作品一覧 2023/11/22更新 教えることの復権 試し読み フォロー ことばの教育を問いなおす ──国語・英語の現在と未来 試し読み フォロー タカシ 大丈夫な猫 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 苅谷夏子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー タカシ 大丈夫な猫 苅谷夏子 これはありえなくすごい猫の話。 こういうふうに生きれるなら・・・ 今を受け入れつつ、できることを探っていく。 受け入れるってすごいよなあ。 Posted by ブクログ タカシ 大丈夫な猫 苅谷夏子 右の前足と後足を事故で失った猫タカシ、その飼い主ケイコさんのお話。 交通事故で重傷を負いながらも、健気にシャーする子猫を見捨ててはおけなかったケイコさん。動物病院に連れては行ったものの、足2本を切断しなければならないと言われる。獣医の先生からは、障害を持って生きるのは大変、お世話するのもこれま...続きを読むた大変と言われ、安楽死を勧められた。迷ったケイコさんだが、何とか世話しようと手術を決断。 そしてタカシの生命力の強いこと強いこと。ケージの中にても、2本の足で匍匐前進する。そして直ぐに退院して、2匹の猫と1匹の犬がいるケイコさんの家に。 タカシは傷が癒えると、二本の足で壁とかに寄りかかりながらも、何とか立ち上がる。そして、今度は歩こうとする。試行錯誤のすえ、歩くのではなく、走ることでバランスをとることに成功する。これ自転車の原理だね。 そしてタカシは、お外に出るようになる。近所を走りまわり、お隣りナカノさん宅の三毛猫りんちゃんと仲良しになる。いや恋をしたのかな。 このりんちゃんだが、かなりのおてんば娘で、走ってはタカシを置いてきぼりに、木に登っては置いてきぼりにする。どうしても2本足ではかなわないのだ。だが、タカシは自宅の庭の木で猛練習の末、木登りをマスターする。2匹で木に登り、下を眺めることができたのだ。これはスゴイ。 そんなある日、りんちゃんは交通事故で虹の橋を渡ってしまう。毎日ナカノさん宅の窓辺にあらわれて、呼びかけても答えはない。10日程してタカシは理解する。 りんちゃんがいなくなったことを。そして、もうはしゃいだ姿を見せることもなく、木に登ることもなくなった。 でも、タカシは大丈夫。持ち前の運動能力と狩猟本能を発揮して、カナヘビ、セミ、ネズミ、さらにはハトまで捕まえてきます。ちなみに我が家の茶トラネコも、そういったものに加え、この間はハトじゃなくムクドリを捕まえてきた。 もし猫のパラリンピックがあれば、確かにタカシはいくつもメダルを取れると思った。 飼い主のケイコさんの手術を決断した勇気に拍手。それから、あまり登場しないが、ケイコさんを全面的に信頼しているダンナさんにも拍手。 Posted by ブクログ タカシ 大丈夫な猫 苅谷夏子 事故で左足2本になってしまった猫。それを普通のように 受け入れて生きているポジティブな姿に勇気ももらえます。 字も大きいし、漢字に読み仮名をつけてくれているので、子どもにも読んでもらいたい一冊です。 泣けます、感動して! Posted by ブクログ ことばの教育を問いなおす ──国語・英語の現在と未来 鳥飼玖美子 / 苅谷夏子 / 苅谷剛彦 対談形式で、ことばの教育について日本語、国語、英語にかかわらず、哲学や理論など様々な視点で語られている。 互いに批判を恐れず、誤解を解き合い、少しずつ本質に迫っていく姿勢に尊敬の念を抱かずにはいられない。 p198〜 教える者がなすべきは、自身が研鑽を積んで真剣に学習者と向き合い、彼らに刺激的...続きを読むな知を提供して学びを深化させること、そのような教育を通して自律性を育むこと。 国語であれ英語であれ、ことばを教えることも、根本はそれに尽きる〜 Posted by ブクログ ことばの教育を問いなおす ──国語・英語の現在と未来 鳥飼玖美子 / 苅谷夏子 / 苅谷剛彦 戦後の国語教育を支えて来た大村はまの教育実践。そして、グローバル化に伴い小学生から授業として取り組まれていく英語。アクティブラーニング、英語のみの授業といった指導方法。この本を通して、私自身も授業について考えさせられました。 Posted by ブクログ 苅谷夏子のレビューをもっと見る