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豊かなはずの世界で「生きづらい」のは,経済学の考え方と私たちのリアルがずれているからかもしれない.古い呪文に囚われず,食べものから,現代社会のグローバル化,巨大企業,金融化,技術革新を読み解いてみよう.私たちを動かす資本主義のカラクリが見えたら,地に足をつけた力強い一歩を踏み出せるだろうから.
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Posted by ブクログ
現代の資本主義経済のあり方を幅広く扱うからには、どうしても「大きな話」になるわけで、読む側にそれなりの知識(「コモン」とか「金融化」とか)がないと、「なんだかうさんくさい」「陰謀論じゃないか」といった感想が出てきそうではある。普通の高校生には(普通の大学生にも)ややハードルが高いかもしれない。でも、...続きを読むすごくよくできた本だと思う。高校生がこの本を入り口にいろいろ自分でたしかめながら、世界に対する自分なりのものの見方を広げていってくれるといいなと思う。
輸入した食品が安いのは大企業が大量購入した物がタックスヘイブンを経由する事で税金を払う必要が無くなり安くなっている。 資本主義は良くなる事では無くただただお金を増やすことが正義なのでお金が増えれば環境がどうなろうが地域社会がどうなろうがどうでも良い。 経済の金融化により皆んなが加害者皆んなが被害...続きを読む者の状態になっている。
誰の犠牲で、誰が儲けているか。 技術で便利になったかもしれないけど、技術によってデータを取られ、サジェストされ、それを言われるがままになぜか買ってしまう。 便利になったけど、それは本当によかったのかな。 まずは、なるべく自分の周りで済ませるように暮らしたい。
経済が苦手すぎて途中から脱落しかけたけど、もともとは人や社会を救うものだったはずの経済が、投機による金の亡者的なものになっている印象を受けた。iDeCo始めないと不安、って思ってたけど、私が自分のために投資することで、投資のプロたちはそれが損にならないように運用をして、結果その金が増えることが優先さ...続きを読むれてその過程で不利益を被る人の存在は見過ごされていく。この社会で生きることはそういう構造的暴力に多かれ少なかれ加担することだ、とすると、iDeCo始めるのもなんかよくないかも、と思い始めた。金が増えれば、それが紛争によるものだろうが飢餓の上にあるものだろうが気にしない、そんなマネーゲームに、本当に人間の命の糧となる食糧が使われているのは恐ろしいと思う。成長よりも格差の是正を、ほんとにそう思うけど、そんな綺麗事は世の中じゃ弾かれるんだろうし、自分の生活もその暴力の上に成り立っているんだから難しいんだろうな。
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