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すでに段階的引き下げが始まっている生活保護制度。生きるための最後の砦であるこの制度がこの秋、大きな岐路を迎えている。不正受給の報道やバッシングのなか、どのような事態が起ころうとしているのか。生々しい当事者の声を紹介するとともに現場の状況を報告、いま、何が問題なのか、その根源を問う。
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Posted by ブクログ
生活保護制度の基準の引き下げやバッシングに対する一つの答えを知ることができた。生命や生活に直結する制度なので安易に批判はできない。 今度は他の社会保障制度との比較、バランスがわかるような本を読みたい。
「もやい」の理事長で生活保護問題を現場で扱っている人の著書。生活保護問題を学ぶには適切な入門書。生活保護は人が人らしく生きる当たり前の権利を保障している制度。ただ私達自身もその制度へのスティグマから抜け切れてないことを自覚することと、この制度の改悪は社会保障制度全体への改悪の第一歩であることを理解し...続きを読むないといけないだろう。
不正受給やバッシング報道、年金額より生活保護費が多いのはおかしい等、ワンパターンの非難や保護費減額が吹き荒れる中で、人間の尊厳や生きる権利、制度の内容や受給の実態、生々しい当事者の声を紹介するとともに生活保護問題の本質に迫っている。
生活保護基準の引き下げ論調に流される世論に待ったをかける。 生活保護受給者の実態を伝え、安易な引き下げ論へ警報を鳴らす。
「生活保護を必要としている人や制度を利用している人の立場に寄り添うことをめざして執筆」されており、著者自身が触れているように、「中立的」な立場から書かれているわけではない。なので、ちょっと性善説に立ち過ぎではないかといった印象をどうしても受けてしまうが、「水際作戦」といった生活保護行政の違法な実態や...続きを読む、生活保護を利用している当事者の声を知ることができるという点で意義のある本だと思う。
生活保護基準の引き下げの問題点、「水際作戦」の問題、扶養義務強化の問題点などが詳しく書かれていた。役所や政府のやり方に物申す、といった感じだった。社会福祉士の資格の勉強中なので、この本に書かれているようなソーシャルアクションが参考になった。社会福祉士になれたら、専門性を生かして経済的社会的弱者に関わ...続きを読むり、社会の変化に立ち入りたいと強く思わせる内容だった。
この人が言いたいことは、わかったと思う。 けれども、やっぱり働けるのに働かず、生活保護で楽して生活している人たちは何とかしてほしい! と思うのです。 そして、そのように制度を変えてほしいと思うのは、そんなに悪いことでしょうか? 著者は、「生活保護に対して厳しい意見を持っている人は、自分がそうなった...続きを読む場合のことを考えないのではないか?」と言っていますが、私は自分自身がそうなってしまった場合、現物支給になったり、共同生活になってしまっても仕方ないと思うし、それが嫌だったら、どんなことをしても働くと思います。 「施設は窮屈だから自由に生きたい」とか言って、福祉施設から出て、路上生活をする人もいるようですが、どんだけワガママなの!? って思いますね。そんな人たちにも、働かずに暮らせるお金を渡すのって、やっぱりおかしいと思うのです。
確かにおっしゃるとおり・・・・。 理想はそうでしょう。 でも・・・・、財源はどうするんでしょう。 最低限の生活というのは、最低賃金の積み重ねなのでしょうか。 必ずしも「弱者の正義」でなくても、告発したい利用者はいるでしょう。 線引きをどこにするかという問題は相変わらず残るのではないでしょうか。
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