作品一覧

  • タブーを破った外交官 田中均回顧録
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    1巻3,190円 (税込)
    日米安保「再定義」,韓国との歴史問題や日朝平壌宣言など,冷戦終結後の日本が直面した数々の外交案件に取り組んだ外交官はその時,何を考え,何をしたいと思ったのか.壁となって立ちはだかったものは何だったのか.プロフェッショナルが果たすべき役割とは何か.すべてを語り尽くした圧巻のオーラルヒストリー.

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  • トランプのアメリカ 内政と外交、そして世界
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    1巻2,970円 (税込)
    トランプ2.0の衝撃 大統領はアメリカと世界をどう変えようとしているのか 相互関税、対外援助の縮小、不法移民の取り締まり強化・・・ 大統領就任以来、世界に驚きと不安を与え続けるトランプ政権、その政権の現在を、内政、外交、社会など、あらゆる観点から気鋭の研究者が考察する。 >特設サイトはこちら→ https://www.utp.or.jp/special/AmericaUnderTrump/ (各章から引用した文章や関連書籍をご覧いただけます) 【主要目次】 はじめに 【特別掲載】第二次トランプ政権を考える(久保文明:防衛大学校校長・東京大学名誉教授) Ⅰ 内 政 1.抑制と均衡?(梅川 健) 2.分極化の時代の連邦議会(待鳥聡史:京都大学大学院法学研究科教授) 3.二〇二四年米大統領選挙(渡辺将人:慶應義塾大学総合政策学部教授) 4.労働者層をめぐる二大政党の変化(松井孝太:杏林大学総合政策学部准教授)  5.トランプ2・0における宗教と文化戦争(藤本龍児:帝京大学文学部教授) 6.アメリカの連邦制と外交(梅川葉菜:駒澤大学法学部准教授) Ⅱ アメリカにおける内政と外交の交錯 7.トランプ外交とは何か(佐橋 亮) 8.ガザ危機からみる二〇二四年アメリカ大統領選(三牧聖子:同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授) 9.国際主義の動揺とシンクタンクの変容(宮田智之:帝京大学法学部教授)  10.通商政策から見るトランプ第二政権の内政と外交の交錯(舟津奈緒子:公益財団法人日本国際問題研究所研究員) Ⅲ アメリカをみつめる世界 11.トランプ2・0と対峙する中国(山口信治:防衛省防衛研究所主任研究官) 12.北朝鮮の対外認識と米朝関係(倉田秀也:防衛大学校教授) 13.「アメリカ問題」に苦悩するヨーロッパ(合六 強:二松学舎大学国際政治経済学部准教授・政策研究大学院大学客員研究員) 14.ラテンアメリカにおける米中対立の展開(大澤 傑:愛知学院大学准教授) おわりに
  • 世界の岐路をよみとく基礎概念 比較政治学と国際政治学への誘い
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    1巻4,070円 (税込)
    国内政治と国際政治のあり方が大きく揺さぶられ,不安定化する現代世界.直面している諸問題を深く考察するのに欠かせない〈基礎概念〉について,比較政治学と国際政治学の双方から解説する.概念の定義,学説の展開,最先端の論点,政治学の方法論まで,じっくりと学びたい読者のための全十二章.ブックガイドつき.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • UP plusバイデンのアメリカ
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    1巻2,750円 (税込)
    トランプ前アメリカ大統領を僅差で破り、2021年1月に就任したバイデン大統領。就任2年目を迎え、バイデン政権は内政・外交ともになにを目指すのか? 超大国アメリカの実像を気鋭の研究者が読み解く、アメリカ研究の最前線。
  • プーチン暴走 世界の悪夢
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●ウクライナ戦争と国際秩序の将来 ゼレンスキーはチャーチルになれるか 細谷雄一 ●ロシアが仕掛ける 「ハイブリッド戦争」 廣瀬陽子 ●プーチン・ロシアでクーデターは起こるか? 「国家の中の国家」FSBによる浸透・統治とは 保坂三四郎 ●躊躇うアメリカ、窺う中国 「不信に支配された時代」に求められる自由主義の連帯 佐橋 亮
  • 台湾有事と中国包囲網
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●習近平体制が目指す覇権の道 米国か中国か、各国指導者が迫られる重い選択 呉国光/聞き手:竹内誠一郎 ●【防衛大臣インタビュー】 台湾海峡の安定を注視 中国の現状変更への試みは容認しない 岸 信夫 ●日本はいかに動くべきか? サイバー・ミサイル攻撃から始まる中台激突 門間理良 ●バイデン政権の中国戦略 「関与」から「競争」へ アメリカの方針転換 佐橋 亮 ●軍事、経済、人権からのアプローチ 英・仏・独・EU、対中姿勢の「本気度」 鶴岡路人 ●中露の利害はどこまで一致しているのか 強化される関係とアフガニスタン問題という宿痾 熊倉 潤 ●フィリピン、シンガポール、ベトナムの選択 東南アジア諸国の対中戦略と日本への新たな期待 高木佑輔 ●中国の対外強硬路線が変わらない理由 青山瑠妙
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界
    4.6
    1巻1,034円 (税込)
    「中国は唯一の競争相手」――バイデン米大統領がこう明言するように、近年、米中の角逐は激しさを増している。貿易戦争、科学技術開発競争、香港・台湾問題……。米国の対中姿勢は関与・支援から対立へとなぜ一変したのか。両国のリーダーが誰になろうとも、今後も対立が続き、緊張緩和はないのか。国交回復から現在まで、五〇年にわたる米中関係をたどり、分断が進む世界のなかで、日本のとるべき針路を考える。
  • 米中 砲弾なき全面戦争
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    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカと中国の対立が激化している。二大国の衝突は、表面化した貿易摩擦もさることながら、安全保障や化学技術など、国家の基盤と威信をかけた“全面戦争”へと移行していた――(『中央公論』2019年7月号特集の電子化) (目次より) ●対談 覇権に挑む中国、許さぬ米国 超大国の激突 最前線とその背景  川島真×佐橋亮 ●先進国を脅かす“ど根性”と先端技術 アメリカが神経尖らす「ファーウェイ問題」とは  高口康太 ●ワシントンの対中強硬姿勢の狙いと技術の安全保障化 抜き差しならない米中「技術覇権」競争  森聡
  • シャープパワーの脅威
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    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、欧米で話題になっている「シャープパワー」とは、中国・ロシアが展開する“対外世論操作プロジェクト”のこと。両国はこの力を使い、国際秩序の解体を狙っている――(目次より)鼎談「習・プーチンが狙う新たな国際秩序とは」(阿南友亮×佐橋亮×小泉悠)/シャープパワー提唱者特別寄稿(クリストファー・ウォーカー)/ロシアが展開する目に見えないハイブリッド戦争(保坂三四郎)/米連邦議員からの警鐘(マイケル・マッコール)/「一帯一路空間の孔子学院」(川島真)
  • 習近平の権謀
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    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 習近平は政権を盤石なものにできるのか? 中国によってアジア、そして世界のパワーバランスはどう変わるのかを徹底分析。 <内容> ●習近平は毛沢東になれるのか 宮本雄二 ●揺さぶられるアジアの秩序 佐橋 亮 ●対談 中国とインド――両雄並び立つ日はくるか 川島 真×堀本武功

ユーザーレビュー

  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米中対立
    アメリカの戦略転換と分断される世界
    著:佐橋 亮
    中公新書 2650

    なぜ、米中は今日のように対立するに至ったかを語る書

    常に思うことであるが、アメリカにとっての重荷とは、自国民の安全を保障するとともに、同盟国のそれをも担保しなければならないことである。

    始点は、1969年、中ソ国境紛争だ。
    アメリカは、万が一にも、中国がソ連に敗れるようであれば、微妙なバランスを保っている冷戦構造が大きく東側に傾き、アメリカが一気に不利になるのではないか、との恐怖からだった。

    そのため、1971年キッシンジャーが、1972年ニクソンが電撃的に訪中し、米中関係を早急に改善しようとした。いわゆる

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    2024年09月05日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米国が中国に対して信頼→関与→疑念→対立と変化していく様子を描いた本。冷戦下での支援に始まり、天安門や台湾海峡危機を経ても政治改革・市場改革・国際社会での責任の3つの期待を含む[経済成長による民主化論]が(産業界の後押しもあり)主流で懸念論は少なかった。オバマ政権でもG2案(マジで嫌い)を始めとした関与論者が多かったが、段々と強圧的な中国の姿や中国の国際社会での無責任さ、経済の急成長によって脅威論者が増えていった。個人的に見逃せないのが2015のAIIBだ。あそこで米国は主導権を握られる怖さを感じたのではないか。トランプ政権が大転換の要因。従来の産業界・専門家は中国擁護論が多かったが、政権の中

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    2022年03月23日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    ネタバレ

     1979年の米中国交正常化・鄧小平訪米から現在に至る米中関係を丹念に調べ上げた点で白眉の出来と思います。さらに、こうした事実を振り返り、米国側の対中意識の変化を論じた優れた著作です。
     
     1979年の米中国交正常化により、米国は中国の成長を支援する「関与政策」を立ち上げ、「しぶとく」支援を続けたとあります。これには、中国の経済成長による「三つの期待(政治改革、市場化改革、国際社会への貢献、への期待)」が米国側にあったためですが、その後、①「三つの期待」は習近平政権によって裏切られた、②中国経済がここまで成長するとは予想せず米国側が焦燥感を持った、ことから米国内での意識が変化。そのなかで、オ

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    2021年11月17日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    著者がテレ東オンラインに出ており興味を持った。
    学者らしく、感情論の中国本とは違い、読んだ後に長期的で冷静に国際関係を見れるようになった(気がする)

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    2021年10月28日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

    Posted by ブクログ

    米中関係50年史。
    タイトル「米中対立」だが、本書ではアメリカの対中政策の変遷を辿っている。特に、アメリカの対外政策に影響を及ぼす国内アクターについても、深く分析を加えている(第5章)。50年史ではあるが、オバマ政権以降の対中政策の記述が多く(オバマ政権期、トランプ政権期にそれぞれ一章を当てている)時事的な要素が強いことも否めない。
    新書でありながら、様々な識者・専門家の知見を明示的に参照しているのが印象てきだった。学徒としては、末尾の参考文献リストも貴重である。

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    2021年08月21日

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