ポール・ヴァレリーの一覧

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作品一覧

2015/08/14更新

ユーザーレビュー

  • 精神の危機 他15篇
    「風立ちぬ、いざ生きめやも」により詩人として再注目を浴びているだろうヴァレリーだが、彼の主意はその言葉に対する洞察力やそれを操る能力、即ち知性にある。WW1後に執筆または講演された内容を集めたこの評論集で、ヴァレリーはこれまでヨーロッパこそ世界そのものであったが今は世界の一部となってしまった事実を指...続きを読む
  • 精神の危機 他15篇
     ポール・ヴァレリーの文章はなんとなく読みにくくて、細部で感心する部分はあっても、全体のメッセージが理解しにくいという印象があった。しかしこの本はとても面白かった。
     おおむね第一次大戦後あたりに書かれた文章なのだが、ヨーロッパ「近代」に凄まじい動揺が走った時代であり、社会の価値が急速に変貌していく...続きを読む
  • 精神の危機 他15篇
    二つの大戦をはさんだ20世紀の前半、激動といってよいヨーロッパにおける「知の巨人」による思索。そこに現れてくる諸相は、100年後の我々の問題意識と驚くほどつながりがある。一言で言ってしまえば近代化、今風に言い換えればグローバリゼーションなる暴力に対し、危機にさらされる精神について、その絶望的な現実と...続きを読む
  • 精神の危機 他15篇
    岩波文庫赤

    ヴァレリー 「 精神の危機 」


    精神をキーワードとした評論や講演の本。精神とは 第一次世界大戦後のヨーロッパ精神を意図している。対ドイツ、対アジアの脅威の中、ヨーロッパの没落を予見。没落の原因として 精神の衰退を上げている

    著者の歴史観には 納得する
    「人種主義は 弱さや恐怖の表...続きを読む
  • 精神の危機 他15篇
     ハムレットはつぶやく。「そして私は、ヨーロッパの知性であるこの私は、どうなるのか・・・・・・。そして平和とは何か。平和とは、恐らく、人間に自然な人間相互間の争いが、戦争がするように破壊によって翻訳される代わりに、創造によってあらわされるような状態をいうのであろう。創造的競争、生産能闘争の時だ。しか...続きを読む