配信予定・最新刊

作品一覧

  • 新装版 思考のフロンティア 公共性
    NEW

    新装版 思考のフロンティア

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,870円 (税込)
    公共性とは,閉鎖性と同質性を求めない共同性,排除と同化に抗する連帯である.現在さまざまなかたちで提起されている「公共性」の理念は,異質な声に鎖され,他者を排除してはいないだろうか.開かれた公共性への可能性は,どこにあるのだろうか.互いの生を保障しあい,行為や発話を触発しあう民主的な公共性の理念を探る. ※本書は「シリーズ 思考のフロンティア」として刊行された同名書目を,新装版として再刊したものです.本文は原則として初刊時のものを踏襲しています.

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  • 政治と複数性 民主的な公共性にむけて

    政治と複数性 民主的な公共性にむけて

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    「余計者」を無視し,黙殺し,遠ざけようとする脱-実在化の暴力に抗し,それぞれの位置から語られる言葉に敬意を払い,一人ひとりの政治的存在者としての現われを相互に保障しあう.アーレントやハーバーマスの議論を踏まえ,排他的な同質性の政治を批判的に問い直す,内向きに閉じない社会統合の可能性を切り開く書.

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  • 入門 政治思想史

    入門 政治思想史

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,420円 (税込)
    歴史は政治を解き明かす。政治思想の歴史は政治的な企図、行動、そして発言のさまざまな意味を明らかにしてくれる。定評あるオックスフォード大学出版の「入門書シリーズ」の一冊。思想史の研究対象をカノン(正典)とされるテクストに限定せず、西洋(とくに欧米)中心の思想史研究を相対化し、男性中心の思想史から自覚的に離れることを説く。 目 次 謝辞 第1章 歴史と政治   第2章 定義と学問の正当性 第3章 政治思想史とマルクス主義 第4章 政治哲学者と政治思想史 第5章 ケンブリッジ学派 第6章 コゼレックと概念史 第7章 フーコーと統治性 第8章 包括性、道徳性、そして未来    参考文献  文献案内  索引 訳者解説
  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性

    偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性

    ビジネス・実用

    4.8
    1巻5,280円 (税込)
    人間の連帯は,真理の哲学的な探求によって可能となるものではない.他者への残酷さに対する感性を想像力によって拡張することで達成されるべき,目標なのだ.20世紀後半を代表する哲学者が,ありうべき社会はいかに構想されるかという課題に,永遠なる自由の実現というリベラル・ユートピアの可能性を提示する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 公共哲学入門 自由と複数性のある社会のために

    公共哲学入門 自由と複数性のある社会のために

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,870円 (税込)
    わかりあえない他者と生きる思考法 多様性よりも「複数性」を、そして何よりも人間の「平等な自由」を実現するために――。カントに始まり、功利主義、ロールズ、リバタリアニズムなど定番の要点をしっかり押さえたうえで、デモクラシーの価値を根底から問い直す。「今だけ・自分だけ」の発想を乗り越えて、政治的意思の違いを互いに解消することなく、共に生きていく視点を身につける「新しい教科書」! *電子書籍版には収録していない資料写真がございます。あらかじめご了承ください。
  • ジョン・ロールズ 社会正義の探究者

    ジョン・ロールズ 社会正義の探究者

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,155円 (税込)
    米国の政治哲学者ジョン・ロールズ(1921~2002)。1971年刊行の『正義論』において、独創的な概念を用いて構築した「公正な社会」の構想は、リベラリズムの理論的支柱となった。「平等な自由」を重視する思想はいかに形成されたか。太平洋戦線における従軍体験、広島への原爆投下の記憶がロールズに与えた影響とは。最新資料から81年の生涯を捉え直し、思想の全体像を解読。その課題や今日的意義にも迫る。
  • 平等ってなんだろう?

    平等ってなんだろう?

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,408円 (税込)
    「不平等な社会は、なぜ問題なの?」日常のモヤモヤした疑問から、日本と世界の格差問題まで、社会における「平等」の大切さを考える
  • 縮減社会の合意形成―人口減少時代の空間制御と自治―

    縮減社会の合意形成―人口減少時代の空間制御と自治―

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,156円 (税込)
    人口減少と経済縮小の時代を迎え、放置される空間が濫発する中で、社会的に適切な空間制御を果たすべく地域社会による合意形成が不可欠である。そのような縮減社会において、いかなる合意形成を模索すべきか。「合意形成研究会」における共同研究の成果をまとめた。

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  • 不平等を考える ──政治理論入門

    不平等を考える ──政治理論入門

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻946円 (税込)
    この二〇年あまり、多くの国で格差の拡大が進んだ。経済は停滞し、国家の再分配政策も機能していない。そうしたなか、所得の低下に苦しむ人々の不安や怒りが、政治を大きく動かし、社会の分断をさらに深めている。いま、この不平等の問題を克服するためにどう考えればいいのか。本書では、私たちが尊重すべき「平等な関係」とは何かを根底から問いなおし、そうした社会を可能にするための制度を構想する。カント、ロールズ、セン、ハーバーマスらの議論を糸口に、現代の最難問にいどむ、政治思想の新たな基本書。
  • 対論 憲法を/憲法から ラディカルに考える

    対論 憲法を/憲法から ラディカルに考える

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    憲法学、政治学、社会学、法哲学など気鋭の学者らが分野をこえて、国家・社会の根源的問題を多角的に徹底討論。「基調論考」をふまえた対論は、新たな思考プロセスや知見を含み、〈憲法を/憲法から〉考えるための多くの示唆を提供する。
  • 講座 人権論の再定位1 人権の再問

    講座 人権論の再定位

    ビジネス・実用

    -
    1~5巻3,300~3,630円 (税込)
    「人権」を根源的に問い直し、再構築へむけて編まれた『講座 人権論の再定位』第1巻。差別、障害、老い、病い、セクシュアリティ、貧困など、私たちが直面している諸問題と、これまで紡ぎだされてきた様々な思想に照らし合わせ、人権とは何かをあらためて問い直す。

ユーザーレビュー

  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性

    Posted by ブクログ

    哲学について無学だったと思い知らされました。

    無学なりに理解できた範囲で、いくつか心に響く部分があったのだけど(「終極の語彙」が改訂されたと感じられたのだけど)、たぶん哲学の語彙が身についてないせいで、いちいち言葉に詰まって文章にならない(汗)。

    もう一回読んでみます。

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    2026年09月27日
  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性

    Posted by ブクログ

    言葉の意味、人生の意味などについて考えていた時期があったが、文化や時代によって言葉のもつ意味は変わるし、明確に境界線を引けない曖昧語や誤解しやすい言葉もあることは理解していたけど、偶然性という表現でとらえることは初めて知った。そして、なるほどと納得できた。
    フロイトによる道徳主義とロマン主義の争点の終結という話で、両者を数ある適応形式の一つに過ぎないという考えが示されてスッキリした。
    ・個人の自発性や私的な完成に生きる人には、畏敬の念を示すが、未発達的と記述する
    ・その社会で普遍的に共有された責任を果たす、単に道徳的な人には、退屈するが、成熟した人と記述する
    では、道徳性をどう考えるかというと、共同体のメンバー、共通の言語の話し手としての私たち自身の声であると考えることができる場合にのみ維持できるものと考えるということだと理解した。そして道徳性を磨くのに、小説や演劇といった芸術が役立つと書かれていた。
    以前より、人が悲劇や悲惨な暴力描写などのある芸術を鑑賞するのはなぜか?と考えることがあり「ポジティブシンキングにならないために」という本を読んでいたのを思い出した。本書「偶然性・アイロニー・連帯」にあるように無意識的な人も意識している人もいるかもしれないが人々は道徳性を磨こうとして小説などで体験に触れているのかもしれない。

    後半の書物に関する批評は、先に取り上げられている書物を読んでみてから、また読むのが良さそう。

    0
    2026年09月16日
  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ローティ→肩甲骨のおののき

    以下松岡正剛引用
    リチャード・ローティの両親は戦前の共産党員だった。両親はいっときトロツキー(130夜)の秘書を匿ったことがあった。少年ローティはそういう両親が誇らしかった。その両親の影響らしいのだが、ローティは12歳のころには、「人間としての大事なことは、社会的不正義との闘いに自分をささげることである」という仄かな確信をもつようになった。
     しかし他方では、12歳のローティはニュージャージー北西部の山に自生する野生の蘭の美しさにとても惹かれていた。その途方もなく官能的な美しさには「うしろめたさ」を感じるほどだった。
     では、「トロツキーと野生の蘭」をともに抱くにはどうしたらいいのか

    ◯戦後の学問そのものの方向性に根差した独創的思考
    言語はゲームに過ぎないことを喝破したリトゲンシュタイン、アプリオリなんてないことを証明したゲーデル、相対性理論のさらにその先科学は人間のものの見方のひとつに過ぎないことこそがその優位性であることに気付かせる物理学、文化人類学の存在論的転回…
    コスモスからカオスへ
    を体現する「偶然性」の思考の源流がリチャード•ローティ。

    現代美術作家のワイド・ガイトンもおそらくローティーのコンセントを作品化している。コンテンジェンシームーブメント。

    偶然性に身を委ねる、とは何かの実践こそがローティ以降の哲学的試行錯誤となっているし、あらゆる分野でローティ的価値観を垣間見る。マイケル・サンデルの「すべては運である」。

    近代が目指した「社会が良くなれば人は幸せになれる」リベラリズムの理想が崩壊した後に巻き起こるトランプ現象を予言したローティ。法を守りさえすれば道を踏み外さずに済むと考える人はただ快楽と暴力が政治を左右する21世紀にただ立ち尽くすことしかできない。

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    2025年07月27日
  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性

    Posted by ブクログ

    リチャード・ローティ。
    本書を読み進める前の彼の印象は、近代以降の真理探究哲学を完全否定したアンチ哲学の哲学者、というか、会話をし続けることが哲学であるというスタンスでやりきったアメリカのおっちゃんというイメージでした。

    本書は、三部構成で、タイトルにあるように「偶然性」について、「アイロニー」について、「連帯」についてのパートで書かれていますが、正直なところ第一部「偶然性」から読み進めてサッパリなところも多く、納得したとしても、いざメモを取ろうとして、はて何と書き残せばいいやらとなってしまいました。

    さいわい併読した、『100分de名著「偶然性・アイロニー・連帯」』(朱喜哲さん)のお陰で本書の全体像とローティ哲学のエッセンスをくみ取ることはできました。

    ローティは、「リベラル・アイロニストのあり方」を本書で提示してみせたのですが、対比させている「形而上学者」や「真理」や「コモン・センス」については、とっても鋭く批判しているように感じました。

    それぞれにあたる哲学者への痛烈な批評もすごいのですが、取り上げている著述家がフロイトやハイデガー、プルーストやニーチェ、デリダ、ナボコフ、オーウェルといったメンツで、後半につれて文芸批評に斬り込んでいくところ、非常に面白かったです。

    個人的には、ナボコフ論での「カスビームの床屋」の提言がグッと来ました。われわれは感情教育で被害者に共感することは学んでいますが、残酷さに無自覚であるという点において、加害者もまたわれわれと同類であることを気づかせてくれる挿話です。

    ローティもいうように、「われわれ」を拡張していくことによって、会話を守り、連帯を生んでいくことが、いまの分断された世界や危険なポピュリズムに陥ることを防ぐ術であると納得しました。


    たまたま、朱喜哲さんを『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)で知っていたため、私の中で、「ネガティヴ・ケイパビリティ ー 朱喜哲 ー ローティ」とつながって思い読んでみた哲学者でしたが、予想通りの難しさと、魅力的な語りのローティに引き込まれる読書体験でした。


    本書とは違いますが、朱喜哲さんによると、ローティの「バザールとクラブ」の比喩が、(「世界と世間」みたいにみえるかもしれませんが、)本書のテーマの一つである「公私について」の重要なたとえとなっているそうなので調べていこうと思っています。

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    2025年05月04日
  • ジョン・ロールズ 社会正義の探究者

    Posted by ブクログ

    政治哲学。これまで何の違和感もない単語だったが、これを読むといかに座りの悪い組み合わせであるかがわかる。理想を突き詰める哲学と、現実社会においてある種の妥協を要請する政治。ただ政治も確固とした哲学を土台としたものでなければ安定性を欠いてしまう。ロールズはこの難しいバランスを哲学的な方法でバランスさせた。ただ、それも限界がある。運の平等性を追求していけば、やがて結果の平等につながり、共同体成員の承認が得られなくなる。最後は「まぁこれなら多少自分に不利でも納得できるかな」と言う感覚的な落とし所を探ることになる訳で、政治への哲学の受け入れは八分目くらいに留めておかないと、いつかおかしな方向に進んでしまう。ロールズのアイデアを突き詰めて行けば共産主義になるわけだが、理念を追い求めすぎると失敗する。逆に「今だけ、カネだけ、自分だけ」の功利主義(=自民党政治)もいつか限界が来る。いや、既に限界を超えているかも知れない。
    とにかく国政から地方自治体に至るまで、政治を生業にしている人はすべからく読んだ方が良い。

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    2025年01月24日

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