佐橋亮のレビュー一覧

  • タブーを破った外交官 田中均回顧録

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    田中均という名の外交官については認識がなかったが、
    彼が係ったという外交問題、日米半導体交渉、日朝問題 拉致被害者、北方領土、
    竹島 慰安婦問題、、、これらは当然知っている。
    脚光を浴びるのは首相たち政治家。小泉、福田、安倍。
    半導体ではシェア20%をアメリカに約束した形となった渡辺美智雄、、
    これが結果的に日本の半導体産業を破壊したことになる。
    外交官、つまり官僚は政治家に知恵は吹き込んでも、決定権はない。

    私はかねて日本の官僚が日本をダメにした、と言ってきた。
    頭の固い古い、偏差値エリートが、世の中の流れを理解せず、日本を取り残したと。
    この本はオーラルヒストリー、田中氏の語りを三人の編

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    2026年03月31日
  • 2030 来たるべき世界

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    2030年、世界はどうなるんですかね。本書は主にエマニュエル・トッド氏がメインですが、心に残ったのは台湾のオードリータンさんですね。彼が台湾で行った政策、そのまま日本でできないもんですかね。

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    2026年03月30日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米中対立
    アメリカの戦略転換と分断される世界
    著:佐橋 亮
    中公新書 2650

    なぜ、米中は今日のように対立するに至ったかを語る書

    常に思うことであるが、アメリカにとっての重荷とは、自国民の安全を保障するとともに、同盟国のそれをも担保しなければならないことである。

    始点は、1969年、中ソ国境紛争だ。
    アメリカは、万が一にも、中国がソ連に敗れるようであれば、微妙なバランスを保っている冷戦構造が大きく東側に傾き、アメリカが一気に不利になるのではないか、との恐怖からだった。

    そのため、1971年キッシンジャーが、1972年ニクソンが電撃的に訪中し、米中関係を早急に改善しようとした。いわゆる

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    2024年09月05日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米国が中国に対して信頼→関与→疑念→対立と変化していく様子を描いた本。冷戦下での支援に始まり、天安門や台湾海峡危機を経ても政治改革・市場改革・国際社会での責任の3つの期待を含む[経済成長による民主化論]が(産業界の後押しもあり)主流で懸念論は少なかった。オバマ政権でもG2案(マジで嫌い)を始めとした関与論者が多かったが、段々と強圧的な中国の姿や中国の国際社会での無責任さ、経済の急成長によって脅威論者が増えていった。個人的に見逃せないのが2015のAIIBだ。あそこで米国は主導権を握られる怖さを感じたのではないか。トランプ政権が大転換の要因。従来の産業界・専門家は中国擁護論が多かったが、政権の中

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    2022年03月23日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    ネタバレ

     1979年の米中国交正常化・鄧小平訪米から現在に至る米中関係を丹念に調べ上げた点で白眉の出来と思います。さらに、こうした事実を振り返り、米国側の対中意識の変化を論じた優れた著作です。
     
     1979年の米中国交正常化により、米国は中国の成長を支援する「関与政策」を立ち上げ、「しぶとく」支援を続けたとあります。これには、中国の経済成長による「三つの期待(政治改革、市場化改革、国際社会への貢献、への期待)」が米国側にあったためですが、その後、①「三つの期待」は習近平政権によって裏切られた、②中国経済がここまで成長するとは予想せず米国側が焦燥感を持った、ことから米国内での意識が変化。そのなかで、オ

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    2021年11月17日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    著者がテレ東オンラインに出ており興味を持った。
    学者らしく、感情論の中国本とは違い、読んだ後に長期的で冷静に国際関係を見れるようになった(気がする)

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    2021年10月28日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米中関係50年史。
    タイトル「米中対立」だが、本書ではアメリカの対中政策の変遷を辿っている。特に、アメリカの対外政策に影響を及ぼす国内アクターについても、深く分析を加えている(第5章)。50年史ではあるが、オバマ政権以降の対中政策の記述が多く(オバマ政権期、トランプ政権期にそれぞれ一章を当てている)時事的な要素が強いことも否めない。
    新書でありながら、様々な識者・専門家の知見を明示的に参照しているのが印象てきだった。学徒としては、末尾の参考文献リストも貴重である。

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    2021年08月21日
  • 2030 来たるべき世界

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    2026年17冊目。満足度★★★★☆

    マニュエル・トッド他の論客へのインタビュー・講演・パネル討論などをベースとした書籍

    新書フォーマットながら、読み応えあった

    米国という庇護者が「敗北」しつつある以上、日本が事実するためには「核保有」しか選択肢がないとのトッドの指摘が重たい

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    2026年04月10日
  • 2030 来たるべき世界

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    全般的に難しいですが、所々に興味深い示唆やコメントが含まれていますね。
    特にトッド氏は米国の凋落をずっと論じていますが、その現実を直視できない日本はどうするべきかという話。核武装は極端な例ですが、米国にきちんとノーと言うべき、逆に中国と上手くやるべきといった方向性は今の高市内閣とは真逆ですが、その根幹は米国はずっと偉大な国だという妄信が日本人にはあるんだというのはなるほどなぁという感じです。依存ではなく、自分で考えて自分の足で歩む必要がありますよと。

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    2026年04月07日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    ネタバレ

    関与と支援
    不確かなものへの恐怖
    高まる違和感
    関与政策の否定
    アメリカの中の中国
    今後の展望
    アメリカが中国に長年根拠の薄い期待を持ち続けたこと、近年急に不信や追いつかれる恐怖に支配された事は確かで、その背景はかなり独りよがりだ

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    2023年09月23日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米中国交正常化への過程を博士論文で扱った著者がその続編となるような本をということで、まだ現在進行形で史料は乏しいながらも同時代のアメリカの記事や論考をもとに、アメリカの対中政策の変化を書いている。
    冷戦期に対立から対ソの観点から米中は接近する。これ以降、アメリカには政治改革、市場化改革を進め既存の国際秩序に貢献するという3つの期待があった。90年代以降に台湾問題や技術流出等を巡って警戒感は強まりつつも、関与指示派が多数を占めていた。しかし、オバマ政権で中国の脅威が認識され、緩やかに戦略転換が始まる。トランプ政権では3つの期待への失望から関与政策が見直された。
    アメリカの対中政策の見直しはかなり

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    2023年09月01日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    米中対立というよりも、アメリカからみて中国に対する政治方針が行ったり来たりを説明している。中国についての対米政策は資料がないので、仕方がない。

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    2022年06月22日
  • 米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界

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    SNSでの話題を見て、ようやく入手しざっと一読。
    米中関係について協力関係から対立構造へと移っていく米国の様子が明瞭に記されている。
    文章構造も整然(序章/終章、各章の問/小括)としていて一読して把握しやすかったが、個別具体的な記述も濃厚だったように感じた。機会を見つけて再読したい。

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    2022年02月24日
  • 2030 来たるべき世界

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    売れ筋、新刊という事手にしました。トッド氏の見解の基本は「西洋の敗北」、即ち崩壊後のソ連、大戦後の中国が実力をつけてきた一方で、世界の警察を自負していた米国が国内から自己崩壊してきたというもの。大国に挟まれた、経済大国の日本の立ち位置が問われ、ややもすると現内閣の右傾化が揶揄される中、米国、中国、ロシアに対しても「ノーと言える」国であって欲しい。
    全般的に難しい内容でした!AIによる要約もよくわかりません。どなたか要すれば何が言いたいのか教えて欲しいです!

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    2026年04月06日
  • 2030 来たるべき世界

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    知の巨人達から見た世界。
    イラン戦争が本格化している2026年3月。
    冷静な目で世界を見続けるヒントが多く散りばめられていた。

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    2026年03月17日