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Posted by ブクログ 2011年09月26日
読み応えのある本だった。私は子供の頃、教会に通ったこともあるし、近親者にキリスト教の信者もいる。信者ではないが、キリスト教は宗教として身近な存在であるであることは確かだ。クリスマスしかり。この本の中で、著者は「聖書」を「全て正しいことを書いてある本」として盲目的に受動的に読むのではなく、能動的に一つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月10日
聖書は読みにくい。
私は旧約聖書も新約聖書も頭から読もうとして、それぞれ出エジプトと使徒行伝で挫折しました。
別にキリスト教徒というわけではなく、文学理解の補助線として読んだので、何とか通読できた創世記や四福音書でさえ、かなり苦行だった覚えがあります。
本書の第一部では、学生アンケートをもとに聖書...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月24日
想像していた以上に良かった。
題名的に初心者向けに書いてある様に思ってしまうけれど、実際にはある程度聖書を読んで少なくとも聖書物語で筋が追える位でないとここに書かれている内容をしっかりと理解するには難しいと思う。
この本を読みながら思いを強くした。是非とも「聖書を読まずに聖書に強くなる講座」を開...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月22日
ヨハネによる福音書、五・六章入れ替えた方が自然
>W・イーザーの「行為としての読書――美的作用の理論」(田収訳、岩波書店、一九八二年)が大変参考になる。これは文学作品を著者がそれに仕組んでいる戦略の側面からと同時に、その作品を初めから終りに向かって読んでいく読者の読み行為の側面からも分析する研究であ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月23日
聖書はなぜ読みにくいのか、という問いを立て、答えていく。
第一に単独で通読して理解できるように作っていない。預言書は複数のテキストを貼り合わせたものだから時代の違う記述が途中で混ざってくる。長いものを先に、短いものを後に配列しているので、文脈が異なる。
第二に、神を主語にして書いてあるから、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月21日
[ 内容 ]
聖書は信仰をもつ人だけが読むものなのか?本書は聖書を、広く人びとに開かれた書物として読むための入門書である。
特定の教派によらず、自主独立で読む。
聖書学者の著者が、自身の経験と思索をもとに提案する「わかる読み方」。
キリスト教に関心がある人はもちろん、西洋思想を学ぶ人にも格好の手引き...続きを読む
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