小島なおの作品一覧
「小島なお」の「乱反射」「現代短歌パスポート」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小島なお」の「乱反射」「現代短歌パスポート」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
中学生が自分の可能性を広げていくためのジュニアスタシリーズの一つ
小島なおさんと千葉聡さんが部活の顧問に扮して、短歌の紹介と人生を語るリレーエッセイのような構成。
途中、短歌クイズや基本ルール、歌会の話などあり、入門者でも楽しめる工夫がされている。
小島さんもおじいちゃん猫を飼っているそうです。
イラストで登場しますよ。
『短歌はメッセージ』
『奈良時代の万葉集のころから、平安時代はラブレターとして流行』
『人の想いがギュッとつまった短歌』
『歌壇欄に載ることは、私のひみつが私を知らないたくさんの人のひみつになるような感覚』
『たった三十一文字しかないのに、短歌は多くのことを残しておける詩』
Posted by ブクログ
千葉聡さんと小島なおさんがタッグを組んだ、若い人に向けて短歌のメッセージ。単なる短歌の入門書ではなく、むしろ生き抜くことへの励ましをつづる。特に小島さんが短歌との出会いを書いた第一章が印象的だ。短歌を通して、暗くてもいいんだ、ありのままでいいんだ、と感じたという。やがて「はるかなる遊牧民のはるかなる歴史を思う人は孤独なり」「講堂で賛美歌うたう友達のピアスの穴を後ろから見る」「こころとは脳の内部にあるという倫理の先生の目の奥の空」などの歌が生まれた。そして千葉さんもエールを送る、「フォルテとは遠く離れてゆく友に「またね」と叫ぶくらいの強さ」。
Posted by ブクログ
短歌の入門書ですね。
中高生向けの短歌へのいざないです。
短歌を通して、自分の気持ちを表現する事によって、新たな発見を得られたりで、気持ちを楽にできると、推薦されています。二人の歌人が案内役。
小島なおさん(1986年、東京生まれ)歌人。
千葉聡さん(1968年、神奈川県生まれ)歌人、高校教師。
中高生に寄り添った、悩みの解決法なども語りながら、短歌を紹介されています。
学校は直角の場所
ゆうぐれにテストひとたば持ちてあゆみく
吉川宏志『鳥の見しもの』
昼休み友だちがくれた
ポッキーを噛み砕いてはのみこんでいく
加藤千恵『ハッピーアイスクリー