作品一覧

  • ペットのきんぎょがおならをしたら……?
    3.8
    1巻1,254円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子犬がほしくてたまらないエルビーに、ママが買ってきてくれたのは、なんと金魚! しかたがないのでエルビーは、金魚に「フワフワ」という犬のような名前をつけて、芸を教えることにしました。フワフワは、エルビーが「ほえて!」といいつづけると、泡を出すようになりました。でも口からではなく、おしりから! そして…? ペットの金魚をめぐる、楽しくゆかいな物語。
  • 尊厳 その歴史と意味
    3.8
    「尊厳」は人権言説の中心にある哲学的な難問だ.概念分析の導入として西洋古典の歴史に分け入り,カント哲学やカトリック思想などの規範的な考察の中に,実際に尊厳が問われた独仏や米国の判決などの事実を招き入れる.なぜ捕虜を辱めてはいけないのか.なぜ死者を敬うのか.尊厳と義務をめぐる現代の啓蒙書が示す道とは.

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ユーザーレビュー

  • 尊厳 その歴史と意味

    Posted by ブクログ

    人間の道徳は、何を根拠に訴えることができるのか。この本では、人権や道徳の基盤としての「尊厳」の歴史を紐解いたあと、カントを参照しながら「尊厳」について著者の解釈を主張する。
    とても好きな本だった。

    著者は、ヨーロッパにおける尊厳の解釈について、歴史的に4つの解釈がありうるとはじめに説明する。一つ目は、ある身分の人々が持っているとされる「地位としての尊厳」。二つ目は、あらゆるに人間が権利を主張する「本質としての尊厳」。三つ目は、人間の振る舞いの中に厳かな態度を見る「態度としての尊厳」。最後が、三つ目の尊厳から導き出される他者の尊厳に対する「敬意の表現としての尊厳」だ。
    著者は、この四つ目の尊厳

    0
    2024年06月23日
  • ペットのきんぎょがおならをしたら……?

    Posted by ブクログ

    きんぎょ飼ってるし、タイトルから面白い

    子犬が欲しかったのに、ママがきんぎょを買ってきた。

    きんぎょにフワフワと名前をつけ、芸を教えるが、そのアイデアが面白い。

    けいぼうもケラケラ笑っていた。

    幼児には少し長いが
    次はどんな芸になるのかワクワクしながらページをめくってたらあっという間。面白かった

    0
    2020年06月30日
  • 尊厳 その歴史と意味

    Posted by ブクログ

    まあごくふつうな感じ。やっぱり役に立たない概念なのではないかと思うが、この手の話が手に入りやすい形になってるのはとてもよいことだと思う。いまどきの若手中堅の倫理学者の先生たちが名前をあげる人々が勢揃いしているので、そうした人々と国内の研究者がいったいなにを議論しているのかを一般の人に知らせるという意味もある。もたもたした哲学の味が味わえる。哲学科の2回生ぐらいのテキストにはぴったりだと思う。

    0
    2021年06月06日
  • ペットのきんぎょがおならをしたら……?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子犬が欲しい!!エルビー。
    ママに「飼いたい!!」とお願いすると…
    お家にやってきたのはキンギョ!?
    がっかりしたエルビーだけど、いつか子犬みたいになるかもと信じて、せっせと芸をしこむ。
    すると!おならで曲を奏でることが
    愉快なおはなし。
    小低~

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    2016年07月02日
  • 尊厳 その歴史と意味

    Posted by ブクログ

    日本語版への前書きにあるように、キリスト教が根本にあり、さらにカントについての批判的考察を行なっている。小人投げを禁止した行政について、投げられる人の尊厳ではなく、主催者の行政で禁止された人の尊厳を保つことなど、すこしおかしいところがある。

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    2021年08月08日

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