小野善康の作品一覧

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作品一覧

2022/02/21更新

ユーザーレビュー

  • 資本主義の方程式 経済停滞と格差拡大の謎を解く
    方程式をもとになぜ日本が長期のデフレ状況になっているかを説明している。
    キーワードは資産選好。生産能力が十分にあり、最低限の生活をするのであれば他の国に比べても相対的に低コストで賄えるようになった日本。まさに成熟経済であるが、今日のマクロ経済学(ケインズ経済学)は供給に対して需要が見込まれる前提で理...続きを読む
  • 資本主義の方程式 経済停滞と格差拡大の謎を解く
    この本の中で紹介されている経済学は、従来の経済学とは違い、資産選好という概念を中心にしています。
    これは、預金や債券や株式や投資信託などの金融資産を保有すること自体に快感を感じることです。
    この資産選好が強過ぎると、今の日本のように経済がうまく回らなくなるということだそうです。
  • 資本主義の方程式 経済停滞と格差拡大の謎を解く
    旧来の「成長経済」を説明する経済理論ではなく、現在の先進国における「成熟経済」を説明する経済理論が必要である、という話。

    人々が所得を「現在の消費」と「将来の消費=貯蓄」に振り分けるというのが伝統的な経済理論であるが、成熟経済における貯蓄には
    「資産が増えるからカネをたくさん持っているという満足感...続きを読む
  • 資本主義の方程式 経済停滞と格差拡大の謎を解く
    成長経済と成熟経済の違いがよく分かった。成長経済を前提とした昔の経済理論は現代の日本には適用できないという点は納得できる。
    4章までは分かりやすかったが、5章の国際競争の話は納得がいかない。今の円安は説明できないのではないか。
    6章の政策提言はやや中途半端に感じる。正解がないのだろうが、
    ・再分配政...続きを読む
  • 金融緩和の罠
    河野龍太郎さんのインタビューを新聞で読んで、この方の本を読んでみたいと思い、この本に辿り着く。

    この本は、萱野稔人(津田塾大教授)が、安倍政権で推し進める金融緩和に反対意見を主張する3名、藻谷浩介氏(日本総研主席研究員)・河野龍太郎(BNPパリバ経済調査本部長)・小野喜康(阪大教授)とそれぞれ対談...続きを読む

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