磯田光一の作品一覧
「磯田光一」の「漱石文芸論集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「磯田光一」の「漱石文芸論集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『漱石文明論集』が非常に面白くて、続いて読んだ文芸論集は、いつか投げだしてしまったままだった。
改めて読み終えて、登録するにあたって、文明論集とのレビュー数の差にちょっと笑ってしまった。
必要があって読み返したのだが、漱石が明らかにしたいと意気込んだ「文学論」のほんの端っこを齧っただけでも、面白い。
小説家には学問がいる。
実際的な問題を、人を描こうと思ったら、単に表現がうまければ良いというものではない。
思想が必要で、でもそれをちゃんと真として書き得ないといけない。
真ならば真で、なんでもあるがままを描写すれば良いというわけでもない。
人の心に残ること、人の心を動かすこととは何かに触れ
Posted by ブクログ
夏目漱石は、おそらく近代日本の作家の中では例外的に、文学を理論的に考えようとした書き手である。漱石は、小説が「書かれるもの」=言語による再現であることに自覚的だったし、だから、小説の構成やさまざまな語りの技術=技法をおろそかにできないとも考えていた。一定の留保は必要ではあるが、漱石のテクストは、彼の文学理論の実作化という側面があることは事実である。そして、この自覚が、漱石と?外とを分けるポイントでもあるのだろう(?外は稀代の名文家であるが、小説的な構成、構想力という点では、漱石と比べて見劣りがする)。
それにしても、この構成は編者の磯田光一によるものなのだろうか。抄録がほとんどで、一つ一つ