える後醍醐天皇の新政権,足利尊氏の離反と南朝北朝の分離,室町幕府の成立…….数十年にわたって列島を揺るがした巨大な戦乱を記す『太平記』全四十巻.後世に深甚な影響を与えた書の古態を伝える室町初期の「西源院本」に,初の校注を加える.(第一─八巻を収録)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 太平天国 皇帝なき中国の挫折
    3.6
    「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし,皇帝制度を否定した太平天国.その鎮圧のために組織され,台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍.血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり,中国近代化へと続く道に光をあてるとともに,皇帝支配という権威主義的統治のあり方を問い直す.

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  • 太平洋海戦史
    5.0
    東条内閣の打倒,終戦工作で大きな役割を果たした高木惣吉少将.戦争終結から四年,本書は,海軍きっての知性派として知られた著者が,当時あたうかぎりの資料と情報を駆使し,太平洋での戦闘の詳細を記録した戦史である.真珠湾攻撃からレイテ沖海戦まで.作戦,戦術での過誤をも厳しく見つめ,冷静な筆致と客観的な分析で描写する.

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  • 泰平を演じる 徳川期日本の政治空間と「公然の秘密」
    4.0
    徳川の泰平は,徳川政府の大名に対する厳格な支配によってもたらされたものではなく,各々の分に応じた義務を遂行する,または遂行しているように見せかける双方の「演技」によって作り上げられていた――様々な統制や制度の中でどのように政治が動いていたのかを,当時の人々の政治行動の理解のしかたに即して解き明かす.

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  • 台北人
    4.0
    上海のダンスホールの華だった女性と,それに翻弄される男たちを描く「永遠の尹雪艶」,老軍人がかつての日々を回想する「国葬」など,国共内戦と国民政府の亡命という歴史を背景に,戦後の台湾で故郷喪失者として生きる人びとの姿を活写し,失われた世界への哀惜や喪失の痛み,新天地で生きる苦悩を鮮烈につづった傑作短篇集.

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  • タイムマシン
    4.1
    19世紀末のイギリス.タイムマシンの発明家が,客間に集っている友人たちを前にして信じられない体験を語り始めた.80万年後の世界では,人類は「地上人」と「地下人」に二分され,しかも恐ろしい分業がなされているというのだ….SF小説の元祖ウェルズの代表作.

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  • 太陽系ひとめぐり
    -
    地球がどんな星なのかを知るには,太陽系のほかの惑星と比べてみるのが一番です.探査船ガイヤ1号で宇宙にでかけましょう.水星に彗星が衝突するところを目撃したり,金星に火山を発見したり,土星の衛星タイタンの海に降りたりしながら,太陽系のはてまで探検です.あれあれ,そんなに遠くまで行って,だいじょうぶかな?

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  • 太陽の草原を駆けぬけて
    4.5
    1941年,ロシア占領下のポーランドに暮らしていた5歳のエリューシャと家族は,戦争で故郷を追われた.母や姉弟とともに,たどり着いたのはカザフスタンの小さな村.少年は新しい友だちをつくり,言葉をおぼえ,狩りをならい,たくましく成長していく.終戦後イスラエルへ渡るまでの波瀾の歳月を,実話をもとに描く.

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  • 太陽の東 月の西
    4.3
    山と森と湖の国ノールウェイ──19世紀半ばにアスビョルンセンとモオによって集められた民話の中から,楽しい18編を選びました.トロルにとらわれたおひめさまを助けだす兵隊の活躍を描いた「青い山の三人のおひめさま」や「北風をたずねていった男の子」「ちびのフリックとヴァイオリン」など.改版[解説・三瓶恵子]

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  • 対話する社会へ
    4.0
    個人の成長過程で、地域で、社会で、国家間で…あらゆる局面で、今いかに「対話」が喪われていて、その結果何が起こっているのか。逆に「対話」があれば、どんなことが可能になるのか。新しい視野が開け、何年もたってから大きな解が得られる対話とは、そもそも人間にとって何なのか。豊富な事例をもとに説く、渾身の警世の書。

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  • 台湾の少年1 統治時代生まれ
    4.0
    一九三〇年,日本統治時代の台湾に生まれた蔡焜霖(ルビ:さいこんりん)は,読書が好きな少年で,教育者になることを夢見て育った.戦争の色濃い時代は日本の敗戦で終わったが,戦後は国民党政権による新たな支配が始まり,ある日,町役場で働く焜霖のもとへ憲兵が訪ねてきて…….白色テロの深い傷を描いた台湾の傑作歴史コミック,第一巻.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 台湾の若者を知りたい
    3.7
    東日本大震災の直後に200億円もの義援金を送ってくれた台湾の人々.その影響で,台湾へ旅行をする日本人の数は年々増えています.それでも,私たちは台湾人の普通の若者について,ほとんど何も知りません.台湾の若者の学校生活,受験戦争,兵役,就活……,3年以上に渡る現地取材を重ねて知った,台湾人の意外な日常生活.

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  • タカシ 大丈夫な猫
    5.0
    夕ぐれの道を駆けていった猫は,左側の足二本しかなかった.堂々とした姿に惹きつけられたわたしは,飼い主のケイコさんに会いに行き,タカシを知る.生後3か月での交通事故,大手術.そして,立つ,走る,木登りに,恋も狩りも! 二本足の猫と見守る人びとを追う,勇気と愛情のノンフィクション.イラスト・小泉さよ

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  • 高橋源一郎の飛ぶ教室 はじまりのことば
    4.1
    毎週金曜,夜開く学校として高い人気を誇るNHKラジオ番組「飛ぶ教室」.その冒頭約3分間のオープニング・エッセイ最初の2年分を収める.コロナが流行り出し,誰もが不安に打ち沈んでいた時期に贈られた,時に切ない,滋味あふれる温かなメッセージ.特別付録として話題作の書き下ろし朗読用ドラマ「さよならラジオ」も初収録!

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  • 高村光太郎詩集
    4.1
    世俗的なものとの妥協を排し,不断の情熱をたぎらせて人生の意味を追求し続けた光太郎の詩は,美しいもの,真実なものに対する善意と愛に満ちている.その歩みの中から九十三の詩篇を精選し,「道程」より・「道程」以後・「智恵子抄」より,の三部に編んだ.作者が生前自ら校閲した最後の詩集である. (解説 奥平英雄)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • タキトゥス 年代記 上 ティベリウス帝からネロ帝へ
    4.7
    1~2巻1,177~1,243円 (税込)
    『年代記』はローマ帝国初代の皇帝アウグストゥスの死(紀元一四年)から筆をおこし,以下ティベリウス帝からネロ帝の死(六八年)に至る四代五十五年の治世を物語る.人間の本性に肉迫してやまぬ洞察力,類まれな描写力.――この史書をひもとく者は,あたかも一篇の秀抜な歴史小説に接するかのごとき感を深くする.

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  • 竹取工学物語 土木工学者,植物にものづくりを学ぶ
    4.0
    適度に硬く,しなやか.中空円筒構造.1日で1メートル近く高さを伸ばすこともある驚異の成長力.特異な生態,形状や性質ゆえに竹取の翁の時代から日本人の生活に溶け込んできた竹は,時に厄介者扱いも受ける.そんな竹に魅せられ,本来植物学者の研究対象であろう種々の植物に工学の視点で挑む研究者の,ちょっと考えさせられる物語.

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  • 竹取物語
    3.7
    幼い時からかぐや姫の話として誰もが親しんでいるこの物語は,『源氏物語』の中でもすでに昔話として出てくるように,日本最古の物語文学といわれる.光を放つ一筋の竹の中から生まれて気高く成長した姫が,貴公子たちやみかどの求婚をしりぞけて天に昇っていく姿が,他の平安時代の物語に比べ分り易い素朴な文章で綴られている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 確かめてナットク! 物理の法則
    3.0
    ロウソクの光とLED,どっちが効率が良い?太陽が地球に一番近い1月が寒くなるわけは?虹,シャボン玉,CDの記録面はどれもカラフルに見えるけど,その理由がちょっと違うって知ってました?日常にふと感じる疑問に答えるのが物理学の本当の使い方.公式を覚えるだけじゃつまらない.物理学の醍醐味をお伝えします.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 他者の単一言語使用 あるいは起源の補綴
    4.0
    「私は一つしか言語をもっていない,ところがそれは私のものではない」――植民地支配下のアルジェリアに生を受けた〈フランス-マグレブ-ユダヤ人〉の特異な自伝的回想が告げる言語的追放,本来性なき離散する〈私〉の経験.ヨーロッパ近代原理を脱構築するデリダ,その不可能なアイデンティティ・ポリティックス.

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  • 但馬日記 演劇は町を変えたか
    4.3
    生まれ育った東京を離れ,家族で兵庫県北の小さな町に移り住んだ理由は「転勤」!演劇と観光の学べる専門職大学の開学,国際演劇祭の開催….新たな共同体をつくる試みは,コロナ禍や市長選の対立構造に翻弄されていく.芸術や文化による地域の再生は可能か?町に新しい風は吹いたのか?濃密に語られる三年半の記録!

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  • 多数決を疑う 社会的選択理論とは何か
    4.1
    選挙の正統性が保たれないとき、統治の根幹が揺らぎはじめる。選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本。多数決は本当に国民の意思を適切に反映しているのか? 本書では社会的選択理論の視点から、人びとの意思をよりよく集約できる選び方について考える。多数決に代わるルールは、果たしてあるのだろうか。

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  • 正しいコピペのすすめ 模倣、創造、著作権と私たち
    4.0
    ネット画像をSNSにアップする、ウェブ上の文章を自分のレポートに貼り付ける、ネットでドラマや動画を視聴する…。コピーが日常行為になっている現在、誰もが「うっかり」他人の権利を侵害してしまう可能をもっています。本書では、著作権の基本ルールをわかりやすく解説し、「模倣と創造」の関係について考えます。

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  • 正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法
    4.2
    家庭科は、自分の暮らしを自分で整える力だけでなく、この社会の中で他者とともに生きていく力を育ててくれる教科だと実感した著者は、自ら専任教員となる。ご飯の作り方、お金とのつきあい方、時間の使い方など自立にあたってどんな知識や技術が必要か、10代の暮らしに沿って具体的にアドバイスする。

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  • “正しい”を疑え!
    4.2
    「自分の考えが絶対に正しい!」と他人に意見を押しつけSNSを炎上させる人.その一方で,たやすく人の意見に流されてしまう人々も….不安と不信が蔓延する社会において,私達は何を拠り所にすればよいのでしょうか.自分を信じて自分らしく生きるためのヒントを人気作家・真山仁さんが語ります.特別書下ろし.

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  • ただ時の過ぎゆかぬように 僕のニュース詩
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    世紀末から新世紀にかけ,時代の結び目に何が起きたか? 忘れてはならないこと,記憶しておくべきことは何か? 著者は毎週,世界的大事件からスポーツ・芸能まで,時代の肌触りを記録すべく,ホームページに「ニュース詩」を創り続けた.「ニュース詩」100篇と語り下しによる,異能の作家渾身の現代日本社会論!

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  • タックス・イーター 消えていく税金
    3.5
    国民の税金を食い荒らし、富を奪い取る者は誰だ。政治と経済に隠然たる力を及ぼし、法を逆手にとりながら、文明の対価であるべき税を掠めてゆく。財政の屋台骨をも揺るがし、国を存立の危機に追い込む悪行を見過ごしてよいのか。その不正と複雑なからくりを解明し、日本の暗部に切り込む。前著『タックス・ヘイブン』の続編。

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  • タックス・ヘイブン 逃げていく税金
    4.2
    税制の根幹を破壊する悪質な課税逃れ。そのカラクリの中心にあるのがタックス・ヘイブンだ。マネーの亡者が群れ蠢く、富を吸い込むブラックホール。市民の目の届かない場所で、税負担の公平を損なうさまざまな悪事が行なわれている。その知られざる実態を明らかにし、生活と経済へ及ぼす害悪に警鐘を鳴らす。

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  • タトゥーママ
    4.7
    姉のスターと33歳の未婚の母マリゴールドとくらす10歳のドル.スターは面倒みきれないって怒るけど,全身にタトゥー,陽気でお酒好きなマリゴールドは,世界一すてきなお母さん.スターの父親ミッキーとの再会をきっかけに,3人の生活が変わってしまい…….子どもが親によせる,苦しくて切なくて愛おしい気持ちを描いた傑作.

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  • たとえば「自由」はリバティか 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義
    4.0
    幕末から明治の初め,西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り,さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した.これらは,果たして原語と同じ意味だろうか.日本政治思想史の研究者が,西欧における原義を探り,翻訳語の意味との相違を明らかにする連続講義.

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  • 谷川俊太郎~これまでの詩・これからの詩~1 二十億光年の孤独
    -
    1~54巻220~990円 (税込)
    「三好達治先生に大変な御好意をいただいた。ありがたいと思う気持をどう表せばいいかわからない。1949年冬から1951年春頃までの作品から選んだ。排列はほぼつくった順である。」処女詩集

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  • 楽しみと日々
    5.0
    プルースト(1871-1922)が20代前半に書いた短篇小説・散文・詩をまとめた第1作品集.鋭敏で繊細な感受性,細部にわたる緻密な観察,情熱や嫉妬といった心理の微妙かつ執拗な探究,スノビスムへのこだわりなど,大作『失われた時を求めて』にも見られる特徴の数々が本書にはすでに現れている.プルースト入門にうってつけの1冊.

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  • 旅立つ理由
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    カポエイラのショーで生計をたてるブラジル人,ベリーズに流れ着いた上海娘…….アフリカや南米の,そのさらなる辺境に暮らす人びとの生き生きとした表情を写し取りながら,人はなぜ旅をするのか,なぜ旅立つことを強制されるのかを問う,21の短篇.主人公以外は日本人がほとんど登場しない,異色の日本文学.(カラー挿画=門内ユキエ)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる
    4.2
    将来への不安や悩みを抱えながら海外へ旅立った若者がオーストラリア、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、アフリカへと続く5年半にわたる旅で体験し、学んだものは何だったのか。国家に抗して小さな独立国を作った農民やある目的のために路上で楽器を弾き続ける老人など、旅で出会った様々な人々の姿を通して「生きること」の意味を探る。

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  • タフィー
    4.1
    父さんの暴力から逃れ,家を飛びだしたアリソン.古い家の納屋に身を隠すが,家主のマーラという老女に見つかってしまう.認知症のマーラは,彼女を昔の友人・タフィーと間違えているようで――.孤独を抱えたふたりが出会い,思いがけない同居生活がはじまる.カーネギー賞作家が詩でつむぐ,友情と再生の物語.

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  • 多文化世界
    3.5
    イズムの角逐や苛酷な他者攻撃を経験してきた20世紀を経ながら、新世紀の世界は、宗教・民族間問題の先鋭化と同時に、グローバル化による画一化・一元化に直面している。真の相互理解や協調は可能なのか。その鍵となる「文化の多様性」の擁護をめぐって、理念・現状・課題を、文化人類学者としての豊富な経験・観察と共に具体的に説く。

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  • 食べていくための自由業・自営業ガイド
    4.0
    リストラされたり就職できなかったり、会社勤めがむずかしくなっている。しかし悲観的になることはない。世の中にはじつに多くの仕事があり、食べていく方法はいろいろある。30数年にわたる「個人のための無料職業相談」で数千人に実施してきた相談体験をもとに、さまざまな職業と、その道に進むための方法・適性などを紹介する。

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  • 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?
    4.0
    砂糖や小麦粉など身近な食べものから「資本主義」を解き明かす! 産業革命,世界恐慌,戦争,そしてグローバリゼーションと「金融化」まで,食べものを「商品」に変えた経済の歴史を紹介.気候危機とパンデミックを生き延びる「経世済民」を考え直すために.

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  • 魂の教育 よい本は時を超えて人を動かす
    4.5
    よい読書体験はよい人間形成につながると信じる.真っ暗な地下鉄の線路を歩いた昔日の彷徨から,自らの実存の問いと対峙した神学遍歴,半世紀後に届いた「魂の教育」を願う母の祈りまで――.ルネサンス期の幅広い人文主義的な教養主義の理想「ボナエ・リテラエ」を冠する『世界』連載で紡がれた,ある救済の物語.

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  • 魂の変容 心的基礎概念の歴史的構成
    -
    「対象」「感情」「想像力」「志向性」など,心のはたらきにかかわる基本用語の成立とその意味変容の歴史を古代ギリシアから歴史的にたどり,その言葉に織り込まれた意味を解きほぐす.内的で能動的存在という通念から解放された心の描像を提示し,心をめぐる探究に分野を超えて豊かな示唆を与える注目の書.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 魂のランドスケープ
    -
    「声」(存在しているものの奥に流れている声)が聴こえるのを待ちながら,作曲家はただひとりで冒険の旅を歩いて行く―創造の秘密や,音楽活動を通しての喜び,悲しみを率直に綴った初のエッセイ集.自然への畏敬を抱き,宇宙の音との豊かな関わりあいを求めて真摯に生きる芸術家の言葉が,現代日本人を厳しく打つだろう.

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  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ
    4.0
    ゴスペル,ヒップホップなど,アメリカ黒人のつくりだした文化は,なぜぼくたちを惹きつけるのか.歴史をさかのぼり,彼らの伝えてきた歌や物語を読み解いてみよう.そこは「悪い」が「よい」を意味し,小さな者が大きな者をギャフンと言わせる世界.困難を笑い飛ばし,常に楽しみを作り出してきた魅力的な世界へようこそ.

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  • 試される民主主義 20世紀ヨーロッパの政治思想 (上)
    3.0
    ウェーバー,ルカーチ,シュミットから,サルトル,フーコー,ハヴェル,ハーバーマスまで,二〇世紀ヨーロッパを舞台に,民主主義をめぐって数々の思想家たちが織りなしたドラマ.戦間期を扱う上巻は,民主主義の新しい思想的実践とその挫折を描く.戦後を扱う下巻では,冷戦下で三つの民主主義が競合し,文化変容を遂げる世紀末までを扱う.

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  • 多様性とどう向き合うか 違和感から考える
    NEW
    4.0
    多様性は大事だ.一方で,多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い.多様性はむずかしく,面倒くさい? 多様性はきれいごとで逆差別? いま私たちに必要なのは,様々な違和感を起点にしながら,しかしその違和感に開き直ってしまうことなく,現実を直視して問い続けること.そのためのレッスン.

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  • 多様体のトポロジー 新装版
    -
    1巻3,080円 (税込)
    現代の数学においてトポロジー的な思考法は必要不可欠である.本書は,モース理論を中心に,多様体の幾何をコンパクトにわかりやすく解説した入門書である.集合や位相,線形代数や微積分について最小限の予備知識があれば,初学者でも十分読み進められる.理工系の学生に便利なテキスト.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • タリバン台頭 混迷のアフガニスタン現代史
    3.5
    「テロとの戦い」において「敵」だったはずのタリバンが,再びアフガニスタンで政権を掌握した.なぜタリバンは民衆たちに支持されたのか.恐怖政治で知られたタリバンは変わったのか,変わっていないのか.アフガニスタンが生きた混迷の時代には,私たちが生きる現代世界が抱えた矛盾が集約されていた.

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  • 短歌部,ただいま部員募集中!
    4.0
    なかなか口に出せない日々の思いや悩みを,短歌に託して表現してみよう! そうして言葉にすることで気持ちが楽になったり,次の一歩が踏み出せることもある.「短歌を詠んでみよう!」と呼びかけるとともに,その魅力,豊かさを二人の歌人が多くの作品を通して伝える.短歌部へ,ようこそ!.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 探険と冒険の物語
    5.0
    未知の土地,人間,動植物を見てみたい──そんな好奇心や欲望が人を探険や冒険に駆りたてた.熱帯の観察から進化概念を見つけたダーウィンやウォレス,新大陸や太平洋の島々を旧世界にむすびつけたコロンブスやマゼラン,極限の自然に挑んで極点をめざしたアムンゼンやスコット.彼らの物語は読み手の心をとらえて離さない.

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  • 丹下健三 戦後日本の構想者
    3.7
    時代の精神を独自の美へと昇華させる構想力。丹下健三が創り出す建築空間は、高度成長の道をひた走る戦後日本の象徴であった。「建築の化身」。直弟子・磯崎新をしてそう言わしめた人物の足跡を、多くの逸材を輩出した「丹下シューレ」の活動とともにたどる。従来批判されてきたバブル期の活動にひそむ先見と洞察に光をあてる。

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  • タンパク質の一生 生命活動の舞台裏
    4.3
    ヒトの体には約60兆個の細胞があり、それぞれなんと80億個のタンパク質を持っているという。日頃意識はしなくとも、生命維持も、遺伝や病気も、私たちの日々の営みはほとんどがこのタンパク質に支えられている! 最先端の科学の現場から、細胞という極小宇宙で休みなく働きつづけている生命活動の主役たちの姿を伝える。

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  • 短篇小説講義  増補版
    3.9
    「短篇小説を書こうとする者は、自分の中に浸みこんでいる古臭い、常識的な作法をむしろ意識して捨てなければならない」。その言葉どおりに数かずの話題作を生み出してきた作家が、ディケンズら先駆者の名作を読み解き、黎明期の短篇に宿る形式と技法の極意を探る。自身の小説で試みた実験的手法も新たに解説する増補版。

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  • 短編小説を読もう
    4.1
    とにかくおもしろい芥川龍之介、こんな文章を書けたらすごい志賀直哉、目を見張る中島敦。子どものとき落語全集と銭形平次捕物控で短編のとりこになった著者は、好きな小説を読み漁っていく。自らの体験を通じ、また短編の作り手の視点から、ぜひ触れてほしい作品をすすめる。脳に確かにしみこむ若いときの読書は大切だ。

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  • 大往生
    4.0
    人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.

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  • 大学教育について
    4.5
    大学とは職業教育の場ではなく、専門知識に光をあてて正しい方向に導く一般教養の光明をもたらすところである。文学、自然科学、社会科学、道徳・宗教、芸術などの一般教養科目についてそれぞれの意義を述べながら、大学教育の原点と理念を指し示す。名高いセント・アンドリューズ大学名誉学長就任講演。(解説=竹内洋)

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  • 大学・中庸
    4.0
    天下国家の政治もその根本は一身の修養にあることを説く『大学』。人間の本性とは何かを論じ、「誠」の哲学を説く『中庸』。朱子によって『論語』『孟子』とともに四書の1つとされた儒教の代表的な経典。本書では、朱子以前の古い読み方を探求して、両書の本来の意味を明らかにすることを主眼とした。朱子の『大学章句』等を併収。

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  • 大学で大人気の先生が語る〈失敗〉〈挑戦〉〈成長〉の自立学
    3.8
    「自信がない」「傷つきたくない」「人にどう思われているか気になる」「進路が決められない」「コンプレックスがある」「学歴は必要なの?」「楽にお金を稼ぐ方法は?」……。ユニークな授業で大人気の著者が渾身の力で書き上げた、学校では教えてくれないけれど大人になる前に読んでおきたい自立のための本。

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  • 大学で大人気の先生が語る〈恋愛〉と〈結婚〉の人間学
    3.8
    結婚するってどういうことなのか考えたことがありますか? 自分の思い描く人生を実現するためには、進学や就職と同じように、恋愛や結婚についても自ら学び、考えていくことが必要です。では、いま何を学び、考えればよいのでしょうか。大学で人気の著者がさまざまな角度からアドバイスします。

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  • 大学とは何か
    4.0
    いま、大学はかつてない困難な時代にある。その危機は何に起因しているのか。これから大学はどの方向へ踏み出すべきなのか。知のメディアとしての大学を、中世ヨーロッパにおける誕生から、近代国家による再生、明治日本への移植と戦後の再編という歴史のなかで捉え直し、大学の理念を再定義する画期的論考。

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  • 大学は何処へ 未来への設計
    3.9
    パンデミックで窮状が白日の下に晒された日本の大学.襲いかかるオンライン化の奔流,不可避の人口減,疲弊する教員,逼迫する資金,低下する国際評価――.存続の危機の根本原因はどこにあるのか.本来の大学を追究し続けてきた著者が,「時間」をキー概念に提案する再生のための戦略とは.ロングセラー『大学とは何か』待望の姉妹編.

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  • 大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界
    3.8
    対話型サービスChatGPTは驚きをもって迎えられ,IT企業間で類似サービスをめぐる激しい開発競争が起こりつつある.それらを支える大規模言語モデルとはどのような仕組みなのか.何が可能となり,どんな影響が考えられるのか.人の言語獲得の謎も解き明かすのか.新たな知能の正負両面をみつめ,今後の付き合い方を考える.

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