岩波書店作品一覧

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  • 西洋哲学史 近代から現代へ
    3.8
    はたして、「神は死んだ」のか。言葉はどこまで「経験」を語りうるか──デカルト以降の西洋哲学は、自然科学的世界観の生成と交錯しつつ、思考の可能性と限界を見さだめながら展開してゆく。前著『西洋哲学史 古代から中世へ』に続き、テクストの集積の中に「考えること」を経験させる、新鮮な哲学史入門。

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  • 西洋哲学史 古代から中世へ
    3.9
    あらゆる思考のそもそものはじまりには哲学者そのひとの経験があり、どのような論理にもそれをつむぐ言葉がある──やわらかな叙述と魅力的な原テクストをつみかさねることを通じて、「思考する」ことそのものへと読者をいざなう新鮮な哲学史入門。哲学の祖タレスから中世までを本篇でたどる。近・現代を扱う続篇も近刊予定。

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  • 世界遺産 理想と現実のはざまで
    3.7
    「国際社会で人類の至宝を守り、後世に手渡す」の理想を掲げ、観光資源としても注目される世界遺産。だが、登録物件が増え続けるなか、いくつもの遺産が危機に瀕し、また各国の政治的介入が常態化するなど課題や矛盾が噴出し始めている。数々の世界遺産の現場を訪ね歩いたジャーナリストがその「光と影」に目を向けながら、文化遺産保護の未来について考える。

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  • 世界が広がる英文読解
    3.0
    せっかく英語を勉強するのなら,「読みたい英語」を読んでみませんか? 英語が苦手な人も得意な人も,誰でも楽しく英文を読む方法,教えます.読解の基礎になる文法のポイントをしっかり理解して,多彩なテーマの例文で練習しましょう.勉強法のアドバイスやブックガイドも満載.英語力不問,この1冊からはじめよう!※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて
    3.9
    資本=ネーション=国家という結合体に覆われた現在の世界からは、それを超えるための理念も想像力も失われてしまった。資本制、ネーション、国家をそれぞれ3つの基礎的な交換様式から解明し、その結合体から抜け出す方法を「世界共和国」への道という形で探ってゆく。21世紀の世界を変える大胆な社会構想。

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  • 世界経済史概観 紀元1年~2030年
    NEW
    -
    長期経済推計の第一人者による大著.第I部では,西暦1年から2003年までの世界経済の歴史の輪郭を描き,II部では数量的経済分析の歴史とそこでの論争を紹介し,同第III部では2030年の世界経済を予測する.長年にわたる世界各地域の実質GDPの歴史統計に基づいた,マディソンならではの世界経済発展論の集大成.

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  • 世界経済図説 第四版
    4.0
    見開きの本文と図説で世界経済の輪郭が総論から各論まで一目でわかる定番書の最新版。情報通信面での技術革新を追う章を入れ、中国をはじめ新興国の経済的興隆と先進諸国の相対的な地盤沈下を跡付ける。国際協調が難しい中、深刻化する貿易摩擦、地域紛争、環境問題も取り上げた。今後10年を占う上で必携の一冊。

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  • 世界史とは何か 「歴史実践」のために
    4.6
    教員七年目,松本サリン事件の現場から近い県下屈指の名門高に転勤した著者が生徒たちと模索した教育実践,歴史総合の授業を充実させるための作戦(方法)を経て,学習指導要領の内容とはかなり異なる授業プラン,「世界史の学び方一〇のテーゼ」まで.国民国家とは何かを掘り下げ,世界史とは何かを探究し,自分を磨く特別授業.

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  • 世界史読書案内
    4.1
    時間軸と空間軸を、読書で自由にかけめぐってみよう! さまざまなテーマの本から迫れば、「なぜ世界史を勉強するの?」と疑問を持ちながら丸暗記するだけの教科ではなく、自分と今をつかむための本当の世界史が見えてきます。古代から現代まで、背伸びして読む専門書からマンガまで、わくわくする書目が並ぶブックガイド。

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  • 世界史の考え方
    4.1
    近現代の日本史・世界史を総合し,近代化,大衆化,グローバル化の歴史像を考える高校の必修科目が始まる.シリーズ第一巻は中国史,イギリス史,アメリカ史,アフリカ史,中東史の歴史家とともに,近現代史の名著を題材に,歴史研究の最前線や歴史像の形成過程,概念に基づく比較,問いや対話による歴史総合の実践を示す.

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  • 世界史の構造
    4.3
    資本=ネーション=国家が世界を覆い尽くした現在、私たちはどんな未来も構想し得ないでいる。しかし本書は、世界史を交換様式の観点から根本的にとらえ直し、人類社会の秘められた次元を浮かび上がらせることで、私たちの前に未来に対する想像力と実践の領域を切り開いて見せた。英語版に基づいて改訂した決定版。

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  • 世界史の実験
    3.7
    大勢の死者が出た東北大震災の後,著者は柳田国男が戦争末期に書いた『先祖の話』を読み返す.外地で戦死した若者たちの霊を思う柳田にとって「神国日本」とは,世界人類史の痕跡を留める「歴史の実験」場だった.柳田の思考の「方法」を見極め,ジャレド・ダイアモンド,エマニュエル・トッドらを援用した卓抜な世界史次元での「文学」と「日本」批評.

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  • 世界終末戦争(上)
    完結
    -
    全2巻1,507~1,573円 (税込)
    十九世紀末,ブラジル北東部の最貧地帯に現れたキリストの再来をおもわせるコンセリェイロ(「教えを説く人」)およびその使徒たちと,彼らを殲滅しようとする中央政府軍の死闘を描く,円熟の巨篇.ブラジルで実際に起きた「カヌードスの反乱」をモチーフにした,バルガス=リョサ畢生の超大作.(全二冊)

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  • セカイに漕ぎ出す君たちへの特別授業
    -
    「自己肯定感を下げずに生きていくには?」「名著への新しい扉」「だれ一人取り残さない世界のつくり方」など,社会の第一線で活躍する方々が都内の公立中学校で行った授業を収録.10代にとって悩んだり戸惑ったりするのは当たり前,この本を読むことで,きっとセカイに漕ぎ出す好奇心や勇気が湧いてくるでしょう.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 世界2024年1月号
    4.0
    【特集1】ふたつの戦争、ひとつの世界  2022年2月24日、世界中が「いま、なぜ」と問うなか始まったロシアのウクライナ侵攻。その終わりはいまだ見えず、戦禍は拡大している。2023年10月7日に起こったハマスの襲撃が引き金となり、イスラエルはガザ地区への凄惨な攻撃を開始した。人質解放のための束の間の「戦闘休止」は平和に結実するのだろうか。  私たちが生きている世界では、いまも人が殺し、殺されている。その現実を直視しつつも、けっして平和をあきらめないために。停戦への道と世界のこれからを考える。 【特集2】ディストピア・ジャパン  世界各地で戦火がやまないなか、日本はそれでも平和を享受している――。それは事実なのか?  上がらない賃金と長時間労働、ジェンダーギャップ指数125位、横行するハラスメント、G7最下位の報道の自由度、根深い外国人差別……。  同じ人間であるにもかかわらず、人間が貶められる現実が広がってはいないか。それは「平和」なのだろうか。私たちの足もとのディストピアを見つめる。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

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  • 世界に通じるマナーとコミュニケーション つながる心、英語は翼
    -
    だれもが身につけておくべきマナーや国際化する社会で欠かすことのできない異文化理解のマナー、外国人と接する際の英語コミュニケーションの極意を伝授します。マナーの基本5原則、敬語の使い方、相手に伝わりやすいおもてなし英語など、マナー講師、同時通訳者として活躍する著者たちが実践で役立つマナーの基本を紹介します。

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  • 世界の海へ,シャチを追え!
    4.0
    海の王者・シャチ.深い家族愛で結ばれた意外な素顔や,親から子へと受け継がれる狩り,そして彼らをとりまく雄大な自然と人が引き起こす環境問題…….知床,カナダ,アラスカ,アルゼンチン,ノルウェーなど,彼らを追って世界を旅する著者が,映像が目に浮かぶような臨場感あふれる文章でつづります.[カラー口絵16頁]

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  • 世界の片隅で日本国憲法をたぐりよせる
    4.5
    武力の前に,平和主義をうたう日本国憲法は無力なのか? 諦める前に視点を変え考えてみよう.一国の枠内で捉えるのではなく,ごく普通の人びとのローカルなとりくみが憲法理解を更新させ,さらにはグローバルな普遍へとつながる可能性をもつことを.三つの歴史実践から,国際社会の中で日本国憲法を捉える回路を示す.

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  • 世界の岐路をよみとく基礎概念 比較政治学と国際政治学への誘い
    -
    1巻4,070円 (税込)
    国内政治と国際政治のあり方が大きく揺さぶられ,不安定化する現代世界.直面している諸問題を深く考察するのに欠かせない〈基礎概念〉について,比較政治学と国際政治学の双方から解説する.概念の定義,学説の展開,最先端の論点,政治学の方法論まで,じっくりと学びたい読者のための全十二章.ブックガイドつき.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 世界の国1位と最下位――国際情勢の基礎を知ろう――
    3.9
    世界で最も人口が少ない国は? 最も食糧自給率が高い国は? 国土面積、軍事力、貧困率、進学率など様々な分野における上位と下位の国々を紹介。世界の大国と小国とを比較しながら学ぶ、ユニークな国際政治・経済の入門書。

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  • 世界の宗教
    3.5
    今日,宗教は世界中のどの地域にもあり,宗教が社会全体を動かしている国もあります.また,宗教は歴史の中で重要な役割を果たしてきました.本書では,仏教,キリスト教,儒教,イスラム教など世界の主要な宗教とその日本への影響についてまとまった知識が得られます.歴史や倫社の勉強にも役立ち,社会を見る眼をひろげます.

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  • 世界の神話
    4.3
    聖なる物語――神話。メソポタミアのギルガメシュ叙事詩、パレスチナの旧約聖書、ケルトのアーサー王伝説、日本の古事記など、世界にはたくさんの神話があります。長い時を経てなお私たちを魅了する個性豊かな神々や、美しくも恐ろしいストーリー。世界各地に伝わる神話のエッセンスを凝縮した、宝石箱のような一冊。

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  • 世界の神話 躍動する女神たち
    -
    悪魔王を瞬殺する戦の女神,破滅をもたらす不吉な美女神,戦わずして最強の日本神話最高神,パイナップルになって親孝行するなまけ者娘――ギリシア,北欧,インド,ベトナム,日本,韓国など世界各地や,ネイティブアメリカン,アイヌなどの諸民族に伝わる神話や昔話から,「美しく優しい」だけじゃない多様な女神を紹介!

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  • 世界の名前
    3.4
    世界の人々はどのように子どもに名前をつけているのでしょう? どこでも「名前=姓+名」なのでしょうか? 名前の仕組みやこめられた意味を、古代から現代にいたる世界各地、そして神話や『指輪物語』まで、100のエッセイで紹介します。想像もつかない習慣や隠された意味、歴史との意外な関係をお楽しみください。

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  • 世界の貧困に挑む マイクロファイナンスの可能性
    4.4
    世界人口の半分近くが貧困の中にある.生活環境を変えるためにはお金が必要だが,貧しい人々にとってはお金を借りることも返すことも困難だ.ではどうしたらいいのか.――この世界的課題を解決するのが,小さな金融サービス=マイクロファイナンスだ.その実践に取り組む著者が,現状と課題を最前線から伝える.

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  • 世界は進化に満ちている
    4.1
    進化という現象は,なにも壮大で時間がかかるとは限らない.きわめて短期間で,しかも私たちのすぐそばで起こっていることもある.気鋭の進化学者が自身のエピソードやさまざまな事例を紹介しながら,軽快に,そして楽しく,進化学の世界に誘う.さあ,あなたも,進化論の魅力にどっぷり浸かってみませんか?

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  • 世界は説話にみちている 東アジア説話文学論
    -
    巨樹,龍宮,鬼,お釈迦様….東アジア,漢字漢文の文化圏全般に共通して親しまれる説話モチーフは一体どのように誕生し,伝播していったのだろうか?東アジア説話研究の第一人者である著者が,世界観・群像・西洋との交流という三つの軸から,経典や絵画など,豊富な資料を駆使し,説話がたどってきた道のりを跡づける.

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  • 『世界』臨時増刊 ウクライナ侵略戦争 世界秩序の危機
    4.0
    核超大国による隣国への全面的侵略という悪夢が現実となってしまった.戦争の惨禍が積み重なる現状に対し,私たちは何をすべきなのか.この事態をどう理解し,どう声をあげるのか.問題の歴史的文脈をさぐり,この戦争がもたらすであろうグローバルな影響を多角的に掘り下げつつ,抵抗の国際的連帯の可能性を追求する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 世界を知る101冊 科学から何が見えるか
    3.7
    現在の科学の到達点は? 問題や課題はどこにあるのか? 私たちは科学とどのようにして付き合っていったらよいのか? 書評家としても名高い天文学者が,独自の視点から厳選した本を8分野に分けて紹介.不確実な今,さまざまな疑問に答える本へと導く.「科学の本」の読み方,楽しみ,科学という活動の奥深さもあわせて伝える.

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  • セカンド・チャンス シェイクスピアとフロイトに学ぶ「やり直しの人生」
    4.0
    「セカンド・チャンス」(人生をやり直すチャンス)という,危機に直面する人間存在を揺さぶる想念はいつの時代も文学的想像力の核心であった.偶然や意志や運命に左右されるセカンド・チャンスの実現や失敗を描いてきた歴史上最高の作家とその最高の解釈者を通して,人間の再生能力の力強さを考察する珠玉の一冊.

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  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと
    4.4
    20世紀の壮大な実験,ソ連.それが人びとの心になにを残したのか探るため,作家はソ連崩壊後,自殺者の家族や,強制収容所の経験者,民族紛争を逃れた難民,地下鉄テロの被害者,デモに参加して逮捕拘禁された学生らに聞き取りをおこなう――.街頭や台所で交わされるさまざまな市民の声を集め,21世紀のいま甦りつつある抑圧的な国家の姿をとらえた大著.

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  • 惜別・パンドラの匣
    -
    1巻1,221円 (税込)
    魯迅をモデルとする〈周さん〉の,仙台の医学専門学校に留学していた時代の葛藤を描いた「惜別」.結核療養所で闘病する若者〈ひばり〉の書簡を通じて綴られる,みずみずしい恋愛小説「パンドラの匣」.戦中・戦後の激動の時代に,作者が苦悩しながら世に問うた〈青春小説〉二篇を収める.(注=斎藤理生,解説=安藤宏)

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  • セクシィ・ギャルの大研究 女の読み方・読まれ方・読ませ方
    3.4
    もの欲しげな目に半開きの唇,しなりくねらせた肢体.世に流布するお色気広告を,上野千鶴子がズバリ分析.社会が演出し,女に演技を求めている「女らしさ」,男が演技したがっている「男らしさ」の実態を大胆に,そして軽妙な筆致であばき出す.男女ともにまとっている「社会的衣服」を身ぐるみはがされる,キケンで快感一杯の処女作.

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  • 説経節 俊徳丸・小栗判官 他三篇
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    ササラを摺りつつ語る大道・門付けの乞食芸として行われた説経節.今に伝わる演目から,後世の文学・芸能に特に大きな影響を与えた五作品を編む.語りの文体は臨場感に満ち,〈病〉を得た俊徳丸をかつぎ歩く乙姫,冥途から蘇った小栗判官を乗せた土車を引く照手姫など,力強い女主人公たちのすがたは印象深い.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • セビーリャの色事師と石の招客 他一篇
    -
    一七世紀のスペインに生まれ、漁色放蕩の典型的人物として世界文学に籍を得た「ドン・フアン」は、モリエール、モーツァルト、バイロン……など、多くの芸術家によって変奏されてきた。表題作は、スペイン黄金世紀の劇作家による、その文学的源泉。筋立てがより複雑な代表作の一つ「緑色のズボンをはいたドン・ヒル」を併収。

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  • 迫りくる核リスク 〈核抑止〉を解体する
    3.3
    ウクライナ侵攻以降,核兵器が使用されるかもしれないというリスクが急激に高まり,このリスクはアジアにも迫ってきている.核保有が核を使用しないことになるという〈核抑止〉が長年言われてきたが,著者はその現実を一つ一つ明らかにし〈核抑止〉を解体する.そして未来のために,今何をすべきなのかを提言する.

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  • 世論調査とは何だろうか
    3.9
    世論調査の数字は不思議だ。同じような質問なのに、結果はしばしば各社各様。どれが本当の数字なのか? どの数字が信頼できるのか? 本書は、そんな疑問に答えながら、世論調査の仕組みと働きについて紹介する。結果次第では内閣の命運も左右するといわれる世論調査。それは国民の意思や意見のありかを伝え、権力を監視する強力な手段でもある。民主主義の礎としての重要性を説く。

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  • 戦下のレシピ 太平洋戦争下の食を知る
    4.0
    一五年戦争下,途切れることなく刊行された婦人雑誌の料理記事は,銃後の暮らしをリアルに伝える.配給食材の工夫レシピから防空壕での携帯食まで,人々が極限状況でも手放さなかった食生活の知恵から見えてくるものとは? 再現料理もカラーで紹介.「食」を通して「戦争」を考えるための「読めて使える」ガイドブック!

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  • 戦艦大和 生還者たちの証言から
    3.8
    真珠湾攻撃の直後に竣工し「世界最大・最強」を誇った大和。だが、この巨艦はレイテ沖海戦などを経て沖縄へ向かう途中、わずか2時間で撃沈された。約3000人の乗組員の内、生還者は300人足らず。著者は現存する23人からその凄惨きわまる体験を取材、大和の航跡と戦争の実相、生存者や遺族の願いを伝える。

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  • 1945年に生まれて 池澤夏樹 語る自伝
    5.0
    1巻2,860円 (税込)
    昭和20年7月7日,池澤夏樹は生を受けた.「敗戦後の年月がそのまま人生の時間」である作家の80年の歩みから「戦後」がありありと立ち上がる.父・福永武彦との数奇な運命,デビュー以前の長い猶予とギリシャ,アジア太平洋の島々への旅,そして未来のために私たちがやるべきことは──.いま初めて人生と創作のすべてを明かす.

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  • 線形計算の数理
    4.0
    線形計算とは行列に関する数値計算法であり,応用数理において重要な役割を果たす技術体系である.連立一次方程式と固有値問題という2つの話題を中心に数学的基礎を解説.同時にDM分解やマルチグリッド法の収束性解析,共役勾配法の原理など数学的に興味深いテーマを取り上げ詳説.線形計算の数学の魅力と真価を示す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 線形代数
    3.5
    1巻2,860円 (税込)
    理工学では,たがいに関連のある数を縦横に並べた「行列」がひろく使われている.その中で最も簡単な場合であるベクトルからはじめて,親しみやすい連立1次方程式にハイライトをあてながら,行列・行列式・固有値といった重要な概念を徹底的にかみ砕いて解説.定評あるロングセラーの新装版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 戦国時代論
    4.0
    1巻5,500円 (税込)
    日本社会はいま歴史上戦国期いらいの大変動を経つつあるという.では,近代日本の出発点に位置づけられる戦国期とはどんな時代であったのか.民衆の台頭,国民国家の形成,民衆自身による強固な共同体としての村や町の成立,呪術的社会から合理的観念が支配する社会への移行など,転換期としての戦国社会の諸相を描き出す. ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 戦国大名と分国法
    4.2
    血で血を洗う戦国乱世、華々しく天下を目指した大名たち、のはずが!? 厄介な隣国、勝手な家臣、喧嘩に盗みに所有地争い、会議の席順や落とし物まで、この世はもめごとの種ばかり。新たな社会のルール作りに懸命に挑んだ大名たちを待ち受けていた運命とは──。悩める大名の素顔を語る、かくも雄弁な〈法〉の面白さ!

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  • 戦後憲法史と並走して 学問・大学・環海往還
    -
    1巻2,530円 (税込)
    近代立憲主義への洞察にもとづく鋭い問題提起によって,戦後憲法学の水準を高めてきた著者が,自らの歩んだ道を語る.大学の先輩・同僚,海外の研究者,異分野の友人・知人等々,これまで出会った人たちとの多彩な交流をふり返り,さらに「個人の析出」を基礎概念とする自らの理論の形成・発展過程と現在の到達点も明らかにする.

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  • 戦後史
    3.6
    1巻1,144円 (税込)
    1945年8月15日の敗戦から60年。戦後を否定的にとらえる論調や歴史意識が強まり、いま戦後最大の岐路に立っている。戦後とはいったい何だったのか。戦争とグローバルな視点を重視する貫戦史という方法を用い、アジアとの関係や戦争の記憶の問題に留意しながら、戦後60年の歴史を総括する。

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  • 戦後思想を考える
    4.6
    安保闘争の頃に生まれ、高度成長と共に育った若者たちに、どのように「戦後」を語ったらよいのか。敗戦の混乱と、民主化への高揚した気分をどう伝えるか。平和運動、民主教育運動、市民運動などに積極的に参加してきた著者が、自らの体験と重ね合せて戦後史をふり返り、新しい視角を提示しつつ、若者と連帯する方法を考える。

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  • 戦後政治史 第四版
    4.5
    的確かつ簡潔な叙述で定評のある通史に一〇年分を増補した最新版.民主党政権下で起きた東日本大震災から,安倍政権の復活と長期化,そしてコロナ危機に揺れる現在までの軌跡をたどる.それは,自民党「一強」と野党の弱体化が進み,政治的幻滅が拡大する時代であった.衆参両院の全選挙結果も収めた必携の一冊.

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  • 戦後政治の証言者たち オーラル・ヒストリーを往く
    -
    1巻3,410円 (税込)
    政治学の研究にオーラル・ヒストリーの手法を初めて導入した著者が,所蔵する膨大なインタビュー資料をもとに,日本政治の相貌を描く.岸信介はじめ,藤山愛一郎,福田赳夫といった政権中枢にいた者たち,あるいは岸の側近や政敵たちの証言を再現させて,「安保改定」等に彩られた戦後史の知られざる断面を明かす.

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  • 戦後日本公害史論
    5.0
    1巻9,680円 (税込)
    水俣病など四大公害事件を初めとして,海外の耳目を集める悲惨な公害問題は,高度成長期に各地でなぜ深刻化したのか.その一方で,その後の日本が公害規制先進国へと転じていったのはなぜか.本書は,戦後日本で最も深刻かつ複雑な社会問題の歴史的教訓を学際的に解明せんと挑んだ記念碑的労作であり,公害問題を学ぶ読者必携の書である.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 戦後日本の大衆文化史 1945~1980年
    3.0
    日本思想史の本を,何年にカントが初めて紹介され,紹介した人は誰だというふうに,書きたくないと思った-戦後日本の文化状況を,漫画,流行歌,テレビドラマなどに映し出される,庶民の生活様式や意識の基層にまでたちかえって把握した独自の思想史.『戦時期日本の精神史』に続く柔軟な視点からの日本思想史完結篇.

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  • 繊細すぎてしんどいあなたへ HSP相談室
    3.9
    「友だちの顔色がすっごく気になる」「匂いや音が気になる」等々・・・.これらの背景にあるのは,繊細すぎる性格です.本書では,こうした生きづらさを6つのタイプに分け,それぞれを紹介し,あわせて長所としていかに活かしていくかを具体的にアドバイスします.「繊細でよかった!」読後にそう思えてくる一冊です.

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  • 戦死やあわれ
    4.5
    戦死やあわれ…遠い国でひょんと死ぬるや….詩「骨のうたう」で,戦後を生きる多くの人の心を捉えた竹内浩三.23歳で戦死した彼は,映画監督を志し,友らとにぎやかに金を使い,失恋に滝つ瀬のごとく涙を流す,弱虫で淋しがりやの青年だった.子供の心のままに,素朴さとユーモアで青春を綴っていた彼は,軍隊でも手紙・日記を書き続けることで辛うじて呼吸した.その言葉を1冊に凝縮した新編集版.

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  • 戦時期日本の精神史 1931~1945年
    4.3
    カナダの大学で学生に向け語られた,広い視野からの現代日本思想史前篇.ファシズム支配下の日本知識人の軌跡を通して「転向」の事実と意味を問い直し,それが日本の精神史を貫く「文化の鎖国性」という特質と通底することを明らかにする.知識と思想のあり方に反省を迫る独自の日本文化論でもある.

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  • 先生!
    3.8
    「先生!」――〈この言葉から喚起されるエピソードを自由に書いてください〉。池上彰さんの呼びかけに、学校現場で教えている人、作家、医師、職人、タレントなど、各界で活躍の28名が応えた。いじめや暴力問題にゆれ、“上からの”教育制度改革が繰り返されているけれど、子どもと先生との関係は、かくも多様で、おもしろい!

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  • 先生が足りない
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    「授業ができる人がいない」「どれだけ探しても見つからない」「代わりがいないから休めない」……全国的に発生している教員不足は,すでに子どもたちや教育現場へ深刻な影響を及ぼしている.朝日新聞紙面上でこの問題を一〇年以上追い続けてきた記者が,厳しい実態と正規/非正規教員をめぐる教育制度の実情を書き下ろす.

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  • 先生も大変なんです いまどきの学校と教師のホンネ
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    近年、広く問題になっている学校の多忙化。日々教師の長時間労働などの状況が報じられていますが、教師本人は「どう忙しいのか」「実際どう感じているのか」などの本音は言いにくいもの。 そこで本書では実名・現役の公立学校教師が、今の学校の実情や、多くの先生たちの悩み・思いを、隠すことなく赤裸々に語ります。

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  • 戦争語彙集
    4.3
    「わたしの家も,この街も,置いていけばゴミになるの?」 「ゴミ」「星」「林檎」……戦争の体験は人が言葉に抱く意味を変えてしまった.ウクライナを代表する詩人が避難者の証言を聴き取り,77の単語と物語で構成した文芸ドキュメント.ロバート キャンベルが現地を訪ねて思索した手記とともに,自ら翻訳して紹介.

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  • 戦争体験と経営者
    4.5
    若くして戦場に赴き、戦後は経営者として活躍し、地位と名声を築いた人たち。その時の苛烈な「戦争体験」は、彼らのその後の生き方や企業観、経営手法に、どのような影響を与えたのか。企業取材歴40年のノンフィクション作家が、取材の過程で出会った経営者たちの肉声をふり返りながら考える。

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  • 戦争と罪責
    4.7
    戦争の時代,そして戦後を通じて,日本人は「悲しむ力」を失い続けてきた.戦地で残虐な行為を行った将校,軍医,憲兵…….彼らは個人としてどのように罪を意識し自らの行為と向き合ってきたのか.精神病理学者による丹念な聞き取りをもとに解明する.罪の意識を抑圧する文化のなかで豊かな感情を取り戻す道を探る.

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  • 戦争と平和 (一)
    3.7
    1~6巻1,254~1,364円 (税込)
    1805年夏、ペテルブルグ。英雄か恐怖の征服者か、ナポレオンの影迫るロシア上流社会の夜会に現れた外国帰りのピエール。モスクワでは伯爵家の少女ナターシャが平和を満喫。だが青年の親友や少女の兄等は戦争への序走に就いていた。愛・嫉妬・野心・虚栄・生死――破格のスケールと人間の洞察。世界文学不朽の名作! 新訳。

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  • 戦争と法 命と暮らしは守られるのか
    4.3
    世界で今も戦争が続くなか,日本でも有事の可能性が盛んに論じられている.もし日本が武力攻撃を受けた場合,平穏な日常はどうなるのか.緊急事態に国は私たちを守ってくれるのだろうか.命と暮らしを取り巻く法制度と,戦争がもたらしてきた被害をリアリズムに即して描き出し,今を生きる私たちの現実認識を鋭く問い直す.

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  • 戦争と報道 「八月ジャーナリズム」は終わらない
    4.8
    夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される.しかし著者はそれを1年中,20年間行ってきた名物記者.なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか,戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか.世界が不安定化する中,戦艦大和,シベリア抑留,硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える.

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  • 戦争の美術史
    NEW
    -
    戦場という,神なき終末世界を作ったのは人間に他ならない.画家の眼は戦争の真実をどのように捉えて表現に結びつけたのか.そしてそれらはなぜ私たちの心を打つのか.絵画,写真,彫刻,慰霊碑など200点超の戦争美術をカラー図版で紹介し,ゴヤやピカソ,フジタらによる名品の意味に迫る.戦争と美術の歴史を一望する.

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  • 戦争は,
    4.3
    戦争は,何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ.戦争は,物語を語れたこともない.--気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし,野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争.自らも独裁政権に抗した,ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で,戦争の残酷な本質を描く.今こそ読まれるべき,衝撃的な絵本.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 戦争ミュージアム 記憶の回路をつなぐ
    4.5
    日本が当事国であった戦争を知る世代が少なくなるなか,忘れてはならない記録と記憶の継承を志す場があり,人がいる.戦争の時代を生きた人間を描くノンフィクションを多数ものしてきた作家が,各地の平和のための博物館を訪ね,そこで触れた土地の歴史と人びとの語りを伝える.未来への祈りをこめた,今と地続きの過去への旅.

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  • 戦争論 上
    3.7
    ナポレオン一世により本質的な変貌をとげた戦争形態たる国民戦争を精密に分析して、近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学である。なお、戦史の理論的問題に正しい視点を提示し、戦争と政治・戦争の原型・戦争の本性を明らかにする。軍事専門家のみならず、エンゲルス、レーニンなどにも多くの影響を与えた。

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  • 戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ 作者レイ夫妻の長い旅
    4.0
    一九四〇年六月のある朝,H・A・レイとその妻マーガレットはドイツの軍隊が攻めてくる数時間前にパリを脱出した.それも自分で組み立てた自転車に乗って! わずかな荷物のなかにあったジョージの原画が絵本になるのは,翌年アメリカでのこと.ふたりの生い立ちや奇跡の逃避行を,日記や写真,イラストをまじえてたどる.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 戦争をよむ 70冊の小説案内
    4.3
    克明な心理描写をまじえて戦争と人間の真実に分け入る小説作品は、戦争のリアルを伝える大切な語り部だ。物語のなかに封じ込められた、戦時下を生きる人びとの細やかな感覚と日々の葛藤と苦しみ、そして悲しみ。記憶の風化とともに失われていく、かつての時代の手がかりを求めて、戦争の文学を再読する。

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  • 選択的夫婦別姓 これからの結婚のために考える,名前の問題
    4.3
    夫婦で姓を同じにすることが,当たり前だと思っていませんか? 女性が名前を変えるのが当たり前だという気持ちがありませんか? 実は,夫婦で姓の統一を強制されるのは,世界中で日本だけなのです. なぜ日本では,こうした古い制度が残っているのでしょうか? 今後の結婚における「名前」の問題,一緒に考えませんか?

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  • 戦慄の記録 インパール
    4.0
    三万人もの死者を出した作戦は,どのように立案・遂行されたのか.牟田口司令官の肉声,司令部の状況を詳細に伝える元少尉の日記,生き延びた兵士たちの証言などを通じて,太平洋戦争で最も無謀といわれる作戦の全貌に迫る.現在につながる日本社会の病理をえぐり出し大きな反響を呼んだ単行本,待望の文庫化.解説=大木毅

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  • 占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色
    4.5
    七〇年以上前,占領下の日本において,アメリカ人によって無数のカラー写真が撮影され,いま,それらが続々と世に出てきている.「敗者」を撮ったそれらには,当時の人々,日常,風景が,驚くほどあざやかな色とともに焼き付けられている.目を奪われてはならない.そこから何が分かるのか? 資料として活用するには?

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  • ゼロからの著作権 学校・社会・SNSの情報ルール
    4.3
    情報社会において誰もが知っておくべき著作権ルール.一方で,教育現場では特例措置により著作権が制限されるため,多くの生徒が正しい感覚を身につけないまま社会にでているというのが現状です.本書では,著作権の基本的な考え方に加え,学校と社会でのルールの違いを具体例にそってわかりやすく解説します.

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  • 全国学力テストはなぜ失敗したのか 学力調査を科学する
    3.5
    1巻2,090円 (税込)
    注目されるのは都道府県順位ばかり,テスト設計は中途半端,分析や活用も不十分,そもそも目的もブレブレ……莫大な予算をかけて,なぜこんなテストが行われているのか? 学力調査の専門家がその問題点と調査の考え方をわかりやすく解説するとともに,現状のテストを望ましい学力調査にするための道筋を提言.

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  • 禅と日本文化
    4.0
    禅は日本人の性格と文化にどのような影響をおよぼしているか。そもそも禅とは何か。本書は、著者が欧米人のためにおこなった講演をもとにして英文で著わされたものである。一九四○年翻訳刊行いらい今日まで、禅そのものへの比類なき入門書として、また日本の伝統文化理解への絶好の案内書として読みつがれている古典的名著。

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  • 総介護社会 介護保険から問い直す
    4.5
    誰もが介護に関係してくる日が、すぐそこに来ている。それを支えるには介護保険が不可欠だが、度重なる制度改正は利用者に何をもたらしたのだろうか。家族の変化、介護労働の現状など社会状況を述べながら、介護保険制度を最新のデータとともに丁寧にわかりやすく解説。全世代をみすえた制度のあり方を考える。

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  • 草原の制覇 大モンゴルまで
    4.0
    南の中原に拠る農耕王朝と北の草原に拠る遊牧王朝.生業を異にする二つの王朝は,千年にわたり対峙し,たがいに覇権を争った.五胡十六国の戦乱から大元ウルスの統一まで,騎馬軍団が疾駆し隊商が行き交う,広大なユーラシア東方を舞台に展開する興亡史.伝統的な中華史観の枠組みを超え,多様な民族が往来する多元世界の歴史を描きだす.

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  • 曾国藩 「英雄」と中国史
    3.8
    死者数千万人といわれる世界史上最悪の内戦,太平天国の乱を平定した文人にして軍人.稀代の名文家でアジテーター,その一方で,小心翼々とした謹直居士.地味でマジメな山出しの秀才が,激動する一九世紀世界で果たした画期的な役割と,身の丈を超えた「英雄」像が転変するメカニズムを描き,中国史の論理を剔抉する.

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  • 漱石紀行文集
    4.3
    漱石の満洲、ロンドン、京都を巡る紀行文「満韓ところどころ」「倫敦消息」「自転車日記」「京に着ける夕」をまとめる。漱石の人間、人事、自然を見詰める眼は的確であり、ユーモア溢れる溌剌とした文章で綴られている。近代日本の秀逸な紀行文となっている。小品5篇を併せて収載する。短文ながら文豪の素顔をよく伝えている佳品である。

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  • 漱石・子規往復書簡集
    4.4
    1巻1,034円 (税込)
    夏目漱石と正岡子規は、明治22年、高等中学校の同級生として出会い、寄席の趣味をとおして親しくなった。その友情は子規が明治35年、35歳で亡くなるまで終生変わることなく続いた。漱石が批評を求めて子規に送った俳句と子規の添削を含め、その間に交わされた手紙を年代順に収録した。(解説=粟津則雄)

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  • 漱石詩注
    4.0
    漢詩が、殊に簡潔で締まった句が好きだ、といっていた漱石は、みずからも折々に漢詩を書き、『明暗』執筆のなかばからの100日間は、それを日課とした。漢詩は小説と同じく漱石の思想の表現である、と評した中国文学者が、学生時代から死の直前までに作られたうち160首に丹念な注釈を加え、その思想遍歴の跡を描き出す。

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  • 漱石書簡集
    4.4
    漱石の手紙を読むとこの類まれな人物のあらゆる心の動きがその温もりとともに伝わって来るように感ずる。全集版におさめられた二二五六通の手紙から友人の正岡子規、妻の鏡子、弟子の寺田寅彦・小宮豊隆などに宛てた一五八通を選んで注解を付した。漱石を知るための基本資料であるばかりか、それ自身が見事な作品である。

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  • 漱石先生の手紙が教えてくれたこと
    3.0
    「あせってはいけません」「牛のように図図しく進んでいくのが大事」.漱石の書き残した,弟子を始めとする若い人々への手紙は,小説とは違った感慨を読む者に与える.綴られる励まし,ユーモア,人としての深さは,今を生きる人にとっても,温かなエールとなるだろう.示唆に富む手紙から文豪・漱石の新たな一面が見えてくる.

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  • 漱石追想
    -
    「先生は相手の心の純不純をかなり鋭く直覚する。そうして相手の心を細かい隅々に亘って感得する」(和辻哲郎)。同級生、留学仲間、同僚、教え子、文学者や編集者、禅僧に担当医に芸者、ともに暮らした使用人や家族まで――同じ時間を過ごした四九人が語る、記憶のなかの素顔の漱石。

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  • 漱石日記
    3.9
    漱石は明治三十二、三年から大正五年の死の年まで断続的に日記やメモを書き残しており、それは全集版で八百ページを超す大部のものである。そのうちからここにはイギリス留学の日記、修善寺大患時の日記、明治の終焉時の日記など、漱石の生涯の節目となった時期の日記七篇を収録。行文から人間漱石の内奥の声が響いてくる。

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  • 漱石俳句集
    4.0
    漱石は親友子規の感化で俳句をつくり生涯におよそ二六○○句を残している。明治二十八~三十二年はとりわけ熱心に作句にはげんだ時期で、子規はこの頃の漱石の俳句を評して意匠が斬新で句法もまた自在だといった。漱石の作品は俳句というこの簡便で小なるものの楽しみを多彩に示しているのである。八四八句を抄して脚註を付す。

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  • 漱石文芸論集
    4.3
    漱石の小説はおおかた読んでいるという人も、評論や講演となると十分目がとどきかねるのが実情ではあるまいか。本書は講演記録『文芸の哲学的基礎』『創作家の態度』などを主軸として、他に評論文・談話・初期の文章から文芸論にかかわる作品を選んで編成したもの。ここに尖鋭勁強な理論家としての漱石像がくっきりと浮かびあがる。

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  • 漱石文明論集
    4.5
    1巻1,012円 (税込)
    圧倒的な優位にたつ西洋文明を向うにまわし漱石は「自己本位」の立場を同時代のだれにもまして痛切に生きた。血のにじむようなその苦闘の跡を示す「現代日本の開化」「私の個人主義」など五篇の講演記録を中心に、かれの最も奥深いところから響いてくる肉声というべき日記・断片・書簡を抄録した。『漱石文芸論集』と対をなす。

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  • 漱石を読みなおす
    -
    19世紀末から20世紀初めの戦争が続く時代に,「個性」という絶対的差異を自覚し,孤独な闘いに生きた漱石.漱石の諸作品と生涯について,新たな視点からたどりなおす.通説とは違った漱石の「個人主義」の新しい読み方を切り開き,現代の視点からその魅力を鮮やかにくみあげた「再入門書」.文庫化に際し,最終章を大幅に改訂.

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  • 創造的な食育ワークショップ
    NEW
    -
    1巻1,980円 (税込)
    各地で食をテーマにした町おこしやブランド作りが盛んであり,「食育」がブームである.しかし,「食育」といっても何をどうやって行えばいいのか,具体的には難しいことも多い.著者自らが食育の実践として行っている「味覚のワークショップ」の計画立案から具体的な進行の仕方,テキストやワークシート作り,目的別の事例を紹介する.

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  • 相対性理論入門
    4.5
    アインシュタインの相対性理論によって物理学は新しい段階を迎えた。超マクロの宇宙の分野から超ミクロの素粒子の世界にいたるまで、この理論が果している役割はめざましいものがある。相対性理論の第一人者である著者が、この理論の完成までの経緯とその考え方を、厳密に、しかし誰にもわかるように解説したユニークな入門書。

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  • 相対論の意味
    -
    相対論の創始者アインシュタイン自らがおこなった講義をまとめた本.特殊相対論から一般相対論までを解説.付録は,重力を含めた場の理論の統一に挑戦し,死の直前まで改訂を重ねていたアインシュタイン本人の思考過程の記録である.この講義の翌年ノーベル賞を受賞した.一般相対論の発表100年を機に文庫化.(解説=江沢洋)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 蘇我氏の古代
    3.7
    大化改新前夜、クーデターによる暗殺をきっかけに「滅亡」したとされる蘇我氏。仏教導入をすすめ、推古天皇の信頼も厚く、「大臣」として政権を支えた蘇我馬子を筆頭に、ヤマト王権の紛れもない中心であった一族は、なぜ歴史から姿を消したのか? その後の藤原氏の台頭までを視野に、氏族からみた列島社会の変化を描く。

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  • ソクラテス
    3.6
    ソクラテスはなぜ毒杯を仰がねばならなかったか。この問いは、知を愛するとはどういうことか、人間はいかに生くべきかという問題につながっている。著者は、最新の研究にもとづき、ソクラテスの生活、その啓蒙思想、ダイモン、哲学を検討するとともに、アテナイの情報を明らかにすることにより、この問題に肉薄する。

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  • ソクラテスの弁明 クリトン
    4.3
    自己の所信を力強く表明する法廷のソクラテスを描いた『ソクラテスの弁明』。死刑の宣告を受けた後、国法を守って平静に死を迎えようとするソクラテスと、脱獄を勧める老友クリトンとの獄中の対話『クリトン』。ともにプラトン初期の作であるが、芸術的にも完璧に近い筆致をもって師ソクラテスの偉大な姿を我々に伝えている。

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  • 「育ち」をふりかえる 「生きてていい」,そう思える日はきっとくる
    -
    児童養護施設で長く暮らした著者が自らの生い立ちをふりかえる.親に愛された記憶を持たず,孤独と疎外感,深い絶望のなか,自分は何のために生きているのかと問い続けた日々….施設からの巣立ち,大学進学,当事者の居場所づくり…困難と向き合いながら生きる意味を模索し,ようやくたどり着いた「生きてていいんだ」.

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  • その世とこの世
    4.1
    いまここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人と,「この世」の地べたから世界を見つめるライターが,1年半にわたり詩と手紙を交わした.東京とブライトン,老いや介護,各々の暮らしを背景に,言葉のほとりで文字を探る.奥村門土(モンドくん)描きおろしイラストを加えての,三世代異種表現コラボレーション.

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  • 祖父の見た陸軍中野学校 一期生の資料は語る
    -
    全国から集った一期生たちの遺した未公開の講義録や日記,メモ等の一次資料から,学生選考の実際やカリキュラムの中身,学生の日常生活,卒業後の進路など,特異な学校の等身大の姿に迫る.設立当初の理念や期待された役割なども考察.戦況の悪化とともに大きく方向転換していく「前夜」,当事者たちの見た「夢」とは何だったのか?

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  • 空をとぶ小人たち
    4.2
    川をはさんで二つの〈模型の村〉――心やさしいポットさんの村と,見物客めあてのプラター氏の村――がありました.ようやくポットさんの村にたどりついた小人の一家は,楽しく暮らしたのもつかのま,プラター氏に誘拐されてしまいます.「小人の冒険シリーズ」4作目.

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  • 素粒子はおもしろい
    4.0
    物質を構成するもっとも小さい要素は何か? 古代ギリシアの原子論にはじまり、近現代の科学的探究により、さまざまな素粒子像が描かれてきた。そして科学者たちはついに、究極の基本粒子をとらえた。素粒子像はこれまでにどんな変遷をしてきたのか、最新像はどんなものか、2008年ノーベル物理学賞の著者が自在に語る。

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