作品一覧

  • 承認をひらく 新・人権宣言
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    民主主義社会とは「個人の尊厳から出発し,人間らしい生活ができないような貧困・排除があってはならない社会」である.その実現のために,今こそ社会的相互承認と社会参加が求められる.あるべき「承認」の本質とは何か.ロングセラー『豊かさとは何か』以来,民主主義の核心を真摯に問い続けてきた著者の到達点.

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  • 豊かさとは何か
    4.0
    1巻924円 (税込)
    モノとカネがあふれる世界一の金持ち国・日本。だが一方では、環境破壊、過労死、受験競争、老後の不安など深刻な現象にこと欠かず、国民にはゆとりも豊かさの実感もない。日本は豊かさへの道を踏みまちがえた、と考える著者が、西ドイツでの在住体験と対比させながら、日本人の生活のあり方を点検し、真に豊かな社会への道をさぐる。

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  • 対話する社会へ
    4.0
    1巻946円 (税込)
    個人の成長過程で、地域で、社会で、国家間で…あらゆる局面で、今いかに「対話」が喪われていて、その結果何が起こっているのか。逆に「対話」があれば、どんなことが可能になるのか。新しい視野が開け、何年もたってから大きな解が得られる対話とは、そもそも人間にとって何なのか。豊富な事例をもとに説く、渾身の警世の書。

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  • 社会人の生き方
    3.6
    1巻880円 (税込)
    社会人とは本来、自分たちの社会をともに作り上げる人びとのことだ。だが、今の日本では、若者たちの就職難や格差の拡がり、無縁社会化に見られるように、社会人として生きていくのが困難になっている。社会人になるには何が必要か。社会人をどう育んでいったらよいのか。著者の内外での経験にもとづく豊富な事例を織り交ぜながら考えていく。

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  • 豊かさの条件
    3.6
    1巻858円 (税込)
    効率と競争の追求によって泥沼の不況から抜け出そうとする日本社会。だが、リストラ、失業、長時間労働、年金破綻など、暮らしの不安はますます募るばかりだ。子どもの世界も閉塞をきわめている。大好評の前著『豊かさとは何か』から14年。著者が取りくんできたNGO活動の経験をふまえて、真に豊かな社会とは何かを改めて考える。

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  • 承認をひらく 新・人権宣言

    Posted by ブクログ

    "承認" という他者との繋がりが命の尊厳へと歩む。だが誤った認識や無関心の肯定が、一人ひとりの心を蝕んでいく。世間はいつの間にか "勝ち組" "負け組" という不条理なカテゴライズを黙認してしまう。黙認どころか、弱者の自己責任という排除思考によって万人の心が荒廃する。現状の社会構造は平穏へと辿り着ける訳がなく、生活の疲弊、格差、そして分断へと陥ってしまい共生という社会の本質は理想なんだと諦めている。ならば、私たちの意識で変わろう。そして公共が怠けてはいけない。

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    2024年09月24日
  • 豊かさとは何か

    Posted by ブクログ

    カネとモノが至高とされる生活は果たして豊かさを享受できるのか。高度経済成長に邁進した先進国の人びとは周囲に忖度して己の意見を押し留めてしまい大切なものを犠牲にしてしまったのではないか。それに気づく人はまだいい。気づかない人はそれが正しいマジョリティだと盲信するのはカルトにほど近い。そこに安住はあるのか、その先には疲弊した福祉や教育となればまさに現在の日本だと筆者暉峻淑子は警鐘を鳴らす。現代に流布する言葉・コモンという共同富を使った自治論を展開する斎藤幸平はその流れを継承している。なるほど線は繋がる。そして私たちは本当に今、声を上げるべきだと感じる。

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    2024年08月31日
  • 承認をひらく 新・人権宣言

    Posted by ブクログ

    「自己責任が当たり前とされる社会になったとき、それに反比例するかのように「承認欲求の病」といわれる風潮が強くなったのは偶然ではないでしょう。しかし、ことはそれほど簡単ではありません。鏡の方が歪んでいることも、多々あるからです。」

    私たちひとりひとりはこれまで、「承認」という言葉を奪われていたのではないだろうか?
    弱い立場の人々や少数派が発言することを「力」で抑えつけ無力化されたり、他人事のように思わされてこなかったか?
    「承認」の持つ力を私達自身が自覚し、尊重し合う社会でありたい。
    まずは来たる都知事選挙から“承認”を取り戻そう。

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    2024年07月05日
  • 豊かさとは何か

    Posted by ブクログ

    教育、医療、人としての生き方、暮らし方が、日本とドイツでは大きく異なることが分かる。やはり政治の力が大きいのだと感じる。

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    2022年09月10日
  • 社会人の生き方

    Posted by ブクログ

    非常に読み応えのある本でした。
    理想論ではなく、地に足がついた視点で問題提起と解決策へのヒントが述べられています。
    人間は社会的つながりの中でこそ生きる意味と幸せを見出すことができる。それに沿った社会であるべきである。ということを改めて実感させられた。

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    2020年04月28日

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