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Posted by ブクログ
多様性は大事だ、ということをよく目にしたり聞いたりします。
では、なんで多様性は大事なのでしょうか?
私がよく聞く理由は、多様性があれば、いろいろな視点から物事を考えることができるので、企業や組織、団体が新しい商品、サービス、方法を生み出すことができるから、というものです。
筆者はこの「多様性は役に立つ」という考え方はよくないと言っています。なぜなら、この考えの裏には「役に立たない多様性は考慮しなくてよい」ということと、「役に立つ」というのが差別を受けているマイノリティにとっての「役に立つ」ではなくて、マジョリティにとっての「役に立つ」だからです。
役に立つ、立たないに関係なく、ひとりひとりの差異を認め尊重しあうことが、社会をより良くしていくことだ、ということが本書の言いたいことだと理解しました。全面的に同意します。
Posted by ブクログ
本書のタイトルにもある、”多様性奨励への違和感”を自分自身も感じていたが、違和感の正体を知りたいと思い手に取った。
多様性を語るときに用いられがちな「共感」「受け入れる」というスタンスが、不均衡な関係性や、マジョリティ側の潜在的な二分法(日本人・外国人etc)に基づく価値観に起因するものであり、そこから意識改革が必要である。
感情的にこの問題を解決することよりも、日本社会・日本経済を構成する一員同士として、不利益を被っている人の立場を理解し、全員がよりよい生活ができるよう、構造化された差別や不平等を解消することを、自分ごととして進めていく必要がある。
自分の違和感がかなり問いほぐされた。
あとがきにもあったが、このスタンスを持って、それぞれのマイノリティの立場の理解を進めるため、学びを深めたいと思う。
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