精神と自然 生きた世界の認識論

精神と自然 生きた世界の認識論

私たちこの世の生き物すべてを,片やアメーバへ,片や統合失調症患者へ結びつけるパターンとは? 日常の思考の前提を問い直し,二重記述,論理階型,散乱選択といった道具立てによって,発生も進化も学習も病理も包み込むマインドの科学を探究したベイトソン(1904-80).そのエコロジカルな認識論の到達点を自ら語った入門書.

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精神と自然 生きた世界の認識論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全然分からなかった。サイバネティクス認識論、ベイトソンの進化論。最初から迷子になっていたけれど、相反する二つを結びつけようとしているのかなとぼんやり思った。論理階型を上がることはできないとしても学習しなさいと言われているようだ。一つ印象に残ったのは「宗教のためには一種の低脳さが必要条件だと思っていた

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    「生物が世界をどう認識するか」というテーマは、〝情報の流れ“に着目する。

    世界を、その情報の受け取り方とフィードバックの仕組みで理解しようする。

    情報は差異から生まれる!

    ベイトソンは「情報とは、差異を生む差異である」いうが、これはよく分からない。だが、言いたい事は何となく類比できる。例えば網

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    「誰もが学校で習うこと」に代表されるように専門的にならずに易しく説明するのが目的の本だったはずですが、読んでいくうちによく分からなくなってしまいました。いつか再読したいです。

    こういう本を一度読めば内容が理解できるような頭脳が有ればなぁと切に思いました。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    難しい用語を使わずに、多くの人にわかりやすいように書かれていると思う。
    生命のありようは、少数のルールに基づいて命令型プログラムのように記述されているわけではなく、多層的な関係性の連なりによって捉えられるべきものである。細分化してパーツを分析することだけではわからない、ということのようだ。福岡伸一み

    0
    2022年07月09日

    Posted by ブクログ

    精神も生物も物質もそれそのものを見るのでなく、比較したり繋がりに注目したりしないと性質は分からんものよ、ってことが色々書いてある。娘との対話パートでこの本自体もまたそうであることが明かされる。
    文章自体は平易だが、脱線が多く話を何処に持っていきたいのか分からないまま読み進めなくてはいけない箇所が長く

    0
    2025年04月20日

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